さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
日々の暮らしやさんぽみちで
出会った出来事を
つづっています。

2010年01月18日 | 季節感
「蕪栗沼」

「雁の群れ」

「日暮れの沼」

「天敵に驚いた雁の群れ」

今頃わたしの田舎の田んぼでは雁の群れが落穂を拾っている
光景が見られます。
日経新聞に、すぐ近くの町で「2万羽の雁を観る会」があると
紹介されたのを見て帰省がてら参加してきました。
一日目:午後1時30過ぎから係りの人から「蕪栗沼」と「雁の生態」
の話を聞きました。琵琶湖や、東京でも昭和30年頃までは
見られたのだそうです。それが今やそのほとんどが
ここだけに集まるようになっているのだそうです。
全国に飛来できるような環境づくりを広げていきたい、
と語られていました。
話のあとは、しっかりと防寒対策をして
雁がねぐらにしている「蕪栗沼」へ出かけて
「雁のねぐら入り」を日暮れ近くまで観察しました。
それこそ2万羽の雁の群れが5羽、10羽と東から西から
鍵になり竿になって戻って「蕪栗沼」に着水するのです。
雁を驚かせないように対岸で静かに観察していました。
この日は冷たい風が吹いてカイロをあちこちに貼り付けて
出かけたのですが、ジッとしていると手足の指先が鼻が
痛くなってつらかったです。
とはいえ観察できた喜びは代えがたいものがありました。

「秋風にはつかりがねぞきこゆなる たが玉づさをかけて来つらむ
-紀貫之」

小手指 明正地所ホーム



コメント
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