25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

京都こってり鶏白湯ラーメン

2019年03月24日 | 日記
 影響されやすいものだ。日清食品の新シリーズ「麺NIPPON」の「八王子ラーメン」が旨く、ネットでみていると、これが星四つである。ええっ? と思い同じシリーズの「京都こってり鶏白湯」を見ると五ツ星である。五ツ星。これは食わんとあかん、と思い、今日は大相撲の千秋楽もあることから、朝のうちに新宮の佐野に向かった。ここなら「新シリーズ」もあるだろうと思ってのことだ。昼前に到着し、さっそくスーパーのカップ麺のコーナーに行く。すると「八王子」「博多」「札幌」の三つがあるのだが、「横浜家系」「尾道」「京都」が棚にない。そこでがっかりしていたら、スーパーのスタッフがそばにいた。「なんで京都こってり鶏白人湯がないいん?」と訊くと、そういう新シリーズは知らなかったらしく、あわてていたが、すぐに「ちょっと聞いてきます。お待ちください」と言うなり走って行ってしまった。
 言ってみるものである。「京都こってり鶏白湯」は通常の棚ではなく、もっと目立つところのカップ麺の特別コーナーにあった。嬉しかった。来た甲斐があった。でもなぜ、スーパーのスタッフは通常の棚にも置いておかないのか不思議だった。まあ、いっぱい商品があることだから、一つ一つの商品にまで注意は及ばないことだろう。
 尾鷲、熊野、新宮あたりのスーパーをみる限り、カップ麺の世界は熾烈を極めているように思える。日清に対してどうとうレベルのものを安く仕掛けているようである。値下げ競争に入ったところは負けるという歴史の法則があるから、チキンラーメンの値段層から中間値の「麺職人」を持ち「ラ王」「行列のできるラーメン屋」をもつ日清の層の厚さには感心しまくるばかりである。

 さて、大相撲。栃ノ心は残念だった。怪我で幕下まで落ち、また這い上がってきた力士である。来場所大関に戻ることを望む。
 佐野の書店では新書売上一位の「日本軍兵士」(吉田裕著 中公新書)を買った。アジア・太平洋戦争が兵士の視線で書かれているということで読む気になった。