このところ 毎日のように強風が吹きすさんでおりますが
昭和の日
昭和天皇の誕生日・・・・・
流石 昭和天皇は晴れ男
と言われていただけのことはありますね
天気予報では 午前中から風が弱く
午後から少し吹く
ような 予報♪
と言うわけで ゴールデンウイークは江ノ島のセーリングからスタートです♪
ハーバーを出ると・・・・
クリッパーバウを持ったケッチ(二本マストの船)が出航
よだれをたらしながら見送る・・・・
と言うのは 随分前のこと
今では自分の財力と腕をしっかり自認している・・・・
5m以上の船は一生もてない
下手をすれば
5mの船だって
サイズダウンしていくしか・・・・・ない
と思っております
かつては 横浜港に 7mほどのオンボロ ヨットを持っておりましたが
だんだん サイズダウン
その大きなヨットを持っているときに
色々それなりの本も読みました
色々な人のアイデアも聞きまくりました
その一つに
ヨットの全周にロープを回し
各所に滑車を儲けどこでロープを動かしても全周で同じ動きをするようにする
後ろの真ん中に当たるところにリングをつけて
一人で乗るときは
そのリングを 舵(ティラー)に入れ
どこにいても舵を切れるようにする
と言うシステムです
これは クルーザーのアイデアですが
小さいヨットにも使えるアイデアで
H さんは 自作のカヌーの全周にロープを回し
それで舵を切っていました
雰囲気としては
デカイ車のハンドルの中に座っているような雰囲気♪
舵には普通まっすぐの棒が上にくっついています
これを動かして進路を決めるのですが
チョット離れると手が届かないので
エクステンション と言う 舵の補助棒が付きます
この棒で少し離れたところでも舵を動かすことが出来るのですが
離れすぎると 一直線に近くなり
舵を思い通りに動かせなくなります
カヌーのように長い船だとこれが顕著になります
そこで このロープが威力を発揮していました
僕の小さなヨットは
これを一歩進めて
ゴムのロープで片側に常に舵が切れるようにし
それを打ち消すように片側にロープを付ける
こうすると 一本のロープを張ったり緩めたりすると
舵が切れます
これを使うのは一人でマストのところに行き
セールをしまったり
風が強くなってきたときに
セール面積を小さくしたりするときに使っていました
先日 乗せていただいた ヨットは
乗る場所が無く
仕方なく センターボードの上に乗って操船しましたが
このときも 舵から離れていたのでエクステンションで上手く舵が切れませんでした
まあ、僕の腕が悪いので舷側に座ることが出来なかったのでしょうが
この船のイニシャルスタビリティー(初期復元力)が圧倒的に少なく感じました
その上 浮力体が艇の真ん中にあり
チンをして 起こしたら 船の中に水が半分以上入り込んでしまうのでは?
と思いました
こうなると 怖くて・・・・・・
そこ行くと・・・・
横山晃先生の設計したカナディアンカヌーは
たいした厚みが無い浮力体なのに舷側に長く設置してあるので
チンを起こしても
艇内にコップ 1杯分の水しか入らない
と、言われています
横山先生のヨットはどれも
粘り腰
と、先生がおっしゃるように スッ と、10度位は傾いてもその先に傾かない
ところが件のヨットは際限なく傾きそうな雰囲気
これだと 僕のような腕だとハーバーから離れられない・・・・
舵も思い通りに動かない・・・・
となると 先のロープを全周に回し
舵を切れるようにすると
センターボードの上に乗っていても
安心して乗れるようになるかもしれない
と、考えていたら
アクセスディンギー
と言うのが 確か 艇の真ん中に座って
体の前で舵を切るようになっていて
小さいヨットにも有効な方法なんだ
と、思い至ると
僕の次に乗るべき方向性も見えてきた
維持 保管料が安く
多少吹かれても安心して乗れて
一人でも
二人でも乗れる
チョット 風が吹くと 怖くて乗れないヨットはちょっと敬遠
大体 この写真見ても判るように
大人が片側に乗って
もう片側に子供が乗って
それでも バランスを保っている♪
こりゃ凄い
安心して海に出られる
大体 車と違って
船は 大体が買ってそのまま乗れるほどのクオリティーを持っていない
自分で買ったり
自分で設計図どおりに作っても
それが船の完成ではない
そこからいかに自分の腕と技量で使いやすいヨットにしていくかが
必要になってくる
実際僕が設計図どおりに作ったヨットでも
使いやすいな
と思うヨットになるまでに
何年かかったか
人の船の真似をして
違うな・・・・
こうかな・・・・
と、毎週のようにいじっていた
FRP のレースボートでも同じ事をするようで
オーストラリア方式と
ヨーロッパ方式がある
と、以前何かで読んだ事があります
それは どっちがどっちだか忘れましたが
艤装品を必要と思うところにすべてつけてテストセーリングを重ね
使わないものを外していく方式と
艤装品を何もつけず
テストセーリングして ここにこんな部品が必要だな
と思うところに初めてつける方式
どっちが良いのか判りませんが
僕の場合そんなに部品を買うお金が無いので
図らずも後者になってしまうのですが
そうして付けても位置が気に入らないと少しずつ移動して付け直し・・・・
こうして 自分が目隠しをしてでも操縦できるヨットが出来上がっていく
ところが・・・・
自分で作った船じゃないと
穴一つあけるのも大丈夫かな??
