今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

余った材料でリゾット

2016年09月21日 | 今日の料理
鳥の胸肉を茹でて、さいてムシャムシャ食べるのが好きなんだけれど(大体、塩かマヨかスイートチリソースで、下手すると味無しでも食べれてしまうぐらいで)、その時、ボイルした出し汁が余ると、捨てるのも勿体無いし、と普段、海南チキンライスか、お好み焼きか、たこ焼きに使ってきたのだが、最近リゾットを覚えたので、選択肢の幅が増えた。

無洗米(毎回、無洗米だと高いから、今度普通の米でなんとか工夫して出来ないか少し試してみよっと)120g

出し汁450ml以上(足りなければ濃過ぎるだし汁を水で薄めても良いんじゃないか?って)

1回、大体の量を覚えておけば、目分量で多少分量が変わってもお菓子と違って作れてしまう。

今回は余っていたボイルした胸肉のチキンを裂いたモノと、エリンギを裂いたモノで食感の違いや楽しさを表す(タマネギは半分と、ワインの余りも無かったので無し、にんにくはあまり香りを出し過ぎなかった)。

(にんにくはタマネギを入れる前に取り出しておき)タマネギを適度に焦げないように炒め(焦げそうになったらスープか水を僅かに足して炒め煮で)、具を炒め、米が透き通るまで炒めたら(前回炒め過ぎたわ)、出し汁で炊いていく。
(余っているスープだから、どうせ冷蔵庫へ入れておいて冷たいだろうから、1回グッと加熱して軽く沸騰し始めたら、その後は弱火)
出し汁が鳥臭かったので、月桂樹の葉(ローレル)で風味に一気にキレを出してもらうことにした
15分ぐらいで米の硬さをみて、もういいかな~と思ったが、出し汁が余っていたので、もう5分近く煮た(これ以上は軟らかく出来ないな)。

火からおろして、バターを溶かし入れ繋げ、粉チーズをふって、塩・胡椒で味を整える。
塩加減は、冷めていく過程で米がスープを吸って濃くなっていくので、少しだけ足りないぐらいで。

少し時間が経っていく毎に美味しくなっていく。
最初、塩気が足りねーなーと、塩を足してしまうと、不思議と、2口目でフォークが止まる。

今回、具(裂いた鳥)が少し多過ぎたが、ほぼ簡単に作れるようになったようだ。
(昔は、「リゾット」なんて、超高級で時間がかかると思っていたのだが、パエリアと勘違いしていたようで、こんなに身近に感じる料理だったとは)

魚介トマト系でもないし、バターやチーズがのコクが無いと、アジアのお粥とか増水とかとの線引きが難しくなる。

非常に、満足出来る1品。

鳥の出し汁には、野菜系が良いようだ。





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