原発の町に春

昨日は東京高裁でアスベスト訴訟の裁判がありました。
私の所属している組合、建設職人の被害者が集団で裁判に加わっています。
私も支援で門前行動に参加、傍聴券の抽選に当たりました。
当たり券はほかの支援者に渡して、最高裁裁判所まで歩きました。
窓のない、高い石の塊の最高裁判所前で大阪泉南アスベスト支援行動に参加してきました。

先月3日に行った福島県富岡町の夜ノ森の桜が満開になりました。
テレビ画面です。

左の住宅は居住制限地域　右の住宅は帰宅困難区域
だれも住んでいない桜並木の町です。


バリケードに中にも続く桜並木。
この町は原発から6.5キロの町です。
政府の推し進めるエネルギー基本計画案はこの町を見て何だと思っているのでょうか？

若いときから建設現場で働いてきた夫はアスベストを吸った胸膜肥厚斑がレントゲンで見えるそうです。
約１センチの厚みと医師から言われ、『アスベスト出死にたくない』といつも言います。
しずかなる時限爆弾と言われるアスベストは、症状が出るまで30年以上かかるのです。
ここ10年、痰が切れず、咳が止まりませんが、肺がんなどを発症していません。
私も他人ごとではないので、支援行動に参加しています。