クロ号(R100RS)はもう製造から15年が経っている。
オドメーターもすでに6万キロになんなんとする。
6万キロ、ひと口に云ってしまえばそれまでのことだが、これはもう相当な距離だ。
15年、6万キロ。この間いったいどこをどんな風に走ってきたのか・・・。
ところどころに不具合が出てくるのを、楽しみのうちにして付き合っていかないといけないようだ。
実は今、クロ号はいつものテックモーターサイクルさんに入庫している。
きのう(1/12)走りに出た後、いったん家に戻って遅い昼食を済ませ、タンクが空になっていたのでガレージに仕舞う前にガスを補給しておこうと、再びクロ号にうちまたがった。
コックを開け、チョークレバーを一杯に引いて、メインスイッチを入れ、セルボタンを押した。
「ガツッ!」と大きな音がするだけでモーターが回らない。
5分程、スイッチを切ったり、スタンドを上げたり、リアタイヤを回したりといろいろやってみたが、素人の手におえない部分でのトラブルのような気がしてきた。
テックさんに電話すると快くすぐに引き取りに来てくれた。
「セルモーターのブラシの磨耗か?」と思われたが、開けてみると、なんとマグネットの剥離だった。万事休すだ。
92年製のクロ号にはフランス製のヴァレオのセルモーターが付いているが、マグネットがボディに接着剤で貼りつけられていて、今回、4個あるマグネットのうち3個が剥離していた。
3月に購入以来、最初の1年2年は手を入れるとこも多いだろうとは思っていたが、実際セルモーターが逝ってしまうとはね。
しかし、このセルモーターのマグネットの剥離は、よくあるトラブル(構造上、経年劣化は免れない)なので、所謂「想定の範囲内」ってとこだ。
セルモーターは結局、交換なんだけど、テックさんのすすめでオーバーホールしてもらうことにした。
ついでなので、もう一つのトラブルポイントであるダイオードボード(レクティファイアー)のゴムブッシュとアース線の点検もしてもらう。
じつはこの休みの前にタイヤを注文していたんだけど、それどこじゃなくなっちまったね。
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