25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

貴乃花解説者

2019年03月12日 | テレビ
  下肢のこわばりと痛みがとれてきた。まだ本調子ではないが普通に歩くことができている。ちょっと力んだり、階段をかけ上ったりすることはできそうもない。たぶん、これからそういうことはできないのだろう。別に階段を走らなくても、道を急ぎ足で歩かなくてもいいのだから、年相応にやれ、ということなのだろう。
 座って養生していたので、大相撲を楽しみに観ている。

 貴景勝、阿武咲が快調である。豪栄道も今場所は強そうである。白鵬も調子がよさそうだ。このまま貴景勝が突進していくような勢いである。まん丸の玉がぶつかってきたら、さすがに横綱でも受け止められないのではないかと思う。これほどに分厚く丸い力士はいない。豊ノ島より丸っこく、ぶつかりの角度、膝の曲がりも、崩れない。
 このくらいの背丈と突き押しだけでは横綱は無理ではないかと思っていたが、こういう横綱も可能性があるのではないか、と思いつつある。
 残念なのは栃ノ心だ。カド番、怪我が治っていない。右上手が取れない。
 ところで痛快でダンディーな解説者の北の富士が年老いてきた。失礼ながら解説ミスもあり、記憶力もあやしくなってきた。心臓の手術もした。横綱経験者の貴乃花も以前時々解説をしていた。貴乃花も一回、二回と解説してもらいたいものだ。辛口の解説文をしていたと記憶している。NHKが相撲協会と貴乃花の間をとって、仲直りさせようとしているというネットニュースが流れてきた。
 そうなれば楽しみではある。貴乃花ほどマスコミにいじられる人はいない。驚くほど、小さい頃から騒がれ、マスコミの格好の餌になった。しかし稽古に精進し、強い横綱になった。マスコミが騒ぐ分、応援者も増えたように思う。
 まさに貴乃花は、オシャレもして解説者の椅子に座って、厳しい解説をしてほしい。どうなるのだろう。