無苦庵記

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KSR O/Hの記録 その4

2011年05月15日 23時21分30秒 | Zep

 

シリンダーの装着です。
あ、装着前にピストン周辺にエンジンオイルを塗っときます。それも手のひらにオイルをたらしてピストン全体をなでるようにして塗りつけます

で、ピストンリングをひとつずつ指先(爪なんかを使って)で縮めながらシリンダーに入れていきます、リング部分が全部入ったあとも、ピストンを上下にこじらないように気をつけながらゆっくりシリンダーをクランクケース側にずらしていきます(ガスケットの入れ忘れに注意っす。クランクケースとシリンダーの間は紙?のガスケットなんで、液状ガスケットの塗布は不要だそうです)、で、カムチェーンは紐なんかで引っ張っておきます



 

で、シリンダーヘッドを組み付けます




 

ヘッドを留めるナットだとかボルトを締め込んで、カムのギアを留めてチェーンをかけます。このとき、カムギア、フライホイールともきっちり目印にあわせて、チェーンを細かくずらしながら、タイミングきっちりあわせていきます

ヘッドのナットやボルトは、一応、トルクレンチで締め付けます。順番は車のホイールと同じく、対角線っす。クランクケースからヘッドにいたるオイルラインも忘れずに組み付けます、、



 

カムチェーンテンショナーは、上側にくるほうのキャップを外せば細いマイナスドライバーが入るので、こいつをひねればカチカチカチってでっぱりが戻ります。

で、本体に取り付ければOK




 

フライホイール周辺をもっぺん洗浄液をスプレーしてきれいにして、コイルのあるカバー側もきれいにして取り付けです



 

カバーのボルトは、場所によって長さが異なるので、外すときに位置とモノを記録しておくのがよいです、、、

で、取り外した敗戦関係を元に戻していきます



 

これらの作業をおれ様がこなしている間に、S様はキャブの分解清掃を行います

ばらしてジェット類を抜き取ったら、本体側の穴とかに洗浄液をスプレーして、本体の穴の中をきれいにしていきます



 

キャブを元通り組んで、エンジン本体に組み付けます。スロットルワイヤーなんかも元通りに戻して、エアクリボックスなんかも復元します




 

エキパイ、マフラー、外装なんか、取り外した部品をすべて元通りに取り付けて、ガレージを片付けたら…





見事、無事にエンジン始動
ピストンリングが新品なんで、最初の設定ではアイドリングが低いけど、少し高めればOK。そのまま放置しとけばアイドリングがさらに高まってくるので、2分程度ごとに、アイドリングのスクリューを下げめに回して調整していきます

おれ様の感想、分解する前よりも排気音が静かになったとのことです


このあとは、当面、走行100キロごとにオイル交換、それと100キロ慣らしたら、バルブのクリアランス調整するそうです。が、この作業以来、おれ様にも会えていないので、ちゃんとできたかどうかは不明です。たぶん出来たと思うけど…






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KSR O/Hの記録 その3

2011年05月15日 21時35分11秒 | Zep

KSRの続きです

翌日、発注していた交換部品が届いたので、さっそく作業開始です



 

届いた部品、中身を確認?しております



 

まずS様が「これも交換するのか?」と気になったのがコレ。なんて名前か忘れました、バルブの穴の根元にこうやってはめるヤツです



 

クリーニングが終わったヘッドに新しいバルブをセットして、上部には新しいスプリングをセットします。スプリングは、KSRの場合、上下は関係ないようですが、印(色)がつけてある方を上にするとのことであります



 

でもって、再びバルブスプリングコンプレッサーでスプリングを閉め込んで、この小さなバルブコッターをバルブの軸に入れ込みます、、



 

外すときは簡単だけど、はめ込むときはなかなか。
最初に入れる片方が、規定の位置よりも下に落ち込んじゃうので、コンプレッサーの締め具合だとか、結構コツがいりそうです。何度かやればつかめそうですが…



 

ロッカーアームと、そのの軸を入れて、軸を抑える鉄板を入れます。ネジには、ロック剤を少々



 

金属のガスケットが当たる部分には、液状ガスケットを塗りこみます。以前、愛機ゼファーのヘッドを開けたとき、オイルもれのメッカなんで、この液状ガスケットを「これでもか」って勢いで塗りつけたけど、本当は、ごく薄くてOKとのことでした。(多量に塗っても、締め付けたら結局はみだしちゃうから、だそうです)



 

燃焼室にはみ出した液状ガスケットはきれいにふき取ります。でもってガスケットを装着です



 

ピストンに、新しいリング類を取り付けます。
リング類の何らかの印が付いているほうが、一般的に上に向くようになっているとのことです。なんもんで、上下を確認して取り付けます。

以前、なんかで「この際、リングの切り口を互い違いにしておく」って読んだ記憶があるのですが、S様いわく「リングの向きは、エンジンが動いてるときにどんどん変わってくるので、組みつけの際は切り口を同じ向きにした方がシリンダーに挿入しやすい」とのことでした。



 

で、今ロッドにピストンを取り付けて、ピンのクリップをはめてるところ。このクリップは、無事にはめ込みが完了したあと、クリップの切り欠きの向きをピストン側の切り欠きと反対側に180度回しておくそうです

ピストンの装着が完了です



もうちょっと続きます








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