このタイトル
「ギャング・オブ・ニューヨーク」と
めっちゃ紛らわしくないすか。ワシだけ?(笑)
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」69点★★★☆
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1987年。
野心家の青年ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は
22歳でウォール街の大手証券会社に就職する。
風変わりな上司マーク(マシュー・マコノヒー)に
「株屋のハウツー」を教わり、
さあ株式ブローカーとして出発!と思ったその日、
ブラック・マンデーで会社が倒産してしまう。
しかし諦めない彼は
株式素人のドニー(ジョナ・ヒル)を巻き込み
ガレージから自分の証券会社をスタートさせるが――?!
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1980年代~90年代に
貯金ゼロから年収49億円にのし上がった
株式ブローカーの実話を基にしたお話。
スコセッシ監督×ディカプリオコンビの実話系は
長い、セリフ多い、どうもイマイチ…という印象があった。
でも本作は、意外に裏切られました。
なんといっても
かなり本気で弾けてるから!(笑)
壮大なおバカ乱痴気パーティを、
「もう勢いでやっちまえ!」というノリが中途半端でなく、
笑える要素も含めて、強烈な印象が残る。
どちらかといえば
ジョナ・ヒルの得意分野的な世界に、巨匠とディカプリオが乱入!
あらら、スケールでかくなったよ!みたいな(笑)
ガレージからスタートした株屋、という実話自体のおもしろみもあり、
単なるマネーゲームやサクセスものとは
ひと味違いました。
ただ、カリスマ社長ディカプリオの独演会が長かったり
怒鳴り芝居にも、ドラッグでレロレロ~な描写にも
ちょっと飽きちゃったりで
2時間59分は、やっぱり長いけどね(笑)
学んだことは
マコノヒー兄いによる
「顧客に得をさせず、自分が得をする」株のハウツー講義や
「何の変哲もないペンを
どうやって相手に売りつけるか?」のビジネス基本、
そして
酒やドラッグはやめても
金操作のスリルだけはやめられないという、恐ろしい中毒性でした。
★1/31(金)から全国で公開。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」公式サイト
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