エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

ロスジェネの逆襲

2012-08-26 17:20:21 | Weblog

 

さっき読み終えたのは

先年「下町ロケット」で大ヒットを飛ばした

池井戸潤の経済小説?

ロスジェネの逆襲だ

タイトルだけ見てこれは面白いかも?と

買ったものだ

しかし

銀行業務やら証券業界の事は

全く知らない別世界の話で

最初は少し戸惑った

読み進むと

知らない世界の話なのに

ついつい引き込まれてしまった

全く痛快な(既得権益世代とロスジェネ世代)の

世代間闘争劇で有った

バブルは経験した覚えは無いが

バブル世代の私の胸に刺さったのは

仕事は客のためにするのもの

引いては世の中のためにする

その大原則を忘れた時

人は自分のためだけに仕事をするようになる

自分のためにした仕事は 内向きで、卑屈で、

身勝手な都合で醜く歪んでいく・・・

誰だったか言ってたよね

「お金を儲けることはが何故いけないの?」

先年世間を騒がした六本木ヒルズ族を

思い起こさせる話だった

其れにしても銀行って怖い

コメント
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