アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

My Favorite Analog!~マーラー「交響曲第1番」

2014年10月20日 | この一枚
生涯で9つの交響曲と「大地の歌」を作ったマーラー。
その作風は、全体として厭世観と苦渋に満ちたものですが、「巨人」の愛称で知られるこの第1番は、青年マーラーの溌剌とした気分を表わしたスケールの大きな音楽です。



特に、小生は、第3楽章の「葬送行進曲」が好きで、そのリズム感と言い、曲想の大きさと言い、あたかも巨人の不屈な歩みを思わせます。

このレコードは、ゲオルグ・ショルテイがロンドン交響楽団を指揮したものですが、マーラーの若々しい気分をよく表現した好演だと思います。

デジタル化した音源を聴いていますが、LP特有のノイズがないので、安心して音楽に浸ることができます。
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雪化粧を急ぐ羊蹄山

2014年10月19日 | 田舎暮らし
当地ニセコは、昨日・今日とよいお天気が続いています。
放射冷却の影響で、今朝の気温は、-0.3℃。この秋一番の冷え込みとなりました。



ニセコのランドマーク、羊蹄山(1,898m)は、先月17日に初冠雪を迎えましたが、その後の曇天続きで様子がよくわかりませんでした。

昨日、ようやく姿を現した山頂部は、かなりの積雪になっていることが確認できました。

今週、週中には、11月下旬並みの寒気が入るとの予報が出ているので、今度は、裏山のニセコアンヌプリ山(1,308m)も初冠雪するでしょう。
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祭りはほぼお仕舞です。

2014年10月18日 | 田舎暮らし
これは、一昨日の拙宅敷地西側の紅葉の様子です。



先にもご紹介しましたが、夏の猛暑の影響か、この秋の紅葉は例年になく元気がありません。

特に、白樺は病葉が多く黄葉に至らず、ほとんど落葉してしまいました。また、真紅の彩を添えるナナカマドも、何かくすんだ色合いです。

これで、この秋の紅葉もお仕舞でしょう。

ご参考に、最も鮮やかな錦秋となった96年10月16日の様子(拙宅北側)をお目にかけます。



こんなきれいな紅葉を今度はいつ見ることができるでしょうか。
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佐々木譲著「憂いなき街」

2014年10月17日 | 読書三昧
佐々木氏は、道内在住の直木賞作家。
「エトロフ発緊急電」や「武揚伝」など読み応えのする作品もあるが、何と言っても、人気はこれを含む「道警シリーズ」だ。



物語~道警機動捜査隊の津久井は、当直明けの夜に立ち寄ったジャズバーで、ピアニストの奈津美と出会う。ジャズの話から急速に親しくなる二人であったが、彼女には薬物使用という過去があった・・・。

殺人がからむ宝石窃盗事件と、ピアニストをジャズフェスタへ誘ったカルテットリーダーの女性問題がからみ、複雑なストーリー展開。

警察官の使命と、親しくなった女性の薬物使用の過去に葛藤する若い警察官を中心に据え、同僚警察官や捜査本部を構成する警察官群像を描く手法は納得性があり共感を覚えた。

ただ、面白く読んだがそれだけのもので、以上でも以下でもない。
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パガニーニ~愛と狂気のヴァイオリニスト

2014年10月16日 | ギャラリー
先日、所用で札幌に出たついでに、映画「パガンイーニ」を見た。



”音楽史上最も不道徳な男が奏でる、最も美しい旋律”のキャッチが踊るセンセーショナルな音楽映画だ。

主人公のパガニーニを、ヴァイオリニストのデイヴィッド・ギャレットが熱演している。



超絶技巧を要するパガニーニの楽曲を(吹替えでなく)主演者の生演奏で収録している点が売りだ。

また、アリア「あなたを想っているわ、愛しい人よ」がとても良かった。協奏曲の一部を編曲して歌詞をつけたものだが、映画ではとても効果的に使っていた。

それにしても、何ともエキサイティングな演奏と映像ではあった。画像は、この映画のHPから借用しました。
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今が盛りの~ニセコの紅葉

2014年10月15日 | 田舎暮らし
当地の紅葉(黄葉)は、今がピークです。
ただ、この夏の猛暑の影響か、色彩は、もうひとつ迫力にに欠けます。

これは、昨日の拙宅南側の風景。



台所の窓から撮影した敷地西側の自然林の様子です。(こちらの大きな写真があります)



寒気が入っている影響もあり、来週には、あたり一面落ち葉だらけになりそうです。

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デブ人参

2014年10月14日 | 田舎暮らし
この夏も、菜園の3mほどの畝2本に人参を栽培した。

ただ、そこは畑の東の端で、周囲の樹木から根が伸びて来ていて、養分をあらかた持っていってしまうので、何を植えてもよく育たない。

昨日、東京に住む息子のところへ野菜を送ろうと、この人参を何本か抜いてみたら、寸づまりながら、まるまると太った人参が出て来たのでびっくりした。



また、内、何本かは(ここに写ってはいないが)仁王様のような恰好をした酔いどれ人参で、これは小生らがあれこれ調理して食べることにした。

というわけで、あまり期待もしていなかったのに、人参たちは、与えられた条件の下で精一杯成長してくれたようだ。
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それなりに~北原亜以子著「澪つくし」

2014年10月13日 | 読書三昧
北原さんの人気シリーズ「深川通り木戸番小屋」の第5巻。
07~08年の「小説現代」に連載された短編8編を収めたもの。



物語~「花柊(ひいらぎ)」:腕利きの大工に嫁いだおちせは、夫が思わぬ怪我で仕事を休む内、その看病と称して転がり込んで来た義父の横暴に弱り果てていた。これを見かねた幼友達のおりつに連れられ、木戸番小屋を訪れるのだが・・・。

いつもの江戸庶民の日々の暮らしと派生する難題を持ち込まれる木戸番のお捨夫妻だが、持ち込んだ人の立場で支えるとともに、その解決に尽力する姿がすがすがしい。

過日拝読した1~2巻に比べ、話の密度も筆力も落ちているようだが、それなりに楽しめた。
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大根がスクスク

2014年10月12日 | 田舎暮らし
周囲の山々が錦秋に彩られる中、菜園の大根はスクスクと大きくなっています。



夏野菜の栽培を欲張ったせいで、この夏は、開いている畑が少なくなり、従って、大根も20本ほどしか栽培できませんでした。

こうして大きくなっているのを見ると、もう少し多く栽培すれば良かったと思いました。

また、今年栽培した畑は底が浅いところで、上に飛び出して来ています。
土寄せをしたのですが、もう少し深く掘っておけば良かったと、これも反省しきりでした。
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錦秋のニセコ

2014年10月11日 | 田舎暮らし
昨日は、午後になってようやく激しい雨が上がりました。
風も強かったので、病葉が地面一杯に散っています。

夕方、カメラ片手に散歩に出ました。
昨日までとはガラリと変わった風景が広がっていました。



全山黄金色に輝く錦秋のはじまりです。(大きな写真
本格的なニセコの秋です。

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