浪漫飛行への誘(いざな)い

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五輪とコロナで七転八倒の菅内閣~ワクチン接種問題

2021年06月30日 06時01分20秒 | イベント

6月28日、自衛隊の大規模接種センターにて、2回目のワクチン接種を受けてきた。地元での接種時期があまりにも遅れているので、自衛隊によるモデルナ接種を利用したが、地元で待っていたら、まだ1回目も打てていない状況だと思う。予想通り、接種部位の若干の痛みと少しの発熱(37度ちょっと)等の副反応はあったが、日常生活には影響するほどではなかった。

ワクチンといえば、政府が五輪開催のために、接種を加速していたが、ここに来て供給不足もあり、職域接種にブレーキがかかりそうである。接種の加速はいいことだが、政府は、五輪強行というあからさまな動機があまりにも不純であったと反省すべきである。また、当初の方針を翻し、約10万人の五輪ボランティア全員に特例でワクチンを接種することを決定したようであるが、後手後手もいいところで、2回目の終了が7月31日あたりで、ワクチン効果が出るのは、早くても8月7日すぎとなり、皮肉にも五輪は閉会するタイミングである。要するに、感染対策の「やってる感」を出すだけが狙いで、実際の効果はほとんどないと言える。ボランティアに打つとしても、警備関係の人達やバスの運転手達は一体どうなるのだろうか?全国から集められた人数は莫大なものになるが、彼らはワクチンを打っていないのである。感染拡大の恐れが現実のものになることはほぼ間違いない。ボランティアのワクチンが間に合わないなら、それを不足している職域接種の方に回してほしいものである。国民の命より五輪優先を許してはならない。

そういえば、天皇・皇后両陛下とも64歳以下なので、まだワクチンは打っていないようであるが、何で開会式への出席が調整中と発表されるのか不思議である。ワクチンが未接種であれば、健康のことを考えれば、出席はあり得ない話である。政府は、よくもまあ平気で嘘をつくものである。万一、健康を無視して、強引に引っ張りだしたとしたら、首相は、即刻クビである。

最終コーナーに来て、政府は七転八倒状態で、お金に関係なく、何でもかんでもやると言い出している。すべてぶち込むつもりでいるようであるが、誰もかかるお金のことは、監視していない。かかるお金は、すべて我々の税金からである。すべてやっちまえという政府の対応は許しがたいものである。

一月万冊の考察(6/28): https://youtu.be/Iig4RRDakkE

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ぼったくり男爵はバブルから外に出すな!

2021年06月29日 19時41分55秒 | イベント

最近のニュースによるとIOCの「ぼったくり男爵」は、広島への訪問を希望しているという。また、以前には、天皇陛下への謁見も希望している旨のニュースも流れていた。五輪開催には国民の8割が反対し、コロナの感染も拡大し続けていることから、バブル方式は厳格に運用する必要がある。ぼったくり男爵はバブルの中に閉じ込めておく必要があり、広島訪問などとんでもない話である。コーツ調整委員長が長崎訪問という話もあるようだが、これも同じ理由で絶対に阻止する必要がある。被爆地からは怒りの声があがっているようである。日刊ゲンダイによると、男爵は、ノーベル平和賞を狙っているらしいという。被災地ならともかく被爆地訪問とは、エゴそのものである。

男爵コンビは、日本人からどれほど嫌われているか知っているのであろうか?天皇陛下は、感染拡大を強く懸念していることから、ぼったくり男爵の謁見など絶対許してはならない。陛下による開会式への出席や開会宣言もやめるべきであろう。調べて見たら、陛下はまだワクチンも打っていないとのことで、開会式には間に合わないこともわかり、ご臨席は不可能と思われる。

また、すでに入国している五輪関係者の中にはコロナへの感染が判明している人が例のウガンダ人2人の他に4人もいたことが明らかになった。もうすでにバブル方式は破綻しているともいえるが、その事実を隠蔽していたことも大問題である。今の政府は、改ざんや隠蔽は、得意中の得意なので、さもありなんという印象である。海外から何万人も来日し、バブルの外と内を行き来する関係者が多数いるため、完璧なバブル方式なんと絶対不可能である。13日から開催されているサッカー南米選手権でバブル方式が破綻し、200人近くの感染者が出ていることからも、バブル方式はうまく行かないことは明白である。東京五輪は、その規模は、サッカー選手権の比ではないので、感染爆発が致命的なものなる恐れが強い。危機意識の薄い菅首相は、こんなことも予測できないのであるから呆れるばかりである。

Masa ニュース雑談(6/28): https://youtu.be/MluV-s15VOs


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上昌広氏記者会見~日本のコロナ対策の失敗

2021年06月28日 06時10分33秒 | 健康

医療ガバナンス研究所の理事長である上昌広氏が、6月23日、日本外国特派員協会主催で記者会見を行い、日本のコロナ政策の問題点を厳しく指摘している。日本の感染症対策は、約300人の厚生労働省の医系技官が牛耳ってきたが、クラスター対策に終始し、PCR検査を抑えてきた。今でも、PCR検査を拡大すると医療崩壊を起こす恐れがあるので、濃厚接触者以外には検査しない方針が続いているようである。保健所を核としたPCR検査に限定し、感染症ムラの権利を守ろうとしている。ゲノム解析にしても、保健所が限定的に独占して実施しているだけなので、デルタ株の発見等はいっこうに進んでいない。

この記者会見は、日本語と英語の通訳付きで行われているので、時間が余計にかかっているが、日本のコロナ対策の問題点が鋭く解説されている。上氏は、政府の御用専門家とは違って、科学的見地から、感染症対策の的確な提言を行ってきている。日本のコロナ対策は、感染研ムラの医系技官を中心として対策に終始しているため、うまくいっていないという。

オリンピックの感染対策についても、いろいろ問題があると指摘している。いわゆるバブル方式についても、穴だらけでいろいろ問題があるという。政府は、政権忖度する感染研ムラの専門家ではなく、上氏のような専門家の意見にも耳を傾けてほしいものである。

上昌広氏記者会見(6/23)の概要: https://youtu.be/dj0w0ndvjC4


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菅首相はなぜ宮内庁長官をクビにしないのか?

2021年06月27日 08時25分58秒 | イベント

西村宮内庁長官が、定例記者会見で、「陛下が五輪で感染拡大を懸念と拝察する」と発言し、世界中に波紋を広げている。長官自身、記者の質問に答え、オフレコではなく、オンで結構ですと断言していることから、陛下の了解を取っていることは当然で、陛下は、心底、感染拡大を懸念していると思われる。天皇は政治的発言を行ってはならないとされているので、宮内庁長官からの率直な気持ちを伝えることは、できるぎりぎりの選択であったような気がする。

この発言について、菅首相は、「長官本人の見解」とし、加藤官房長官も丸川五輪大臣も同じ趣旨の発言をしているが、本当にそうであろうか?もし、長官が自分勝手に天皇の考えを自分の見解としてマスコミに伝えたとしたら、大問題であり、長官失格に値するので、菅首相は、即刻、長官をクビにすべきである。なぜ、クビにしないのであろうか?答えは、簡単であり、陛下の懸念は、本当だからである。わかっていても、長官本人の見解として、逃げざるをえないほど追い込まれていると思われる。

海外メディアの受け止めも大変厳しく、長官の発言は、「天皇が五輪開催に不信任票」(ワシントンポスト)とか「天皇の警告」などど報じられている。その報道ぶりは極端な感じもするが、政府は火消しに躍起になっているように見える。天皇を含め、ごく普通の常識人であれば、五輪の強行が感染の拡大を招くことを懸念するのは、ごく自然である。国民の大半は、また世界中の誰しもが、そう感じていると思うが、世論を無視して、昔の軍部さながら、突っ走っているのは、IOC、菅政権、自民党・公明党、東京都、組織委員会だけである。感染が拡大して、何かが起こったら、関係者の責任は不可避である。




