エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

木蓮の蕾

2014年03月01日 | ポエム
木蓮の午後。
産毛に包まれて、日差しを跳ね返している。
とっても・・・良い。

昨日は、ポカポカ陽気であった。



空には、暖気が溢れている。
そう思える雲であった。

こんな日は、この間から気になっていた木蓮の蕾を確認するしかない。







「木蓮の蕾の産毛孫の頬」







木蓮の蕾は、徐々に膨らんできている。
自然の摂理と、命の正しい循環に感謝したいのである。

だがしかし、我が故郷はまたぞろ南岸低気圧の影響で今夕から大雪になるかもしれないと云う。
温暖化は進んでいる。

それは哀しい。



空は、こんなに綺麗だと言うのにである。
雲は、人の夜の俗事など気にしてはいない。



木蓮は、抗ってくれているのだろうか。
そう思いたい。
思いたいし、限りなく連帯したい。



      荒 野人