Amazon Music で(演奏者を指定して)ながら聴きができるようになったこともあり、最近は、ピアノ曲ばかり聴いている。
中学生の頃、グランドピアノで「乙女の祈り」を弾く上級生を見て恰好いいなと思い、「僕も弾きたい」と音楽教師に言うと、「じゃあ、練習すれば」と教則本を貸してくれた。
ただ、ピアノは1台しかないのでオルガンをあてがわれ、また、教則本による練習は「プカプカ」という味気ないものだったので、すぐ飽きが来て止めてしまった。
大人になってから、あの時、少し我慢して練習していれば、少しは弾けるようになっていたのにと悔しい思いをした。
この思いは今に至るも引きずっていて、これが小生のピアノ好きの原点である。
とは言え、このところショパンの夜想曲に取りつかれてしまったのは困ったもので、全曲盤になると2時間越えのものもあり、毎日、あのショパンの甘いメロディが部屋中に流れ続けるのはどうかとも思っている。
すでに、メジューエワ、ピリス、江崎昌子、ファジル・サイ各氏の演奏を聴いたが、それぞれ演奏に特長があり、飽きもせず今日もそれらを聴いている。