さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
日々の暮らしやさんぽみちで
出会った出来事を
つづっています。

風のような人!?

2010年01月28日 | 雑事

今日の「私の履歴書ー細川護煕」では彼の「やきもの」に関する記事でした。
「やきもの」の師を奈良県の辻村史朗氏に決める経緯が書いてありました。
陶芸の雑誌から、自分の感性にあう作品を作っている現代作家を探し、
その人についていこうと決め、
いきなり電話をして作品をみせてもらいに行くことにした、と。
(大胆なひとだなあ!)
観たことがあるんです!見たことがあるんです!
偶然でしたが、東京のデパートで細川氏の「やきものと書の作品展」
を観たことがあるんです!「やきもの」も「書」も端正な印象でした。
わたしは、むしろ氏の「書」の方に興味がわき、
育ち(小さい頃から書に親しむ環境)に思いを馳せたものでした。
帰ろうと出口にいたら何か違う雰囲気がして
(SPらしい人たちとスーツ姿の人たちがザワザワ)
白いシャツ姿の細川氏がスーとみえてあっさりと会釈を交わし
場内に入っていったのです。とても自然な感じで、風のような人でした。
今日の記事の最後で結んでいました。
「たとえ、不器用でも精進工夫をしつこく重ねていけば、
何事もそこそこのところまで辿りつけるものだというのが、
私のいまの実感である」と。

小手指 明正地所ホーム

コメント
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