薩摩半島の南西端にもうひとつの半島「野間半島」があります。この地をつなぐ国道226号線沿いは「南さつま海道八景」で知られる風光明媚なところです。
枕崎市側から時計回りに坊津海岸を北上し、野間池を経由して笠沙方面へ一回りしました。リアス式海岸を眼下にし背後には急斜面や山が迫る曲がりくねった道です。昔はいわゆる「酷道」でした。年間を通じて交通量は少ないですが、一部狭い区間もありますので運転には注意が必要です。
久志(くし)港近くの石垣にツワブキが咲きそろっていました。画面外右側にある樹齢300年のアコウ大木の木陰になり黄色い花が目立ちます。
次は小さな船着場横の祠です。近くの人が祀っておられるようです。わずかな砂浜には軍配昼顔が繁殖しています。殆どの種が落ちて冬の眠りに入ろうとしています。
下は秋目に近い海岸の風景です。磯釣りのポイントが点在しており、釣り人らしき車を数箇所で見かけました。海岸までは険しい急斜面ですから行き帰りが大変なことだろうと思います。
平成11年にはこの沖合いで覚せい剤の密輸入事件が発生しています。夜ともなれば釣り人以外はめったに人が来ない場所なので利用されたのでしょう。
上の画像は笠沙側の谷山にある段々畑です。長年耕作されず草木に隠れていましたが数年前に整備されました。石垣にツワブキの花が咲き連なりきれいでした。少し上ってみましたが急階段で足元が危ないと感じました。このような急傾斜地を切り開き耕してきた先人の生活の厳しさを思うと胸が詰まります。遠くから眺めるほうが良さそうです。
次は高崎山展望所横に咲いている野菊です。サツマノジギクだと思いますが一杯植えてあり野生のものより成長が良くて花も大きい感じです。
最後の画像は笠沙路を少し外れた集落近くの橋のたもとです。流木を祀ってある簡素な祠と横にはハマボウがあり、葉が色づいていました。夏場のハマボウについてはこちらをご覧ください。
駈足で回っただけですが、花の画像は別に掲載する予定です。
枕崎市側から時計回りに坊津海岸を北上し、野間池を経由して笠沙方面へ一回りしました。リアス式海岸を眼下にし背後には急斜面や山が迫る曲がりくねった道です。昔はいわゆる「酷道」でした。年間を通じて交通量は少ないですが、一部狭い区間もありますので運転には注意が必要です。
久志(くし)港近くの石垣にツワブキが咲きそろっていました。画面外右側にある樹齢300年のアコウ大木の木陰になり黄色い花が目立ちます。
次は小さな船着場横の祠です。近くの人が祀っておられるようです。わずかな砂浜には軍配昼顔が繁殖しています。殆どの種が落ちて冬の眠りに入ろうとしています。
下は秋目に近い海岸の風景です。磯釣りのポイントが点在しており、釣り人らしき車を数箇所で見かけました。海岸までは険しい急斜面ですから行き帰りが大変なことだろうと思います。
平成11年にはこの沖合いで覚せい剤の密輸入事件が発生しています。夜ともなれば釣り人以外はめったに人が来ない場所なので利用されたのでしょう。
上の画像は笠沙側の谷山にある段々畑です。長年耕作されず草木に隠れていましたが数年前に整備されました。石垣にツワブキの花が咲き連なりきれいでした。少し上ってみましたが急階段で足元が危ないと感じました。このような急傾斜地を切り開き耕してきた先人の生活の厳しさを思うと胸が詰まります。遠くから眺めるほうが良さそうです。
次は高崎山展望所横に咲いている野菊です。サツマノジギクだと思いますが一杯植えてあり野生のものより成長が良くて花も大きい感じです。
最後の画像は笠沙路を少し外れた集落近くの橋のたもとです。流木を祀ってある簡素な祠と横にはハマボウがあり、葉が色づいていました。夏場のハマボウについてはこちらをご覧ください。
駈足で回っただけですが、花の画像は別に掲載する予定です。