毎週 江ノ島でセーリングを愉しみ 人生を愉しむ♪

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多岐にわたる知識が必要ですがマダマダ

屋久島・・・その4(台風の過ごし方)

2016年09月08日 | Weblog
2016年 菊咲月 8日

お店を開けるや否や・・・・・

お荷物です~♪

開けてみると・・・

明けましておめでとう

とばかりに 年賀状印刷の宣伝物が
もう こんな季節なのですね



月日が経つのは早いもので
リオ オリンピックも終わり

リオ パラリンピックが行われ

来年には プレプレオリンピックのセーリング競技が
江ノ島で行われる予定になっていますが
まだまだ 混沌を極める江ノ島で


昨日 朝の NHK ニュースで
江ノ島ヨットハーバーにある
小型ヨット 800隻は
県の葉山の所有地に臨時の置場を作り
一括移動する方針を固めた

と言う 驚くべき報道がされましたが
そのことは 一切新聞に出ておりません
変わりに・・・・・



こんな記事が

大型セーリングクルーザーは
近隣のちゃんとしたヨットハーバーの空きスペースに移動する
と言う案が 前回の会議でも出ておりましたが

僕の持っているような
小型の ディンギーの話は
空きバースに分散から
まさに 急転直下

どこまで 本当か判りませんが

これが ホント なら 移動方法ですよね

葉山まで 自帆走しろ
と言われれば
ほいほい

と出かけられる船と
おいおい そんなに遠くまで・・・・・?


と言う船が出てくる

僕が仮に葉山まで行っても
船台が無い

船に積んで走れるようなものじゃない

さて さて まだまだ 課題はつきませんね



尽きないと言えば
屋久島 話・・・・・・

山を降り
バスに乗り
バスを降り
ガイドさんの車に乗り・・・・・・


バスに乗ってすぐ 右側に大きなダム湖が見えた
どこまで繋がっているんだろう

上るときは真っ暗で見えませんでしたが
まるで エジプトのナセル湖?

と見まごうばかり・・・・・?
だって 見ているうちに眠くなって目を閉じてしまい
どこまがダムなのか判りませんでした

眠くなる前に
携帯で 台風の情報集め

955ヘクトパスカル
屋久島の 南西
時速 10キロメートル
もろにこちらに向かって来る

らしい
明日は 直撃

A 君 H さん は まだ もののけ の何とか言う山への思いは断ち切れず

僕はと言えば
意外と 筋肉痛は無い
のりこちゃんも いたって元気

これなら 一緒に行けるかも
とも 思ったのですが

臆病者ののりこちゃんは・・・・・

結論は・・・・・こんな感じだそうで

登りはじめの 頃の川



降りるときの川



なんだそうですが

前夜に話を戻します・・・・・

民宿について 宿の人に 帰着した旨を伝え
とりあえず お風呂に入らせて

と懇願

だって 先に食事を と 言われたんです

でも やっぱり お風呂

雨と
汗とで

全身びっしょり

これで 畳の上で 食事は出来ません

食後 テレビッコ

テレビに 釘づけ・・・・・

3チャンネル です

関東地方の 1 チャンネル

NHK です

あれれ?

登山口で見た 携帯の情報より
速度が遅くなっている

台風の出来始めは 速度が遅いのは
横浜に住んでいる僕でも 見聞きしている

でも それは 知識として

これが 経験としてはたまらない

なかなか 来ない

A 君 = 嵐を呼ぶ男

嬉々として それなら 山に行かれるかも

うん 確かに・・・・・

午後?
夕方?

まで 来そうに無い

良かった????
じゃ 明後日??

