土用のうなぎ

2023-08-02 08:30:14 | Weblog

土用の鰻の季節

今年も高値が続いて贅沢品になりました

しかし

スーパー勤務の娘のお陰で

今年も口にすることが叶った

こどものころは田舎の小川に鰻が良く上がって来たので

夕方頃畑で大みみずを捕ってきて針に付けて

河岸の草に結えつけた付けバリで捕るのが主流だった

最もよく鰻を捕獲出来たのは

夜になって暗くなった小川にカンテラ(カーバイドランプ)と網を提げて

動きの鈍くなった鰻を掬う

夜堀が主流だったが

鰻の他ナマズや鯉もよく採れたものだ

翌日から井戸水や川の清水に活かして泥を抜いて

蒲焼きにした物がとても美味だった

我が家には鰻を掴んで料理する為に

ギザギザの歯で鰻を挟む専用鋏まであった

蒲焼きの蒲とは

水辺に生えるガマの穂に似てるところからきてるようだ

ガマからかカバに変化したらしい

オイラ的にガマの穂はうまい棒に似てると思う

そんなうなぎが採れたのは

1950年代初め旭川ダムが建部に出来る迄で

鰻も鮎も幻の食材になったが

夏休みの美味しい思い出の一つだ

 

 

 

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