小生は現在、札幌のベッドタウンである人口5万人ほどの小さな街に住んでいる。
街は高齢化が急速に進み、商店の閉店などが相次いでいる。
過日も、近くのショッピングセンターに入っていたパチンコ店と喫茶店が相次いで閉店した。洋装店に続いての閉店である。
何がなくてもパチンコ店と言われるほど、その街のシンボル的存在であるパチンコ店の閉店は、その街の衰退の象徴のように写る。
他方、日本ハムの新球場「ボールパーク」の開場で、札幌方面からの来場者も多く、また、関連施設(アドベンチャー施設など)の開業などもあって(その周辺だけは)活気を呈しているが、内実は寂れ行く感が否めない。
因みに、平日の昼間など、外を歩いていても出合うのは老人ばかりである。
かく言う小生も老人だから困ったものだが、この事態をどう理解したら良いのかわからない。いずれにせよ、これが日本の縮図ではないかと思っている。