体重が増えていく傾向にあり、これは食べすぎ、飲みすぎだとわかるのだが、これは血管を硬くし、血液をつねにドロドロにし、血圧を上げ、肝臓を傷め、腎臓を弱らせ、骨や関節、筋肉に負担をかけ、となにもよいことはない。計るだけダイエットは有効であるが、ぼくのようなものはそのくらいの方法では甘いと思うようになった。アルコールである。アルコールの分解に肝臓が疲れているのはわかるし、夕方の5時からは絶えず、脱水状態だということもわかる。すると当然、血液、血管に支障がくる。またアルコールはカロリーも高いため、糖分が脂肪に替わり、脂肪肝になり、中性脂肪になる、だろうと考え、一昨日は6時頃350ml缶の発泡酒を2缶飲んだ。(ノンアルコールビールもそうだが、発泡酒もずっと美味しくなっていることに最近驚いている)
すると、睡眠の質が違ったと実感した。それで気をよくして翌日も2缶にしたが、米倉涼子と黒木華の「疑惑」がとても面白かったので、途中もう1缶飲んでしまった。それでもまだ10時頃のことである。
2缶と3缶とでは微妙に睡眠の質が違った。やはり1缶は余分だと思った。あるいは、1缶余分に飲めばコップ2杯ほどの水を飲めばいいかな、と思った。そして寝る前には尿は出し切っておく。
眠るまでに十分読書もできる。それに読んだことも覚えてもいる。
昨夜などはロシアが2020年までに食糧自給率を100%にすると、国家プロジェクトで、有機野菜に取り組んでいるらしい。ところが種子の購入にアメリカに5兆円ほども払っているらしく、それを止めるため、独自に自然な方法で交配を重ね、遺伝子組み換えを否定し、新鮮でおいしく、安全な野菜や穀物を自給し、余れば輸出するということだ。ロシアの大地は広く、人口は少ないのだから、可能なのだろう。
ちょうど3日前に朝日新聞の一面広告欄に「ネオエイジング」という本が出たことを知り、すぐにアマゾンで注文した。今手元にある。12兆の細胞を覚醒させる若がえり先端医学の紹介本である。リチャード・フランシス・ウォーカーというアメリカの成長ホルモン研究者の一人である。この「若返り」の科学がどこまで進んでいるのか、かねてから知りたいと思っていた。
酒を控えたことで、読書の時間が増えた。頭もすっきりしている。
体重はどう変わるだろう。