一月万冊(6/25): https://youtu.be/xNvtGs1NOD0


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菅政権は国民を舐めきっている

2021年06月26日 08時09分05秒 | イベント

ついに五輪開催まで1ヵ月を切ってしまったが、ここに来て、菅首相の暴論で日本国中に大混乱を引き起こしている。新規感染者数は減るどころか増加傾向にあり、緊急事態宣言解除後の有効な感染症対策は全くないので、五輪に向けて感染爆発は必至の状況にある。そんな中でも、菅首相は、実質的には国民の命や健康を無視して、五輪を強行し、政権維持に奔走しているように見える。

ジャーナリストの白坂和哉氏は、6/23のDAYWATCHで、菅首相は、自分の失敗を認めることになるので、大会期間中に緊急事態宣言を出すことは絶対ないと言い切る。もし万一、緊急事態宣言を出す羽目になったら、引責辞任すべきであるが、絶対責任を取るようなことはしないであろう。開会式は、IOC関係者やスポンサーは、観客ではないので、別枠で、上限は2万人までと勝手に言い出した。一般の観客は再抽選で抑え込む一方、上級国民は全て受入れ、優遇されることになるのは不愉快である。菅首相は、日本国民を舐めきっている。

また、小中学生を動員する学校連携観戦プログラムも問題が大きいという。子供たちに五輪という強烈な印象と刷り込みによって、五輪への好感度を維持し、五輪を推進する原動力になることを狙っているものと思われる。コロナへの感染も心配だが、猛暑の中、熱中症も心配である。 犠牲者が出たら、誰が責任をとるのであろうか?別枠と位置づけ、半ば強制的に小中学生を多数動員することはやめてほしいものである。

また、小沢一郎氏は、菅政権の今のやり方は、戦前の政治の暴走に似てきていると言っている。外出自粛とか飲食店の休業や時短要請とか酒類の提供禁止とかはすべて五輪開催のためだったともいえるという。「五輪=戦争」のために、我々は、自粛という慎ましい暮らしを強制させられてきたともいえる。そのへんのところは、大塚英志氏の「暮しのファシズム」という本にも書かれていることと同じであるという。戦争は新しい生活様式の顔をしてやってきたのである。「新しい生活様式」や「新しい日常」などと日々の暮らしのあり方について、為政者が「新しさ」を求め、社会全体がそれに積極的に従う様がかっての戦時下を彷彿とさせるという。菅政権は、戦前の国家体制を真似ながら、コロナに乗じて我々を統制し、東京五輪を企てているといえる。

白坂和哉DAYWATCH(6/23): https://youtu.be/WsayRYvcFFc

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五輪開会式に天皇・皇后様はご臨席?

2021年06月25日 21時15分22秒 | イベント

ここに来て、政権の強引な誘導で東京五輪開催は決定的で、今や、観客数の議論に成り下がっている。専門家は無観客を強く要請しているが、菅政権は、完全無視で、できるだけ多くの観客を入れることに必死である。5000人以下と思いきや1万人以下に拡大し、開会式にいたっては、プラス、VIP、五輪関係者、スポンサー招待客等は別枠で最大2万人をスタディアムに入れる策略を練っているから驚きである。大会会場での酒類の提供は、批判をよび、さすが取りやめるようであるが、感染が拡大する方向での施策、目白押しである。一般競技については、小中学生の枠も別枠とみなして、できるだけ多くの観客を入れようとしている。小中学生が観戦でコロナに感染したら誰が責任を取るのであろうか?コロナがなくても、1年で一番暑い時期で熱中症も極めて心配である。熱中症とコロナのことを考えれば、小中学生の半ば強制的な動員はやめるべきと考える。コロナがまん延しているのに、世の中狂っているとしか言いようがない。政治の責任であるが、何かあっても、彼らは絶対に責任を取るようなことはしないと考える。

