登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

北アルプス:錫杖岳&西穂高岳

2006-12-04 | 北アルプス
2004年11月8日(月)~9日(火) 

11月8日(月) 槍見温泉6:20~錫杖沢出合8:00~錫杖岳11:30~槍見温泉15:15⇒新穂高ロープウエー15:45⇒西穂高口16:10~西穂山荘17:15(泊)=行動時間10時間

11月9日(火) 西穂山荘5:40~西穂独標6:40~西穂高岳8:20~西穂山荘10:10~新穂高ロープウエー乗り場11:35=行動時間5時間55分

 

11月8日(月)
錫杖岳へは沢がらみのルートを行く。
傾斜のきつい沢を一直線に稜線まで詰める。
水が少ない時で歩きやすい。
大きい岩をのっこす時は、リーダーにシュリンゲで引っ張りあげてもらう。
稜線にでると岩場の連続かと思いきや、樹林帯である。助かった。
リーダーのルートファインティングばっちり。下山するや、新穂高ロープウエー乗り場へ息せき切って移動。最終のロープウエーに滑り込みセーフ。
登山客やカメラ愛好者で賑わう西穂山荘投宿。


11月9日(火) 西穂山荘を早朝にスタート。東の空に《月ー金星ー木星》が縦一列に並んでいる。北側になると雪が少しついている。独標から西穂高岳へ向かう第1歩に雪があり、もたつく。3組4名に会う。ロープを結びあったカップルは奥穂高岳へ向かうという。

【麓から錫杖岳を見る】


【錫杖岳山頂】 後ろは笠岳


【槍→穂高の連なり】 笠岳から


【朝陽を受けて紅色に輝く乗鞍岳】 丸山から


【紅色の錫杖岳】背の低い真ん中の山


【笠岳】 丸山から


【西穂高岳への連なり】


【西穂高岳】 槍ヶ岳が後ろに


【西穂高岳】 奥穂高岳が後ろに


【槍→奥穂高の連なり】 西穂高岳から


【奥は乗鞍岳、真ん中は焼岳】 西穂独標から


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北アルプス:黒部渓谷【下の廊下】

2006-12-03 | 北アルプス
2004年10月23日(土)~25日(月) 

10月23日(土) 長野駅11:30(路線バス)⇒扇沢13:15ー13:30(関電トロリーバス)⇒黒部ダム13:46(徒歩)~ロッジくろよん14:30(泊)
夕食時、新潟中越地震の揺れ


10月24日(日) 到着時刻:ロッジくろよん5:30~内蔵助谷出合7:10~黒部別山谷9:00~白竜峡10:00~十字峡11:30~半月峡12:30~東谷吊橋13:30~阿曾原小屋15:00(泊)=行動時間9時間30分

10月25日(月) 阿曾原温泉小屋6:30~けやき平駅10:55=行動時間4時間30分 
けやき平駅11:04(トロッコ電車)⇒宇奈月温泉駅12:23




10月23日(土) ロッジくろよんの客は観光ツアー1組を除き、「下の廊下」をめざす人ばかり
夕食時、新潟中越地震の揺れがあった。

10月24日(日)   ロッジくろよん・・・阿曽原温泉小屋(泊)

黒部ダムからは北に白馬岳、東にスバリ岳、西に竜王岳を望む。
朝の冷え込みで霜が降り、木桟橋は滑る。
深く狭い渓谷・エメラルド色の渓流・岸壁を彩る紅葉・中腹を縫う日電歩道
素材が盛りだくさんあって、素人カメラマンの歩は遅々として進まない。
狭い歩道で交差する人も大勢いる。昨夜の阿曽原小屋は100人を超す客で賑わったようである。
突然、ヘリコプターが狭隘な渓谷沿いに飛来してきた。私の目線より下を飛んで去る。不明者の捜索かな?
仙人ダムに例の「高熱隧道」がある。隧道入り口に立っただけで、熱気を感じる。
阿曽原温泉露天風呂はころあいの湯加減、もみじ錦をめでながら1時間もつかる。お酒の酔いが回り、小屋までへろへろ~で帰還。

25日(月)阿曽原小屋~けやき平

「高熱隧道」に出てくる奥鐘山が志合谷の向こうに対峙する。
あの大岩壁に泡雪崩で吹っ飛んできた鉄筋コンクリート宿舎が激突したのだ。
自然界には人間の想像力を超えた猛威が存在する。
鹿島槍・爺ヶ岳・雪化粧した白馬岳・ゴツゴツ峻険な毛勝山など、次々に水平歩道から見ることができる。
ダム建設工事用に敷設されたトロッコ電車は酔っ払い観光客を大勢乗せて走る。
平和な時代そのものを象徴して、軍需産業への電力供給が目的であった建設時と正に対極の感あり。
帰路、検札にきたJR車掌が「下の廊下」に詳しい。
雪が解けて、降雨の少ない9月~10月がベストという。たしかに、岸壁からの雫をシャワーのようにあび、沢を渡り、水はけの悪いトンネル内を通ったりするから道理ではある。
今年はスノーブリッジが解けてなくなっていた分、楽であった。
阿曽原小屋の“ご飯”をもう一度食べにいきたいな



【朝陽に染まる立山】 黒部ダムから


【峡谷から後立山連峰が見える】


【いたる所から滝が落ちている】


【紅葉が始まっている】


【澄んだブルーの流れ】


【狭い渓谷にヘリコプターが飛来してきた】 捜索かな?


【十字峡】


【高度感ある歩道が続く】


【阿曾原温泉】トンネル内から湯煙がもうもうと上がっている。ころあい湯加減。
紅葉に囲まれ、いい心持。


【奥鐘山】


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神奈川:丹沢【桧洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳】

2006-12-02 | 神奈川の山
2004年11月28日(日)~29日(月)  

《往路》 11月28日(日) 新松田駅7:20(富士急バス・西丹沢自然教室行き)⇒バス停・西丹沢自然教室8:30

《歩行》 11月28日(日) 西丹沢自然教室8:30~ゴーラ沢出合9:15~桧洞丸11:15~臼ヶ岳12:40~蛭ヶ岳14:00~丹沢山15:20~塔ノ岳16:15(尊仏山荘泊)=行動時間7時間45分  
《歩行》 11月29日(月) 尊仏山荘6:40~バス停・蓑毛10:40=行動時間4時間00分

《帰路》 11月29日(月) バス停・蓑毛11:00(神奈中バス・秦野駅行き)⇒秦野駅11:20





11月28日(日)
西丹沢自然教室~檜洞丸までは登る人、下山する人、数知れず。
檜洞丸~蛭ヶ岳では若者が特急で追い抜いていったのみ。大倉まで通すという。
蛭ヶ岳~塔ノ岳間は、もはや時間が遅いため、山荘泊らしい熟年夫婦4組と行き違う。

11月の末とは思えない暖かさ、水1ℓを空にする。
尊仏山荘の主人は「よく頑張ったね」と静かな1人部屋をあてがってくれた。
おしゃべりの団体さんが同室では眠れないだろうと気遣ってくれたよう。
東京の夜景を眺めてから早々に就寝。

11月29日(月)
ご来光を拝んで山荘を後にする。
ヤビツ峠から10数組が登ってきた。
これだけ賑わうと登山道の整備が追いつかないのも道理。
蓑毛バス停前の商店で甘いみかんを買い込む。
秦野駅前農協で“さつまいも”も・・・。 
尊仏山荘でおしゃべりした人は、柚子の無人販売をしていたから
大倉尾根を下ると言っていたなあ。

【桧洞丸頂上】


【蛭ヶ岳を振り返る】


【朝陽をうける塔ノ岳山頂】


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