25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

手のひらに乗るドローン

2018年08月19日 | 社会・経済・政治
 手のひら乗るドローンがAIとなって、顔の識別をして確実殺す。ドローンが自動運転するのだ。飛行機の中から大量のドローンが蜘蛛の子を散らすように飛び出してきて目標物のいる建物を破壊して穴開け、そこから侵入して目標物を殺す。アメリカではこんな技術が開発されている。戦いの民族なら考えそうなことだ。
 キリスト教徒の多いアメリカは原爆まで作って、それが使えないなると、使える武器を作る。殺す側は機械、殺されるは人間。銃の次武器になり、一般人が殺人に使う凶器にもなる。

 今日の朝日新聞ではあと二年で空飛ぶ車が実用化されると載っていた。
 もうひとつ最近知ったこと。男性の染色体Yにはオスと決めるSRYという遺伝子がついているらしいが、染色体の長さ女性の染色体Y長さ半分ほどになっているということだった。このままでいくと男性は滅びるらしいが、SRYを別のところでオスを作るよう変異するのかも知れない。
 またどうやら性というにはオスとメスけの二元論ではなく、メスからグラデーションのようにんsっている。対極がオスである。染色体からみた場合メスに限りなく近いオス、メスとオスの中間くらいのオスといふうに性は多様なのである。

 700万年前に誕生した人類が約四百万年かけて石器を作ること知った。人類がわれわれホモ・サピエンスだけになったのは5万年前のことだ。言語を使い、様々な道具を作った人間は他の人間の集団を襲い、略奪する知恵も持った。強い者が権力を握るようにもなった。他方個人の自由、平等、平和の希求も考えるようになった。オスの染色体も短くなった。
 で、ドローン。これをどうするか。ホモ・サピエンスは絶滅した他の人類のように長く存在できるのだろうか。
 政治家は未来を見ないから、どうなることぞ。