津貫豊祭太鼓(つぬきほぜたいこ)踊りは毎年10月27日に南さつま市津貫地区の天御中主神社(あめのみなかぬしのじんじゃ)に豊年感謝と五穀豊穣を祈願して奉納されています。
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今年は日曜日で例年よりも多くの観客、カメラマンが訪れました。地区内の上門(うえんかど)、干河(ひご)、中間(なかま)の3保存会が昼食をはさんで前後一回(前庭、後庭)ずつ踊りました。中間太鼓踊りは鹿児島県の無形民俗文化財に指定されています。
ここの太鼓踊りは大浦太鼓踊りと内容的に殆ど同じですが、踊りを始める前のミッキが特徴的です。ミッキは「道切り」を意味する準備運動やデモンストレーションのようなものでしょうか。
斜めに体を寄せ合って円陣を組んだ太鼓打ちが小太鼓と鉦のリズムに合わせて掛声をかけ太鼓を打ちます。鹿児島県内の太鼓踊りでは神社境内に到着したときに、挨拶的に短く踊りますので同様の踊りかもしれません。
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社殿の神事が終わり、各保存会が順次5分程度ずつミッキを済ませた10時半頃から奉納踊りが始まりました。「なかうち」と呼ばれる小太鼓と鉦は小中学生男子で花笠をかぶり色鮮やかな衣装で着飾っています。
太鼓打ちは色とりどりの飾りや花に加えて山鳥や雉、孔雀の羽飾りを背負って踊り、日射しに美しく輝きます。太鼓のバチはイグサで作られており短めです。大浦太鼓踊りと同じく太鼓を叩くというより、軽くなぜる程度で大きな音は出しません。動きは全般にゆったりと大らかです。装束には刀も陣笠もなく、笑顔のあふれる豊年感謝の踊りです。加治木太鼓踊りなどとは対照的です。
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この日はまったく雲がなく明暗差が強くて撮影しにくい天候でした。大部分のカメラマンは午前中の踊りが終わると帰ってしまいます。以前にも増して境内の木が成長し日差しをさえぎっており午後は人物主体に撮影しました。
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午後の踊り(後庭)では踊り終わった順に人々が境内を去っていき、次第に寂しくなっていきます。この後は地区内の焼酎工場や保育園、物産店等を回って踊りを披露します。
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強い日射しの中でしたが優雅な踊りを見せていただき、ありがとうございました。夏場から続いた県内各地の太鼓踊りも殆どが終わりました。関係者の皆様には大変お疲れ様でした。
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今年は日曜日で例年よりも多くの観客、カメラマンが訪れました。地区内の上門(うえんかど)、干河(ひご)、中間(なかま)の3保存会が昼食をはさんで前後一回(前庭、後庭)ずつ踊りました。中間太鼓踊りは鹿児島県の無形民俗文化財に指定されています。
ここの太鼓踊りは大浦太鼓踊りと内容的に殆ど同じですが、踊りを始める前のミッキが特徴的です。ミッキは「道切り」を意味する準備運動やデモンストレーションのようなものでしょうか。
斜めに体を寄せ合って円陣を組んだ太鼓打ちが小太鼓と鉦のリズムに合わせて掛声をかけ太鼓を打ちます。鹿児島県内の太鼓踊りでは神社境内に到着したときに、挨拶的に短く踊りますので同様の踊りかもしれません。
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社殿の神事が終わり、各保存会が順次5分程度ずつミッキを済ませた10時半頃から奉納踊りが始まりました。「なかうち」と呼ばれる小太鼓と鉦は小中学生男子で花笠をかぶり色鮮やかな衣装で着飾っています。
太鼓打ちは色とりどりの飾りや花に加えて山鳥や雉、孔雀の羽飾りを背負って踊り、日射しに美しく輝きます。太鼓のバチはイグサで作られており短めです。大浦太鼓踊りと同じく太鼓を叩くというより、軽くなぜる程度で大きな音は出しません。動きは全般にゆったりと大らかです。装束には刀も陣笠もなく、笑顔のあふれる豊年感謝の踊りです。加治木太鼓踊りなどとは対照的です。
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この日はまったく雲がなく明暗差が強くて撮影しにくい天候でした。大部分のカメラマンは午前中の踊りが終わると帰ってしまいます。以前にも増して境内の木が成長し日差しをさえぎっており午後は人物主体に撮影しました。
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午後の踊り(後庭)では踊り終わった順に人々が境内を去っていき、次第に寂しくなっていきます。この後は地区内の焼酎工場や保育園、物産店等を回って踊りを披露します。
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強い日射しの中でしたが優雅な踊りを見せていただき、ありがとうございました。夏場から続いた県内各地の太鼓踊りも殆どが終わりました。関係者の皆様には大変お疲れ様でした。