昨日友人5人と連れだって「書聖王羲之展」・「円空展」を見るために上野まで行ってきました。
上野公園口での待ち合わせにはトラブルが常習的に!
山手線で事故があるとその影響で必ず他の線にも遅れが出てきます。
電車は遅れましたが、とりあえず、今回も待ち合わせ時間に大きく遅れることなく到着してなんとかセーフ!
昨年のうちに割引のペアチケットを買っていたのだけれど、「円空展」を見るためには別にチケットがいるとのことで900円で購入!
博物館は9時半開門、なのにチケット売り場も同じ時間に窓口が開く。
連れの一人は、「開門時間より早く開かないのはおかしい!」と連れのもう一人と漫才まがいのやり取り。
私たちはその漫才を聞きながら楽しく待つことしばし。
ようやくチケットを購入し、既に開門していた正門脇へ。
ここはいつも正門は開いておらず、脇の通用口でチケットの確認を受けてから中へ。
「書聖王羲之展」のほうが混みそうなので先に見ることに。
漢籍を見る機会が多い為に、王羲之の名は知ってはいるものの、正直なところ書道にはあまり興味が有りません。
しかし、展示品を見始めてすぐ、やはり来て良かった!と思いました。
かねてから1度見に行きたいと思っていた、貴重な『世説新書』(のちに『世説新語』)の残巻が展示されていたのです!
これは1度は実見してみたいと思っていたもの!
それに、台東区立書道博物館所蔵のものも多数出展されていたのです。
特に甘露元年の奥書のある重要文化財の「法句譬喩経巻第三」。
これにはもう大感激です!
顛倒を示すあの乙字もはっきりと確認できました!
やっとこの目で見ることが叶った!!
おまけに、と言っては失礼ですが、中村不折さんの油絵「賺蘭亭図」も展示されていました。
以前に高校用の副教材『新総合 図説国語』(東京書籍)の入力をした時、漢文編に中村不折さんの挿絵があったので、不思議に思っていました。
某大學の教材として使用されている『常用国語便覧』(浜島書店)にも二枚の挿絵があります。
「書道博物館」を作られた方ですので、書道関係を専門にする方だとばかり思っていたのです。
が、図録の作品解説を読みますと、中村氏は「歴史画をライフワークとして、特に中国故事を好んで描いた」と書かれており、展示の作品は第二回帝展に出品された代表作とのこと。
小さな挿絵とは全く違って、「賺蘭亭図」(縦137.0 横151.6)は人物の表情まで細かに表現された大作です。
挿絵を見た時は、申し訳ないのですが、稚拙な絵だなぁ、なぜこの絵が採用されたのかな?くらいに思っていたのです。
その道では名を成した方だったのですね!
書自体には興味があまりないので、記憶にある書名などを目にして、「これ、知ってるぞ!」と内心ほくそ笑みながら見ていました。
昼食をはさんで、「円空展」へ。
展示数の割にはこじんまりと展示されていて、すぐに見終わってホッ!
『日本書紀』に書かれている記事から彫ったものがあるということには興味を引かれました。
あとは、常設展場のお雛様!
細部までしっかり丁寧に造られているのには感心!
財力のある人が作らせた物なんでしょうねぇ~~~
仁清の焼き物、螺鈿細工なども堪能してきました!
又機会を作って行くことにしましょう!
会場に入る前に、博物館の説明をしてくださるツアーのチラシを戴きました。
週に2回ほどのようですが、1時からとのことで時間の関係で参加でき無かったのは残念でした。
こちらも又の機会!ということで!
ちょっと長めの記事になってしまいました。
お読みいただき有難うございました。 <(_ _)>
上野公園口での待ち合わせにはトラブルが常習的に!

山手線で事故があるとその影響で必ず他の線にも遅れが出てきます。
電車は遅れましたが、とりあえず、今回も待ち合わせ時間に大きく遅れることなく到着してなんとかセーフ!
昨年のうちに割引のペアチケットを買っていたのだけれど、「円空展」を見るためには別にチケットがいるとのことで900円で購入!
博物館は9時半開門、なのにチケット売り場も同じ時間に窓口が開く。
連れの一人は、「開門時間より早く開かないのはおかしい!」と連れのもう一人と漫才まがいのやり取り。
私たちはその漫才を聞きながら楽しく待つことしばし。

ようやくチケットを購入し、既に開門していた正門脇へ。
ここはいつも正門は開いておらず、脇の通用口でチケットの確認を受けてから中へ。
「書聖王羲之展」のほうが混みそうなので先に見ることに。
漢籍を見る機会が多い為に、王羲之の名は知ってはいるものの、正直なところ書道にはあまり興味が有りません。

しかし、展示品を見始めてすぐ、やはり来て良かった!と思いました。
かねてから1度見に行きたいと思っていた、貴重な『世説新書』(のちに『世説新語』)の残巻が展示されていたのです!
これは1度は実見してみたいと思っていたもの!
それに、台東区立書道博物館所蔵のものも多数出展されていたのです。
特に甘露元年の奥書のある重要文化財の「法句譬喩経巻第三」。
これにはもう大感激です!
顛倒を示すあの乙字もはっきりと確認できました!

やっとこの目で見ることが叶った!!
おまけに、と言っては失礼ですが、中村不折さんの油絵「賺蘭亭図」も展示されていました。
以前に高校用の副教材『新総合 図説国語』(東京書籍)の入力をした時、漢文編に中村不折さんの挿絵があったので、不思議に思っていました。
某大學の教材として使用されている『常用国語便覧』(浜島書店)にも二枚の挿絵があります。
「書道博物館」を作られた方ですので、書道関係を専門にする方だとばかり思っていたのです。
が、図録の作品解説を読みますと、中村氏は「歴史画をライフワークとして、特に中国故事を好んで描いた」と書かれており、展示の作品は第二回帝展に出品された代表作とのこと。
小さな挿絵とは全く違って、「賺蘭亭図」(縦137.0 横151.6)は人物の表情まで細かに表現された大作です。
挿絵を見た時は、申し訳ないのですが、稚拙な絵だなぁ、なぜこの絵が採用されたのかな?くらいに思っていたのです。
その道では名を成した方だったのですね!
書自体には興味があまりないので、記憶にある書名などを目にして、「これ、知ってるぞ!」と内心ほくそ笑みながら見ていました。

昼食をはさんで、「円空展」へ。
展示数の割にはこじんまりと展示されていて、すぐに見終わってホッ!
『日本書紀』に書かれている記事から彫ったものがあるということには興味を引かれました。
あとは、常設展場のお雛様!
細部までしっかり丁寧に造られているのには感心!
財力のある人が作らせた物なんでしょうねぇ~~~
仁清の焼き物、螺鈿細工なども堪能してきました!
又機会を作って行くことにしましょう!
会場に入る前に、博物館の説明をしてくださるツアーのチラシを戴きました。
週に2回ほどのようですが、1時からとのことで時間の関係で参加でき無かったのは残念でした。
こちらも又の機会!ということで!
ちょっと長めの記事になってしまいました。
お読みいただき有難うございました。 <(_ _)>