25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

論議のない日本社会

2018年08月22日 | 社会・経済・政治
 今日は空に晴れ間が見える。蒸し暑い。明日から台風20号による大雨が2日に渡って降るという。四国に上陸したら東側は風も強いというので、風も心配している。大雨は実家のそばの溝というか小さな川が氾濫しないか、風が吹けば金魚の水槽が飛ばされないか気にかけてもいる。
 テレビの報道番組は、甲子園と台風情報が主であったが、自民党の総裁選も紹介するようになった。予想するに誰がなろうと、大変にご苦労な政権運営となるだろう。特に財政政策である。

 そんな中、文部科学省からの助成を受けて、理研と富士通が「京」より100倍速いスパコンの開発に成功した。災害の予測、創薬、宇宙の成り立ちなどに役立つという。またこれ一般向けコンピューター用の高性能CPUにも応用できるという。

 ITが進化していくなかで、既得権益を打破できない日本社会はどうなっていくのだろうと思う。タクシーの相乗りなど許せばいい思うし、そもそも白タクも認可し、免許返上の、環境を整えることが必要だ。どこでも乗れて、どこでも降りられるミニバスなども認可すればよい。

 アメリカの、ウーバーが空飛ぶ車を市街地と空港を結び、相乗りで人を運ぶ構想で、2023年の開始の予定である。これも既得権益団体との戦いになる。
 中国のチューブトレインは時速1000キロと聞いた。おそらく今後10年で世界は様変わりするのだろう。この様変わりに日本はどう対応していくのか、政治家から聞いたことがない。自衛隊を明記する憲法改正につき進んでいてよいのか、とも思う。

 知らぬ間に介護保険料が上がっている。輸出企業のみを支援する政府の政策で、実質賃金は上がらない。日銀が株を買い、年金機構も株を買い、株を下げられない状況となっている。
 このような論議もない現在の日本である。