久しぶりに「おすすめルート」
今回のおすすめルートは冬でも行かれるところ。
でも春が一番かも。
本格的なワインディングロードもあるよ。
○
国道1号線を東進して豊橋に入ると
西八町の交差点で左に向きを変えて行くけど、
そのまま分岐せずに
まっすぐ進むと道は国道259号線になる。
これこのまま行くと伊良湖岬につながるルート。
今回はここを少し走って愛知大学の先から
県道407号線(伊古部南栄線)に入る。
この県道は市街地の古い街道で、狭くて進みも悪いけど
「野依」辺りからひらけて一面のキャベツ畑の中をいく
気持ちよい道に。
でも、ネズミ取りを頻繁にやってるから注意して。
途中、建設中のバイパスにぶつかるけど、入らずに
まっすぐ進んで伊古部で国道42号線に合流する。
○
国道42号線は遥か和歌山から始まって、紀伊半島をぐるりと巡り
さらに鳥羽から海を越え伊良湖に渡り、渥美半島を抜けて浜松に通じる。
ずいぶん長かった道の旅路もここまで来ると
そろそろ終盤。案外トラックが多いけど、流れは良い。
「白須賀」から浜名バイパスに入る。
○
途中から拡幅して2車線になる。制限速度も80キロに変わり
今日初めて5速(R100RSのミッションは5速)に
入るなんてことが多い。
海に沿って一直線に走る。
風の強い日は砕けた波のしぶきが一面靄のように
覆い尽くして、後でオートバイが真っ白ということもある。
浜名大橋を一気に駆け上がる。ここは強風だと恐怖の一言。
けど高さがあるため眺望は最高。
真冬のよく晴れた日にはここから富士山が見える。
橋を越え。灯台を過ぎたら「馬郡(まごおり)出口」の表示に注意。
馬郡ICも急カーブ、注意して!
○
いよいよ浜名湖。
県道49号(細江舞坂線)で宇布見(うぶみ)橋を渡り
雄踏総合公園で左折してさらに浜名湖に近付く。
雄踏大橋を渡ると細長い中州に入る。
両側に水面を見て浜名湖大橋に進む。
村櫛に出ると左手に大きく浜名湖が広がる。
大抵は強い風が吹いていて、のんびり湖を
眺める感じじゃないけど、運良く穏やかなら
このあたりでオートバイを停めて深呼吸が最高。
湖面を渡る風の向こうから
競艇場のボートが競い合う音が聞こえたり、
低空を戦闘機や対潜哨戒機がかすめていったり。
○
まっすぐ進むと有料道路に入ってしまうから
直前でうまくかわして進むと、やがて遠くに
「浜名湖パルパル」の観覧車が見えてくる。
舘山寺温泉のゲート直前で右折して「フラワーパーク」方面へ。
舘山寺のロープウェイを見ながら進み
フラワーパークの入口につき当って左折。
県道320号線(引佐舘山寺線)でひと山越えて細江町の気賀へ出る。
天竜浜名湖鉄道のガードをくぐる時に
ウナギの良いにおい誘われる。喰いたいねー。
○
ここからが、今日のメイン。
気賀の町をまっすぐ抜けて進む。
途中、すばらしい庭園で有名な龍潭寺がある。
それを過ぎたところで県道303号線(新城引佐線)に入りしばらく進む。
竜ヶ岩洞を過ぎたら「引佐中村」のバス停に注意。
その先の三叉路を左折して「奥浜名オレンジロード」に入る。
最初は勾配の急な山の中のワインディング。
コーナーの途中にギャップがあったり、
脇道もいくつかあるので交差する道路には十分注意して。
○
国民宿舎「奥浜名湖」を過ぎると眼下に浜名湖が
広がり、名前どおり道の両側はミカン畑に。
時折、路面にミカンの皮が落ちてるから
マジでスリップに注意してね。
○
ここのワインディングすんごい楽しい。
たまにシュワンツやダイジローに会うから気をつけよう。
でも基本的には農道だから作業の人に迷惑かけないように楽しみたいね。
県道308号線(鳳来三ケ日線)に出たら左折。
すぐに東名三ケ日IC。
○
浜名湖周辺は有料道路や有料橋が多いけど
地図をよーく見ると、どれも近くの県道でパスしていける。
これを探しながら走るだけでもかなり楽しめるね。
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