みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

バイキングざんまい

2007年03月19日 20時46分45秒 | 気ままにお出かけ
長崎に来ました。食欲もあって調子いい。

今朝はフェリーの中で朝食バイキング。お昼は長崎駅近くの自然派をうたうレストランでランチバイキング。昨日の夕食からバイキング3連発。

バイキングは体調に合わせて食べる物を選べる上に、野菜もたくさん食べれて助かります。

今朝もサラダ、トマト1/2個、焼きサバ1切れ、だし巻き卵1切れ、ソーセージ2本、冷ややっこ1/6丁、納豆、じゃこの大根おろしあえ、ご飯、みそ汁、昆布のつくだ煮、オレンジ丸々1個、杏仁豆腐と目一杯食べてしまいました。あー、食べ過ぎた。船に乗ってるときに食べ過ぎると船酔いするぞー。

07-03-19_17-44.jpg: 如己堂

午後に訪ねたのは如己堂 (にょこどう。写真)。長崎で一番訪ねたかった場所。白血病に冒され、被曝した体で研究と執筆に打ち込んだ永井博士が訴えたかったこととは?

※ 旅行中に携帯電話から投稿した記事です。



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町の造船工場

2007年03月18日 10時26分25秒 | 気ままにお出かけ
roof000.jpg:造船業者の屋根
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=6.3, SS=1/160s), -0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

木の板とトタンの壁が打ち付けられた建屋。素朴な外観ににじむ味わい。

堀川沿いには造船業者がずらりと建ち並び、多くのプレジャーボートが係留されています。

江戸時代から名古屋の物流を担ってきた堀川の沿岸には、昔から船大工が多かったのでしょう。ただし、時代を反映して、今では仕事の内容も造船からプレジャーボートの整備へと様変わりしているようです。

crane001.jpg: 造船業者
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=5.6, SS=1/125s), -0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

入り組んだクレーンの鉄骨。鉄骨は大小さまざまの三角形で構成されています。一口に三角形と言っても、直角三角形あり、二等辺三角形あり、向かい合わせになってみたり、互い違いになってみたり。

bldg0001.jpg: 建ち並ぶ造船業者
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=7.1, SS=1/200s), +0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

巨大な倉庫のような工場が、堀川沿いにずらりと建ち並びます。建物の高さは3~4階建てくらい。

堤防道路の上にクレーンが張り出しています。クレーンは、ボートをトラックに積むために使うのでしょうか。

bldg0002.jpg: 古い建物の壁に当たる夕日
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=6.3, SS=1/160s), -0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

防潮堤ギリギリまで建てられた小屋。波打つトタン板と、コンクリートに垂れ落ちた鉄の錆 (さび)。数多くの夕日を見送りながら紡いできた時間。

夕方に見る金属

2007年03月17日 19時02分11秒 | 気ままにお出かけ
gate008.jpg: 門扉
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=9.0, SS=1/320s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

アコーディオン門扉を夕日が通り抜け、路面に影の綾が織られました。

門扉の金属光沢と黒く沈む影が対照的です。

bldg0000.jpg: 外階段の建物
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=8.0, SS=1/250s), -1.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

年季の入ったコンクリートの建物。鉄の外階段には赤い錆 (さび) が浮き、穏やかな表情で夕焼けに溶け込んでいました。

階段の声を少し聞いて、また撮り歩きに戻ります。

aprts000.jpg: 冷却器?
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=8.0, SS=1/250s), +0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

ギラギラあやしく光るステンレス製の装置。建物の裏手にこんなオブジェが潜んでいるなんて、ちょっとした発見。ステンレスの素材感、丸いパイプ、四角い箱。現代美術になりそうな装置です。

この装置は何なのかな? 冷却器?

午後の製材所

2007年03月16日 23時27分38秒 | 光と空間
lumber00.jpg: 製材所
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=7.1, SS=1/200s), -0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (-1), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

午後の製材所。作業服に身を包んだ男たちが、丸太を大きなノコギリにかけて材木を切り出していきます。辺りに漂う木のにおい。新築の木造家屋のにおい。

crane000.jpg: 製材所のクレーン
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=9.0, SS=1/320s), -0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)

冬の透き通るような空にすっくと立つクレーン。川に浮かぶ丸太を陸に引き上げるためのものです。

rail000.jpg: 製材所のレール
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=7.1, SS=1/200s), -0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

静かに時を刻むレール。川から引き揚げられた丸太は、台車に載せられてこのレールの上を移動し、道路を横切って製材所に運ばれます。

ここは堀川沿い。堀川を訪ねるのは、去年の夏に堀川まつりを撮って以来のことです。

堀川は名古屋城を築くために掘削されたと言われ、運河としての性格を持っています。

豊かな木曽の山々を背後に擁し、そこから流れ出る巨大な木曽川にも恵まれた名古屋は、木曽ヒノキの集散地として栄えました。

山深くから切り出された木材は、いかだに組まれて木曽川を下り、名古屋港を経由して堀川に運ばれました。江戸時代の初期には、既に堀川に貯木場が設けられていたようです。

貯木場はその後変遷をたどり、現在では埋め立てられて、跡地が白鳥庭園、国際会議場、公園などとして利用されています。

堀川も昭和後期に至るまで名古屋の物流を支えてきましたが、時代の流れは残酷でした。物流の主役はトラックに移り、速度と効率で劣る水運は時代遅れとされました。川の水は排水で汚染されて悪臭を放つようになり、人々の関心も堀川から遠ざかってしまいました。

そんな堀川ですが、川沿いには今でも製材所や材木商がいくつも建ち、巨大な丸太を集めては材木に加工しています。

「堀川のこんな風景も、そのうち見れなくなるよ」

製材所のおじさんから投げかけられた言葉。流れの早い現代です。「そのうち」とは、私が生きている間を指すのでしょうか。

かつては木曽の山々から切り出された丸太。時代が下って、輸入されるようになった丸太。今では現地で製材された材木が輸入されるようになり、丸太さえ数が減っています。

古くから木とともに暮らしてきた日本人。その歴史が残り火となって堀川沿いにともっていました。

参考リンク:
名古屋堀川ライオンズクラブ …… 堀川の浄化、美化を目的とするボランティア団体。堀川の歴史についても詳しく説明しています。