帰れないじゃん

まあ 明後日の心配をするよりも
明日の予定を

僕らは 筋肉痛が酷いといけないから


予め 種子島に行くプランも立てていた


これでは 船は絶対に欠航

かといって 二人に便乗して行ったら
絶対に 足を引っ張る

僕らは レンタカーを借りて
情報を集める

3時間ほどの行程だと言う A君たち

それじゃ 
屋久島 最高級 ホテル
JR ホテル
で待ち合わせをしよう

と言うことにして 就寝

二日続けて 4時 3時 と起きたので
雨の音も気にならずにすぐに眠れた


そして 三日目の朝
ガイドのおじさんが9時頃 お迎えに来てくれた



いってらっしゃ~い
気おつけてね~



雨は 小降り

左端に見える レンタカーは
男性客 お一人様

今日 帰る

帰れますかね~

という とりあえず 引き払って 空港に行きます

と出て行った



これが民宿の全景



この 左端の 付け足したような?
もろに 付け足した部分に居を構えて はや 三日・・・・

その窓から



台風が近づいているのでしょうね
突然強い雨が

そして 誰もいなくなった民宿

用事があって オーナーさんのところに行ったのだが
携帯の番号が書いてあり
留守にしている
とのこと

まさに 誰もいなくなった

友人にメールをしたり ラインをしたり

皆 一様に 心配してくれているのだが
当事者は そんなに危機感が無い

避難情報が出たら チャンと非難するんだよ

という 忠告も

出たとしても どこに?
誰が 誘導してくれるの?

とにかく この周辺に 僕らよそ者 二人しかいない・・・・・

二人しかいなければ やるこた~ 一つ・・・・・・・・・



のりこちゃん どこからか掃除機を探し出してきて掃除を始めました



布団をどけて
隅々まで

挙句に 廊下 洗面所 トイレまで・・・・・


僕は 相変わらず 携帯をいじり・・・・・・
電波が入るのがせめてもの慰め

屋久島にいる 僕よりも
横浜にいる 友人のほうが 情報量が多い

テレビを見ていても
屋久島
やくしま
ヤクシマ

と やたらと出るのは
鹿児島放送局から出している NHK?
全国ネット?

おりしも 丁度 土曜日
仕事が休みの友人たちは
テレビにかじりついて
僕らの心配をしてくれている

ありがたいことです


こちら 離れになっている
お風呂場



横に シャワー が付き
その下の洗い場? には 大きな貝殻が無造作に置かれている

窓に 雨戸 はない

変わりに 少し離れたところに レールがある



上にも・・・・・



忘れてしまいそうだから
先に書かせていただくと

台風 = 停電

なのだそうだ
そうなると エアコン も使えない
だからと言って
窓も開けられない

あ~ それで 雨戸と ガラス戸の間に
空気が流れる隙間があるんだ

と 納得したのは後の話



レンタカーは次の日にかりることになっていたのですが
一日前倒しでかりることに

とにかく 車がないと何も出来ないのです



今から 行きます

と言うので レンタカーを持ってきてくれるのかと
おっとり待っていると

大きな ワンボックスカー

おいおい H さん こんなでかいの 予約しておいたの?

ちょっとした ロケバス



違った~

お迎えのバスでした・・・・・失礼


あ~ まだ したくしてません レンタカーを持ってきてくれるのかと思いました


ど素人・・・・・・

ご迷惑をおかけしました

急いで支度をして

民宿をアトに

これで まさに もぬけの殻

流し場にあった 貝殻のようです



レンタカー会社の事務所で無事に手続きをし
足を得た 僕たち
水を得た 魚の如く
ハネが生えた 鳥のように
出所した 犯罪者のように?
羽化した 亀のように?


自由にどこへでも いかれます

とりあえず
お土産やさん スーパーマーケット に行く

屋久島の台風事情を聞くと
台風が来れば 停電
台風が来れば バスは停まる
台風が来れば タクシーの運転手さんも家に帰るから
タクシーも運休

このお店も
午後3時閉店 明日はお休み

と言う 張り紙がある

とりあえず 必要最低限のものを買う


パンが無いので
代わりに
お菓子も買う

水も買う



よし これで 台風籠りの準備は出来た

じゃ 種子島に行く船を見に行こう

と 港に



この写真を友人に送り・・・・・

心配された

台風の荒れた天気に
海に行き
のりこちゃんを そんな危険な 海のそばに立たせて・・・・・



実は 風も 雨も 無いのです・・・・
海を見ていただければ判ると思うのですが
海面もフラット
雨も無いのに

傘をちょっとつぼめて 斜めにして立って

と写真を撮りました・・・・・

ご心配おかけしました




ここは ここ



宮之浦港です

嵐が来る前に 荷揚げ作業をしています

でも こんな写真を友人に送ったら
きっと がっかりするだろうから やめました・・・・・



ここから 色々なところと フェリーで結びます

が すべて 欠航です



草木も たなびく・・・・?