と、心配になってくる
毎年 一年分の陸置き料をこの次期に払う
この時期になると
次はどんな船にしようか・・・・
と、悩みだす
次は絶対にダウンサイズ
と、心に決めていて
先の アクセスディンギーが頭に残る・・・・
これなら どんなに吹かれても
のりこちゃんと安心して海に出られそう♪
だんだん 友人も来なくなってきたし
二人乗れれば十分かな~
でも、今調べたら
3m3cm
ガガーーーーン
たった 3㎝ 長いがために
3.5mの陸置き料がかかる・・・・・
うーーん こりゃもったいないな・・・・・
又、 候補の船を探さなきゃ♪
でも、無かったら
最悪 自分で作る
と言う選択肢が僕にはあるので安心ですが・・・・・
そして 何年後かの未来に
新艇が来て・・・・
今の デイセーラーは・・・・?
手放さずに最低一年は我が家で 保管 & 気になっているところ改善工事
その一年間に新艇が心の底から気に入れば手放しちゃうし
もし、アレ!!!!!
こんなはずじゃなかった
と思ったら すぐに引き返えして デイセーラーを又江ノ島に置くようにするでしょうね
だって手放した金額と同じ額で再び同じ船を手に出来る筈がないので・・・・
後悔先に立たず
って、いいますものね
現に 今のデイセーラーを買って
しばらくは前の小さなヨットも家においておきました
だって、噂や 人の話だけでは本当に自分に合っている船かどうか分かりませんものね
又、同時にこれは改善すべきだ
と思っている所も 江ノ島にあると手がつけられない・・・・
でも、自宅にあればちょこちょこ手を加えられますし
そうして、より完璧になったものを人に譲ることにもなるので・・・
きっと、喜ばれると思うし
それとも・・・・完全にヨットから離れるか・・・・・・
遠くない未来に決断を迫られる気がします・・・・・
昭和の日
昭和天皇の誕生日・・・・・
流石 昭和天皇は晴れ男
と言われていただけのことはありますね
天気予報では 午前中から風が弱く
午後から少し吹く
ような 予報♪
と言うわけで ゴールデンウイークは江ノ島のセーリングからスタートです♪
ハーバーを出ると・・・・
クリッパーバウを持ったケッチ(二本マストの船)が出航
よだれをたらしながら見送る・・・・
と言うのは 随分前のこと
今では自分の財力と腕をしっかり自認している・・・・
5m以上の船は一生もてない
下手をすれば
5mの船だって
サイズダウンしていくしか・・・・・ない
と思っております
かつては 横浜港に 7mほどのオンボロ ヨットを持っておりましたが
だんだん サイズダウン
その大きなヨットを持っているときに
色々それなりの本も読みました
色々な人のアイデアも聞きまくりました
その一つに
ヨットの全周にロープを回し
各所に滑車を儲けどこでロープを動かしても全周で同じ動きをするようにする
後ろの真ん中に当たるところにリングをつけて
一人で乗るときは
そのリングを 舵(ティラー)に入れ
どこにいても舵を切れるようにする
と言うシステムです
これは クルーザーのアイデアですが
小さいヨットにも使えるアイデアで
H さんは 自作のカヌーの全周にロープを回し
それで舵を切っていました
雰囲気としては
デカイ車のハンドルの中に座っているような雰囲気♪
舵には普通まっすぐの棒が上にくっついています
これを動かして進路を決めるのですが
チョット離れると手が届かないので
エクステンション と言う 舵の補助棒が付きます
この棒で少し離れたところでも舵を動かすことが出来るのですが
離れすぎると 一直線に近くなり
舵を思い通りに動かせなくなります
カヌーのように長い船だとこれが顕著になります
そこで このロープが威力を発揮していました
僕の小さなヨットは
これを一歩進めて
ゴムのロープで片側に常に舵が切れるようにし
それを打ち消すように片側にロープを付ける
こうすると 一本のロープを張ったり緩めたりすると
舵が切れます
これを使うのは一人でマストのところに行き
セールをしまったり
風が強くなってきたときに
セール面積を小さくしたりするときに使っていました
先日 乗せていただいた ヨットは
乗る場所が無く
仕方なく センターボードの上に乗って操船しましたが
このときも 舵から離れていたのでエクステンションで上手く舵が切れませんでした
まあ、僕の腕が悪いので舷側に座ることが出来なかったのでしょうが
この船のイニシャルスタビリティー(初期復元力)が圧倒的に少なく感じました
その上 浮力体が艇の真ん中にあり
チンをして 起こしたら 船の中に水が半分以上入り込んでしまうのでは?
