お宅訪問

放課後、なんだかんだでみんな100均に買いたいものがあるということで、学校から離れた市街地まで車に乗って100均まで、集団買い出し。
買い出し後は、これまたみんなで100円ずつ出し合いお菓子を買ってお茶タイム。その会場に選ばれたのがYくんの家。まだ片付けきれてないところもあって少々落ち着かないYくん。
こうやってクラスメートの部屋を物色しに行くのも学生生活の楽しみですね。
さて次のターゲットは誰の部屋だろう？

（Yくんの部屋から見えた桜と満月）

鑿と鉋

大工ではありませんが、鑿と鉋は必須アイテム。素人ながらこれらの必須アイテムを手にすると、なんだか少しだけ職人になった錯覚を感じます。
しかしご覧の通り、学校から貸与された鑿は10種類程もあります。鉋も5種類程。それぞれに意味があるから存在している道具なのですが、なんだか難しそうです。とにかくこれを身体で覚えたいです。

午後からは、これら鑿鉋を研ぐための台作りを開始！初めての作業は、木材からの台の木取り。一本の木材から出来るだけたくさんの木取りができたほうが無駄がなくいいのですが、木には節があったり、ヒビがあったり。それらをうまく避けて考えなければいけません。
そして木取りができたら、鋸で切断。これがまたズレたりしてまっすぐ切れないうえに、やたら疲れるのです。

さて本日もT先生の罵声とも独り言ともとれる声が快調に響いていましたが、その中で本日一番心に留めておきたい言葉。それは「自分が動け」でした。
例えば、道具箱から工具ひとつ取るのも、道具箱を引きずって寄せて取るのではなく、自分から動いて取りに行くということ。きっとこれは何の作業にも共通して、億劫がったらいいものはきっと作れないのでしょう。
肝に命じて頑張ります！

道具箱

入校2日目。
本日もオリエンテーションが多かったですが、午後にはついに教室から作業場に移りました。技術を学ぶのですから教室で机にかじりついていてもしょうがないのです。
そしてまず各人に配られたものが道具箱。箱と言っても写真の通り長さ80センチくらいはあります。そして中には本日購入したり学校から貸与された工具類がごまんと入っています。果たしてこんなに多くの工具を使いこなすことが出来るようになるのでしょうか？心配です。

本日の特記事項は、「お弁当業者さんプレゼン大会」。これはお昼休みに会議室を使って実施されました。2社がプレゼンに参加されましたが、手持ち時間があまり許されていなかったのでしょうか、両社とも200円台後半の価格訴求からスタート！我々のクラスメートの間では、結局代金支払い方法のところがポイントとなり、毎月振込みという一社に対し、回数券購入方式のお弁当屋さんに軍配が上がりました。
私としては是非「お弁当屋さんとしての理念やコンセプト」も聞きたかったと思ったのは、前職のコンサル病でしょうか。
いずれにしても、会議室を埋めた生徒の参加ぶりは「弁当がいかに優先度の高い重要テーマであるか」ということを物語っていたと同時に、非常に平和な光景であるように私には思え、とても楽しむことができました。

教科書

これを学んでいきます。

学び舎

ここで勉強が始まる。

入校式

何度めの入学式だろう。それにしてもいいものだ。
桜咲く中、順番に並び、制服と教科書を購入し、割り当てられた席に着席し、式の開始を待つ。その間は初対面の者同士、微妙に牽制しながら無言で周囲を伺う。
「どんな奴がいるんだろう」、「女子は何人？」、「あいつは緊張してるな」とか。

そしていよいよ入校式。
フローリングの床の体育館は見上げれば、バスケットボールのリングが上がっている。壇上には校歌が掲げられ、その脇にはなぜか校旗まである。校長先生の挨拶、ご来賓の方々の祝辞はコンパクトにまとめてくださっていたのだろうか、昔あれほど退屈した時間はなかったのだが。
全員の名前が順次呼ばれ、「はい」と返事をしてその場に起立する。最後はどう決められたのかはわからないが、入校生代表が挨拶！
全てが何度か経験した懐かしい光景です。しかしこれほど身の引き締まる思いを持って臨んだ入学式はない。

今日の準備をしてくださった学校の先生方、このような機会を与えてくださったハローワークと国、今日ここに集いし仲間達、そして両親に「ありがとう」と言いたい。
今日この場にいることに、これから始まる訓練生活に心からの感謝で一杯です。

パキスタン旅行

3/20～4/3までパキスタンに行ってきました。
とってもフレンドリーなパキスタンの人々のエピソードも交えたご報告は順次投稿していきます。
お楽しみに！