今月の19日から2泊3日で千葉県の白子温泉というところに地元の卓球クラブの合宿に行ってきました。宿泊は、体育館を持った温泉旅館で毎年お世話になっている。
参加したのは男8名 女8名の計16名。参加者の平均年令は73歳で最高齢は85才というまさに年寄軍団であるが、それも泊まりがけで、卓球の練習に励むというのだから、その元気パワーに圧倒される。特に、女性軍は、全員70~80代であるからまさに驚きである。
昼間は、練習メニューに従い、打ち方の練習をしたり、練習試合を行ったり、あっという間に時間は過ぎていくが、お茶菓子や果物を食べる休憩時間もしっかり設けている。16時半に練習を終え、ゆっくり温泉で汗を流した後、18時から夕食というか宴会が始まる。食事も温泉旅館のようにメニューが豊富で食べきれないほどで、お酒と食事を満喫した後は、カラオケタイムとなる。カラオケ付きの畳の宴会場なので、食事中からカラオケが始まり、昼間の疲れも吹っ飛ぶほど楽しいひとときである。
カラオケの後は、部屋に戻って、ビデオの鑑賞タイムとなる。ビデオといっても、大人のビデオではなく、昼間の練習風景をビデオに撮影したものを皆で見て、コメントしあうのである。ちゃんとラケットを振っているようでも、ビデオで見ると腕が上がってなかったり、とにかく、皆恥ずかしいほどのフォームになっていることに愕然とする。しかし、ビデオで見て自分の欠点を反省することは大変勉強になるので、評判は上々であった。
合宿などというと学生の特権で、年寄りには無縁のようなイメージもあるが、年寄りでもこれがなかなか楽しいひと時を過ごすことができるのである。昼は、向上心を持って、卓球を楽しみ、夜は温泉とお酒と豪華な食事とカラオケを楽しむことができるのだから、まさに一石五鳥である。
昨今は、平均寿命より、健康寿命という言葉がよく話題になるが、何歳になっても合宿に参加できることに感謝しつつ、健康寿命を延ばすためにも第二の青春を謳歌しようではありませんか?