コロナ禍でも政権の身勝手で開催されることになった問題だらけの東京五輪だが、その開会式に天皇・皇后さまはご臨席されるのであろうか?五輪憲章によれば、開催地の国家元首が開会を宣言すると定められているようである。1964年のオリンピックでは、昭和天皇が開会宣言を行ったようであるが、今回は、すんなり規定通りとするには問題が大きいような気がする。

6/24に天皇陛下が五輪で感染が拡大することを強く懸念している旨のニュースが流れていた。菅首相がきちんと説明すべきであると思うが残念ながらできないでしょう。国民の大多数が開催に反対しているうえ、何よりも両陛下の健康が心配である。密になるようなイベントの開会式に両陛下を引っ張り出さないでほしい。安心・安全として、両陛下を絶対にコロナに感染させないということを誰が保証できるのであろうか?今回は全てが通常とは異なるイベントになっているので、開会宣言は、仕掛人の菅首相で十分である。政権の維持のために実施されるコロナ禍での五輪に皇室を巻き込まないでほしい。政府に懇願されれば、天皇自身は臨席を断ることは難しいと思えるので、菅首相に自嘲してほしいところである。しかし、彼は、なりふり構わず、政権維持に必死なので、臨席を強く要請するものと思われる。誰か何とかしてほしいものである。


一月万冊(6/25): https://youtu.be/Nrwh-i6mZwQ

    (6/26): https://youtu.be/iqkD18hqRSQ (開会式臨席の件)

 
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チケット再抽選の愚行?

2021年06月24日 05時49分47秒 | イベント

やるなら無観客が望ましいという専門家のアドバイスを無視して、収容人数の半分以下か1万人のどちらか少ない人数の一般観光客を入れることを強引に決定したが、すでにチケットは販売済みなので、人気イベントは軒並み再抽選となることが明らかになった。大会直前に再抽選を行うということは、不公平極まりなく、一般国民のの反感を招くことは必至であるが、23日、再抽選を行う旨正式に発表された。開閉会式と野球やサッカーなどの8競技の97セッションが再抽選の対象となり、7月6日に結果が通知されるというが、冗談じゃない。

中止や無観客で全てのチケットが無効になるというならまだ理解できるが、一度夢のような大きな幸運を与えておいて、ここに来て、一部の人の夢を奪い取るような愚行は許されない。直前すぎるので、飛行機やホテルをすでに手配済みの人も少なくないと思われる。開会式のようなプレミアチケットは、暴動が起こる可能性もある。開閉会式については、どの位溢れているかわからないが、すべての人が痛みを分かち合うというなら、国家元首等のVIPは別として、五輪貴族やスポンサーの招待客等も抽選で数を絞り込むべきである。1万人というのも何の科学的根拠がないのであるから、再抽選のような愚策はやめ、当選している一般観客はすべて入れるべきであろう。それでは、安心・安全が担保できないというなら、専門家のアドバイス通り、無観客で実施すべきである。今や、東京の新規感染者数は拡大基調にあり、五輪開始前には、爆発的な数字になり、緊急事態宣言が再度発令される可能性が強い。発令された場合、無観客となる可能性もあり、せっかく再抽選で当選した人のチケットも無効となる可能性もある。国民を右往左往させる天下の愚策である。

一般の観客を入れることになったのは、会場で五輪貴族やスポンサー招待客が目立たないようにするために、カモフラージュとして、利用された感もある。いっそのこと、全ての一般の観客は取りやめ、VIPや五輪貴族やスポンサー客だけを会場に入れ、テレビの映像を通じて、その特権行使の横暴ぶりを全世界に晒させたらどうか?
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コロナ禍の五輪開催を考える~上野千鶴子氏の主張に全面賛成

2021年06月23日 07時49分44秒 | 政治

社会学者の上野千鶴子さんが「コロナ禍の五輪開催を考える」という見出しで、YouTube上(6/17)で講演してくれているが、その主張には全面的に賛成するものである。毎日新聞オンラインでも取り上げてくれている。

