今日も最高の天気・・・・
来る途中富士山がくっきり
コリャ、今日もラッキーって乗れるかな??
などと言う、まことにケフなことは二週と続かない・・・
土曜日の春一番から続いてとても風が強く・・・
僕の予測では土曜日の晩から吹くかな?
と思っていたのに、午後からかなり吹き出したので
もしかしたら・・・・
と言う、甘い期待も裏切られ・・・・
この、表の左端は日付が変わったころ
20m/sec を超えていますが
土曜日はコンスタントに20m/sec以上吹いていたと言うことです
でも、この段階で 10m/sec 位に落ち着いていました
気圧も右肩上がり!!
風向きは真北なので海面は思った以上にフラット
北風がハーバーに入るとき・・・・
吹き渡ってくるのは腰越から・・・・
江ノ島大橋と同じ長さくらい
ですから、波は大きく育ちません
よって、強風時に見られる
波頭が霧になって海面を白くする
と言うこともなく、ハーバーと砂浜の中間にさえいれば
腰のある風をセール一杯に受けて
面白いように帆走るんだろうな・・・・・
腕の良い人は・・・・。
で、腕の悪い僕とクルーののりこちゃんは
ハーバー見学
去年の台風で壊れた西側のポンツーンを修理しているところ。
でも、日曜日は工事お休み
周りにヨットが一杯いたら
怖くて工事できませんよね
さざえ島の方からハーバーの三角屋根を見る
今、この三角屋根のハーバー事務所も修理しています
所々、鉄筋が錆び、周りを覆っているコンクリートをはがして
中の、鉄筋の錆を落として・・・・
と言う、作業をしているそうですが
莫大な・・・・
立て替えた方が早くて安いんじゃないの?
お金が掛かりそうです。
そういえば、屋根の修理は終わったのでしょうか?
沖には小学生・中学生の乗る OP級 が浮かんでいます
頑張れ、将来のオリンピック選手!
と、エールを送るべきか
無茶だろ! もしナンカあったら大変だから止めておけ
と言う、ふたつの意見が自分の中でも浮かんできます
たまたま、このブログで
土曜日・・・23日のところで書いた
玄関先の色紙の家の方 K さん
浜松の方なんですが
ばったりと江ノ島のハーバーでお逢いしました
昨日のことで、びっくり
お子さんがこの強風下でていかれました
帰宅後、のりこちゃんが
あんな風の中信じられない!
と言っておりましたが・・・・
確かに強風であるが無謀なことではない
と、思う。
少なくとも、それに耐えうる腕と船がある人には
僕も、自慢じゃないが自分で造ったスパローでなら出ても良いと思う
大体、砂浜から出していたときは
レッドフラッグも
イエローフラッグもなく
自分の判断で出していた
あの雲の形は・・?
上空の雲の動きと
実際の風向きが・・・?
とか
それが、レッドフラッグ。と言う目に見える基準がそこにあるからそれに惑わされる
自分の力量と天気の動向を考えないで
お仕着せの基準の上に自分の安全を乗せている
これは一見とても安全で、合理的な様だが果たしてそうだろうか
その、一定の基準だけを頼りにヨットを出す人がいたら
それこそ、無謀だと僕は思うし
そういう人に限って
何かあったときに責任を誰かの所為にはしないだろうか
でも、デイセーラーだとチョット考える
別に壊れるかもしれない。
と言うのではなく、各所に自信がなく、チンをしたアトもどうなるのか見当も付かないから
スパローなら、どんな強風下でも一人で簡単にセール面積を小さく出来るように
ロープが、自分の好みの場所に
きちんとリードされていた
OP級はリーフこそ出来ないが、メインセールを海上で畳む事も出来るし
何より腰が強く
チンしても沈まない
沖縄のサバニ
とか、南洋のカヌーは・・・・
海が荒れたらカヌーをひっくり返し自身は海の中に入り
嵐が過ぎるのを待つ
海が荒れて呼吸すらママならないときには
うつ伏せになった船の中の空気を吸って嵐が過ぎるのを待つそうだ
OPの子供たちにそんな技術があることをコーチは教えているのか?
それとも、そんなことをさせないで急いでレスキューボートに乗せて艇体放棄?
以前、息子とお皿みたいな小さなヨットに二人乗りし
息子が舵を握り
茅ヶ崎沖の烏帽子岩を回航した帰りに
チンをした事があります
帰り道?結構吹出していたのですが
出港前にチンしても良いように
すべての荷物はセールバックにつめ
チンしても流れ出さないように
と、用意をして出て行きました。
ブローが収まってチン起こし
息子と大笑いしながらは言うまでもありません
息子はもう、怖くて舵を握れない
と、言い出す。
仕方なく僕が舵を握り
次の瞬間簡単にチン
ホラミロ、こんな風じゃ誰が舵を握ってもチンする
と、再び大笑いして
息子が自信を持って舵を握った。
そこからは、褒めまくり!!
かなり自信を持ったようです
いずれにしろ、江ノ島のハーバーを何年か前に改修した時に
ちょっとした風で全面的に出艇禁止にしては
世界に通用するヨットマンは育たない
という、意見が出た。と聞く。
確かに、諸外国のレースは10m/secでも普通にレースをやっているようだ
第一・・・・
もし、出たときには微風で
突然強風に襲われたら・・・・
タクシーなんて呼べないのだから・・・・。
外洋レースなんて・・・・
とあげたらきりがない。
別に、友人が出させているから
と言うわけではないが
親も子も納得して出ているのなら良いんじゃないの
ただ、嫌がることだけはしないで
海が嫌いになるようなことはしないで
そして、もし、事故が起きても
ハーバー・コーチ・監督等に責任を問わないで
自分で出させたのだから
それさえ、できるのなら、出た方が良い。
キット、この風の中ちゃんと帆走できたということは人生にも大きな自信に繋がるでしょう
僕も、図らずも 31m/sec の中ベアポールで帆走したことは
大きな自信になっている
だからと言って、好き好んでこの風の中
のりこちゃんと二人で出て行く気にはなれませんが・・・・。