少し前に乗鞍高原にてスマホを使って天の川を撮りましたが、その際に自動保存されていたタイムラプス動画を
チェックしたら流れ星らしきものが写っているのに気付きました。そのアニメーションGIF化動画がコレです。
左端に一瞬だけ線状の光跡が確認できると思います。そこで当該フレームだけを抽出してみると・・・
残念ながらフレームアウトして全経路は捉えられてません。実物を目撃してないので、人工衛星という可能性も
ゼロではありませんが、1フレームにしか写ってなかったんで流星っぽい気がします。
ところで、Google Pixel7aでの星空撮影では、16秒露出×15連写で得られた全画像をスタックすることによって
1枚のスチル画像を出力していると推測されますが、流星の写った時に保存されたスチル画像はこんなのでした。
何故か流星像は認められません。念のため同時保存されたタイムラプス動画の全フレームを比較明合成したら・・・
流星像が確認できますね。なお、単純合成なので日周運動により恒星は約4分間の撮影時間中に動いた分だけ軌跡に
なってます。スマホの内部処理では恒星が軌跡にならないようにスタックしてスチル画像を出力しているものと
思われますが、その処理の過程で流星のような突発的に現れるイメージは除去されてしまうんですかねぇ・・・
となると、流星撮影目的では保存された1枚のスチル画像だけをチェックしても写ったかどうか分からないので、
タイムラプス動画の方を確認しないといけないってことになります。4分が1秒以内に圧縮されたとも言える
短い動画なので、チェックはあまり苦になりませんけどね。Pixel以外のスマホはどうなのか気になるぅ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます