ダニエルキース作の二十四人のビリーミリガンが出版されて久しい
出版当時我娘もこの本に興味を持って読んでいたようだが
おいら事件そのものに懐疑的心境で興味を持てず結局読まなかった
実在の人物ビリーミリガンはもうこの世にいないが
この多重人格についての本に世界は詐病と疑いつつも衝撃をうけたものだ
おいらもこの病 人一人の中に何人もの人格が同時に存在するという
「解離性同一性障害」を疑いつつも記憶に残っていた
今回読んだ百田尚樹の幻冬舎文庫版「プリズム」は
難解な解離性同一性障害という病を
おいらのようなIQの低い人間にもわかりやすく説明してくれている
加えてそのモチーフをまか不思議な恋愛ドラマにした
百田尚樹のアイデアと構成力に感心し思わず引き込まれてしまった