北原さんの人気シリーズ「深川通り木戸番小屋」の第5巻。
07~08年の「小説現代」に連載された短編8編を収めたもの。
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物語~「花柊(ひいらぎ)」:腕利きの大工に嫁いだおちせは、夫が思わぬ怪我で仕事を休む内、その看病と称して転がり込んで来た義父の横暴に弱り果てていた。これを見かねた幼友達のおりつに連れられ、木戸番小屋を訪れるのだが・・・。
いつもの江戸庶民の日々の暮らしと派生する難題を持ち込まれる木戸番のお捨夫妻だが、持ち込んだ人の立場で支えるとともに、その解決に尽力する姿がすがすがしい。
過日拝読した1~2巻に比べ、話の密度も筆力も落ちているようだが、それなりに楽しめた。
07~08年の「小説現代」に連載された短編8編を収めたもの。
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物語~「花柊(ひいらぎ)」:腕利きの大工に嫁いだおちせは、夫が思わぬ怪我で仕事を休む内、その看病と称して転がり込んで来た義父の横暴に弱り果てていた。これを見かねた幼友達のおりつに連れられ、木戸番小屋を訪れるのだが・・・。
いつもの江戸庶民の日々の暮らしと派生する難題を持ち込まれる木戸番のお捨夫妻だが、持ち込んだ人の立場で支えるとともに、その解決に尽力する姿がすがすがしい。
過日拝読した1~2巻に比べ、話の密度も筆力も落ちているようだが、それなりに楽しめた。