ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとずうっとオートバイがいちばん好きだった

黄色いベンベで山へ行く

2020年11月18日 | R100Trad (1990) クロ介


高気圧の中心が抜けて、湿った暖かい空気に満たされた

季節外れの温かさとかいうけど、こんなのふつうだ

次の低気圧が抜ければまた普通に寒くなる

それを何度か繰り返して冬にたどり着く




ハーフウエットのワインディングで

ゆっくり真っ黄ぃー黄ぃーのベンベを走らせて

R100に慣れていく

三河のお山は杉の森が多いけど、広葉樹の雑木林も多い

黄色や茶色に色づいた木々の中を

落ち葉を舞い上げて走り抜ける



昨夜の雨でしっとりと濡れて

雨上がりの森は、落ち葉が発酵する甘い匂いをはなつ




R100トラッドにはいま、RSのハンドルを付けている

RSのハンドルってとても個性的で幅が60センチくらいしかない

肩幅より少し広いくらいで、手を置くとちょっと違和感がある

ステップの位置も微妙で、動き始めしっくりこないんだけど

不思議と30分くらい乗ってると「ピタッ」とハマる

顎を引いて背筋で体を支え、軽く腹を引っ込める

太ももの下にシートレールを感じ

コーナーではイン側のレールにそのまま強く荷重できる


下りのワインディングでフロントディスクから「シャーーー」と

ブレンボのような音がした

あ、そうか、これブレンボだっけ




リアウィンカーが干渉してパニアケースがつかないので

ノーマルのウィンカーステーとウィンカーに付け替えた

でもテールカウルがついてないのでやや微妙



メーターの高さを下げたりライトを小さくしたりしているため

ハンドルクランプの取り付け位置が手前に来ていて、クラッチレバーの角度が上向き

ほんのちょっとのことだけど、レバーの角度にこだわれないオートバイ乗りはだめでしょ

そこで社外品のかっちょいいアップスペーサーを挟んでみた



ちょうどハンドル一本分上がって、クラッチレバーはいい角度に下げられた


ちなみにメーターの高さが高いR100だけど

前のオーナーのこだわりの部分らしく(というかクリップオンハンドルだったからね)

こんな方法で取り付け位置が下げられていた(50ミリくらいの高ナットをかます)

参考までに