まだ 風も 雨も降ってません・・・・・

これなら A君 Hさんは 山に登れたかな?

山に登れば連絡のしようがありません・・・・



無事を祈りつつ
御安行を祈りつつ

次の目的地は・・・・・
飛行場



上の写真で 僕らが帰りにのる飛行機は
明日の午後

おっ やったね
見込みが立った




でも 翌日朝には台風が西に去り 朝から出発

でも 午後には また 台風がこちらに戻ってきた
さすが A パワー

が判るのは 明日の話・・・・・




すべて欠航



明日は どんなですかね
通り過ぎそうですが・・・・・

屋久島で 通り過ぎても 鹿児島に台風がいたら
鹿児島から 屋久島に飛んで来れません
飛んでこないと こちらには 飛行機がありません


う~ん そうか



屋久島だけではなく
鹿児島の天気も気にしなくてはならないのか



空港にあるレストランも閉店



それでも 元気に営業中の
モスバーガー



すると
H さんから 連絡が入った


今から JRホテルに行きます

と連絡が来たのが 丁度お昼頃

電話番号送って

と言うので JRホテルの電話番号かと思い
ガイドブックで調べていると

A の携帯が壊れて
僕らの電話番号を知りたかったみたい

モス

にいる旨を伝えたら
そっちに行くから 待ってて


待っていると・・・・・・



大して 風雨強くナ~イ



程なく 合流

良かった 無事いけたの?

そりゃ 良かった♪

でも 当然全身びしょびしょ


それで 台風の情報を共有

パンなんて 売っていない


三時から一般客も入れる
JR ホテルに向かって 移動


そこで 急に A君が 開いているパン屋さんを発見



自家製 パンやさん

今日はキット 焼かなかったのね

それでも ある パン

雨戸を横木で打ち付ける家

キット 民宿も かくありなん・・・・・



営業している スーパーマーケット発見

皆 駐車スペースなんて無視
皆 入口のそばに駐車です



入ってみると
とびうお売ってる

これか~ 初日の夕飯に出た姿揚げ

横浜では とびうお 売ってませんよね

江ノ島から 海に出ると たまに 飛んでますが



屋久島に 鉄道は無い・・・・・
でも UR ホテルはある・・・・



避難するには もってこいの 高級ホテル

でも 付いた時に ピーク??



https://youtu.be/_P9k0ZBC4JI

でも 高台にあるこのホテルは安心

なんたって 一泊 38000円だそうです



それでも 土嚢で好天準備



雨は 降ったり止んだり

スーパーマンになれるかな~



風は 寸暇無く吹き続け 露天風呂は中止

それでも 台風のことなど忘れ 気持ちよくなってホテルをアトにしました


途中 お土産やさんは・・・・・



準備万端



ガソリンスタンドだって



何があったのか 覚えてませんが


安心してください 僕は後部座席です



荒れ狂う 海



屋久島は お茶碗を被せたような形

台風がどこにいるかで
屋久島の中でも 天気がまったく違うようです


そこに 民宿から連絡

フェリーが来ず 夕飯の支度ができないから
と 食堂を紹介された

そこは 今日 A 君たちがお世話になったガイドさんの食堂

そう 初日に 観光前に 腹ごしらえをしたところ


台風 直撃が 8時頃
という情報だったのですが
益々 台風が遅くなり

こんなの そよ風

と 奥さん

結局 7時頃までゆっくり 安心して 楽しく夕飯を頂いてしまいました



そして

A君たちが行った
もののけ姫 の舞台になった・・・・・ 山

名前 忘れた・・・・・



最初は こんな沢



H さんの着ている Tシャツの柄は
この沢の絵なんですって



ここでは
霧までもが 緑だとか



同じ景色に紛れ込んで
写真撮ってきて


といったのですが



雨です

この 川を向こう岸に歩いて渡るそうです



のりこちゃんじゃ やっぱり 絶対にムリ・・・・




苔むす森

の入口

はるばる 横浜から しかも 台風の日に来てくれた二人を歓迎しに
妖精が!!!!!!!!!!!!





見えますか?
岩の上



親子連れの妖精です


帰りには ロープで 入山出来ないようになっていたようで
最後のチャンスに 登れたんですね
良かったですね~

さ~ 僕たちは横浜に帰れるのでしょうか?
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