と思いました
こうなると 怖くて・・・・・・
そこ行くと・・・・
横山晃先生の設計したカナディアンカヌーは
たいした厚みが無い浮力体なのに舷側に長く設置してあるので
チンを起こしても
艇内にコップ 1杯分の水しか入らない
と、言われています
横山先生のヨットはどれも
粘り腰
と、先生がおっしゃるように スッ と、10度位は傾いてもその先に傾かない
ところが件のヨットは際限なく傾きそうな雰囲気
これだと 僕のような腕だとハーバーから離れられない・・・・
舵も思い通りに動かない・・・・
となると 先のロープを全周に回し
舵を切れるようにすると
センターボードの上に乗っていても
安心して乗れるようになるかもしれない
と、考えていたら
アクセスディンギー
と言うのが 確か 艇の真ん中に座って
体の前で舵を切るようになっていて
小さいヨットにも有効な方法なんだ
と、思い至ると
僕の次に乗るべき方向性も見えてきた
維持 保管料が安く
多少吹かれても安心して乗れて
一人でも
二人でも乗れる
チョット 風が吹くと 怖くて乗れないヨットはちょっと敬遠
大体 この写真見ても判るように
大人が片側に乗って
もう片側に子供が乗って
それでも バランスを保っている♪
こりゃ凄い
安心して海に出られる
大体 車と違って
船は 大体が買ってそのまま乗れるほどのクオリティーを持っていない
自分で買ったり
自分で設計図どおりに作っても
それが船の完成ではない
そこからいかに自分の腕と技量で使いやすいヨットにしていくかが
必要になってくる
実際僕が設計図どおりに作ったヨットでも
使いやすいな
と思うヨットになるまでに
何年かかったか
人の船の真似をして
違うな・・・・
こうかな・・・・
と、毎週のようにいじっていた
FRP のレースボートでも同じ事をするようで
オーストラリア方式と
ヨーロッパ方式がある
と、以前何かで読んだ事があります
それは どっちがどっちだか忘れましたが
艤装品を必要と思うところにすべてつけてテストセーリングを重ね
使わないものを外していく方式と
艤装品を何もつけず
テストセーリングして ここにこんな部品が必要だな
と思うところに初めてつける方式
どっちが良いのか判りませんが
僕の場合そんなに部品を買うお金が無いので
図らずも後者になってしまうのですが
そうして付けても位置が気に入らないと少しずつ移動して付け直し・・・・
こうして 自分が目隠しをしてでも操縦できるヨットが出来上がっていく
ところが・・・・
自分で作った船じゃないと
穴一つあけるのも大丈夫かな??
と、心配になってくる
毎年 一年分の陸置き料をこの次期に払う
この時期になると
次はどんな船にしようか・・・・
と、悩みだす
次は絶対にダウンサイズ
と、心に決めていて
先の アクセスディンギーが頭に残る・・・・
これなら どんなに吹かれても
のりこちゃんと安心して海に出られそう♪
だんだん 友人も来なくなってきたし
二人乗れれば十分かな~
でも、今調べたら
3m3cm
ガガーーーーン
たった 3㎝ 長いがために
3.5mの陸置き料がかかる・・・・・
うーーん こりゃもったいないな・・・・・
又、 候補の船を探さなきゃ♪
でも、無かったら
最悪 自分で作る
と言う選択肢が僕にはあるので安心ですが・・・・・
そして 何年後かの未来に
新艇が来て・・・・
今の デイセーラーは・・・・?
手放さずに最低一年は我が家で 保管 & 気になっているところ改善工事
その一年間に新艇が心の底から気に入れば手放しちゃうし
もし、アレ!!!!!
こんなはずじゃなかった
と思ったら すぐに引き返えして デイセーラーを又江ノ島に置くようにするでしょうね
だって手放した金額と同じ額で再び同じ船を手に出来る筈がないので・・・・
後悔先に立たず
って、いいますものね
現に 今のデイセーラーを買って
しばらくは前の小さなヨットも家においておきました
だって、噂や 人の話だけでは本当に自分に合っている船かどうか分かりませんものね
又、同時にこれは改善すべきだ
と思っている所も 江ノ島にあると手がつけられない・・・・
でも、自宅にあればちょこちょこ手を加えられますし
そうして、より完璧になったものを人に譲ることにもなるので・・・
きっと、喜ばれると思うし
それとも・・・・完全にヨットから離れるか・・・・・・
遠くない未来に決断を迫られる気がします・・・・・