花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

硫黄山警戒レベル引き下げ 大丈夫? 2018/05/01 (鹿児島) 

2018-05-01 17:34:08 | 霧島連山
5月1日(火)午後、気象庁は硫黄山の噴火警戒レベルを2に引き下げました。

気象庁の発表は次の通りです。

霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の噴火警戒レベルを2へ引下げ
報道発表日平成30年5月1日
概要
本日(1日)14時00分に霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き下げました。
本文
 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)では、本日(1日)14時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。

 今後も、えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 なお、火山性地震の多発や急激な地殻変動などが認められれば、再び噴火警戒レベルを引き上げます。(引用終わり)

ライブ画像 UMKテレビ宮崎 5月1日16時48分


規制範囲の縮小に伴いえびの高原駐車場には数台の車が止まり、行楽客の姿も見えます。

ライブ画像 MRT宮崎放送 5月1日16時49分


ホテルからの映像でしょうか、県道沿いの噴気孔がすぐ近くに見えます。

えびの市が5月1日発表 警戒レベル引き下げに伴う規制範囲図(拡大)


県道沿いに新たに噴気孔が開き、えびのエコミュージアムセンターまで500m程度しかありません。しかし、警戒範囲の中心点は硫黄山のままです。火山噴火への警戒範囲としては頭をひねるしかありません。

大型連休期間中でもあり、ミヤマキリシマシーズンを前に地元観光産業などからの要請が強かったのでしょうか。噴気孔が新たに西側に出現したわけですから、警戒範囲はその分だけ西側に広げるのがごく自然と言うものでしょう。

昔のえびの高原はこんな風景だったと言えなくもありませんが、噴火してからまだ一ケ月も過ぎていません。有毒な火山ガスも出ていますし、熱泥水も流出しています。御嶽山はレベル1で噴火し、大災害を引き起こしました。

現状の観測体制では確実に噴火を事前予知することは困難です。気象庁は噴火した当時、新噴気孔の予測はしていませんでした。気象庁と地元で綱引きをして、いやいやながら気象庁が警戒レベルを下げたような発表内容です。

あまりにも経済優先の発表ではないでしょうか。噴火災害の場合、自治体や気象庁が金銭補償をするはずもなく、つまるところは自己責任でしょう。御嶽山、本白根山、阿蘇山のような悲劇が起きないことを祈るしかありません。
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唐芋を植える 紅はるか 2018/04/30 (鹿児島)

2018-05-01 16:15:14 | 野菜作り
4月30日(月)振替休日、唐芋(さつまいも)を植付けました。
毎日が連休のような暮らしに感謝しながら、毎朝の天気予報に注目しています。

NHK6時前の天気予報 以下の画像は4月30日に撮影


唐芋の植え付けにはチャンスです。雨の前日に植え付けると殆ど活着します。

TBS あさチャン


トランプ大統領にもノーベル平和賞?


もりかけ、日報、セクハラの連続報道も大型連休で一休み。国内の話題はTOKIO山口メンバーの事件に集中、国外では米朝対話への関心が高まっています。

南北朝鮮がパフォーマンスを繰り出してアメリカの気を引いています。所詮同じ穴の狢、実の兄を暗殺し側近を次々に惨殺した独裁者が、あたかも立派な平和主義者であるかのような宣伝の大合唱です。

足元を見られているのがアメリカトランプ大統領。ノーベル賞候補などとおだてられ、何の成果もない史上最悪に近い大統領です。これまで何度も北朝鮮に騙されてきました。核実験場の閉鎖と言っても、何度も実験を繰り返して使えなくなったというだけの話。笑止千万です。

木花館(このはなかん)で「紅はるか」の苗をゲット


27日には店頭に並んでいた紅はるかの苗が、この日は日置市内のかめまる館、ひまわり館ともに販売済みでした。せっかく張り切って来たのに残念。ダメもとで南さつま市の木花館まで足を延ばすと一束だけ売れ残っていました。

品種名の紅はるかは人気の安納芋よりもはるかに美味しいことから名づけられたとか。今年初めて植える品種です。100円値下げ、50本で900円。種芋を入手して発芽させて苗採取までの手間とコストを考えるとはるかに安上がりです。大規模作付の農家では、苗のコストはかなり低いでしょうが自家用趣味の園芸には必要な経費です。

道沿いのポピー 日置市吹上町西原公民館向かい


広い畑で植付が進む


浜は引潮時 吹上浜日置海岸


連休で潮干狩りの人がいました。一日釣三昧の人も。朝はキス網が3隻操業していたそうです。島(砂州)からキスが釣れており、貝もぼちぼち採れていました。

順調に伸びるキュウリ


順調に伸びてもうすぐ囲いを越えそうです。長い支柱とネットを準備しなければなりません。

木陰になり畝作りに着手


昨年と同様に畝にはコガネムシなどの食害防止にダイアジノン3%粉剤を撒きました。その上に土をかぶせ、芋の肥料を軽く散布。あらかじめ苦土石灰を散布、その後菜種油粕を軽く散布してそれぞれ耕してあります。

体裁は悪いが植付完了


昨年使ったマルチシートを再利用しました。シートの暑さは0.03ミリで殆ど傷んでいません。0.02ミリのものでは劣化が進み再利用は難しいです。

苗は店頭に並んでから3日以上経過していると思われますが、小さな根が出ていて芯も葉もしっかりしているので大丈夫でしょう。採取直後の苗を植えると見た目は良いですが、日差しが強いと芯まで萎れて案外と活着率は良くありません。

根からの養分水分が途絶えた直後はダメージが大きい状態です。しばらく水だけで飢餓状態を経験させ、根を出す努力をさせることが大切なようです。

苗床で育てている安納芋などはまだ植えるほどに成長していません。少しずつ畝を作りながら6月中旬頃までに植えられたら幸いです。今年は無理せず確実に苗を育てることにしています。昨年は肥料の与えすぎと高温障害で全体の3割が収穫なしの不作でした。毎年あれこれと工夫しながら育てる楽しみがあります。
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