「何のための東京五輪パラリンピックなのか」「強行すると五輪への不信感が高まる」「五輪は商業主義とナショナリズムの場」「政治イシューと政局になっている」「政権は一か八かの賭けに出ている」「五輪敗戦・コロナ敗戦の意味」「政治は結果責任、“死者”を出さない」「無責任体制ができている」「戦死者がひとりでも出ないように祈る気持ち」「日本の政治の無責任体制について」という内容について、核心をついて解説してくれている。

日頃感じていることをすべて語ってくれているので、上野さんの主張は全面的に支持するものである。今回、オリンピックの正体見たりの感があり、その使命はもう終了したものと思える。まさに、商業主義とナショナリズムの場と化していることが明白となった。今後は、開催を立候補する都市も激減する者と思われる。嘘をついてまでの東京招致は完全に失敗で、どれだけ我々の税金が無駄遣いされたこともよくわかった。彼女は触れていないが、そんな横暴を許したマスコミの責任も大きい。

コロナ禍での五輪開催で感染爆発や犠牲者が出ても、IOCも日本政府も東京都もお互いに責任を押しつけあって、誰一人責任を取らないことは目に見えている。最後に、日本の政治の無責任体制に関連し、今年は総選挙があるので、嘘を言い続けてきた政治家に責任を取らせるのは我々有権者の責任であると言い切っていることが印象的であった。このような社会学者の見解を政権幹部の人達に是非聴かせたいところである。

上野千鶴子氏の講演(6/17): https://youtu.be/60jlR4a4GrE

毎日新聞オンラインの記事(6/20):

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世界遺産「北米で最古!カナダのリドー運河」

2021年06月22日 22時19分51秒 | 旅行

6月20日のTBS世界遺産は、カナダのリドー運河を紹介していた。リドー運河は、カナダの首都オタワから五大湖の一つ、オンタリオ湖畔のキングストンを結ぶ全長202㎞にわたり、自然の川と湖を巧みにつなぎ、190年前に完成した北米最古の運河で世界遺産に登録されている。

もともとは軍事目的で建設されたものであるが、今でも現役で、作られた当時のままに、モーターやポンプなどの動力は使わず、水門の開閉は人力で行われている。全部で、運河に沿って47もの水門があるようである。高さ25mの丘を船で越えるために作られた「水の階段」オタワロックなど見どころも多いが、実際に行ったことがあるのは、オタワにある運河のスタート地点だけだが、カナダ遊学中の2008年9月だったので、あれからもう13年が経つ。同じくオンタリオ湖畔にあるトロントやナイアガラ瀑布、「赤毛のアン」で有名なプリンスエドワード島に旅した時にオタワにも立ち寄ったものである。

ゆっくりした船旅はとてもできないので、この手の番組は、実際に旅した気分にさせてくれるので大変ありがたい。雄大なカナダの大自然を空中からの美しい映像で楽しむことができるのが魅力的である。今や、コロナ禍で海外旅行ができないので、この世界遺産の番組はいつも楽しみに見させてもらっている。カナダの大自然は大変魅力的なので、コロナ禍明けには、是非もう一度訪れてみたいところである。

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ウガンダ選手がコロナ感染~ザルの空港検査

2021年06月21日 16時03分27秒 | イベント

五輪に出場するウガンダ選手団9名のうち、1名が空港での抗原検査で陽性となり、さらにPCR検査でも陽性となったため、入国できていない旨の報道があった。他の8人は濃厚接触者の可能性もあるし、抗原検査をすり抜けている可能性もあるのに、待機もさせず即入国させ泉佐野市に直行させたことは大変疑問である。このニュースでよくわかったことは、空港での検査は、未だに正確度が30%程度と言われる抗原検査をやり続けているということである。当初は、PCR検査をやっていたのに、いつからか感度が悪い抗原検査に切り替えてしまったことは、大きな問題である。抗原検査はPCR検査より結果が出るのが早いということで簡素化したようであるが、ザルもいいところである。五輪を迎えようとしているのに、いまだにザルの抗原検査しかやっていないとは驚きであり、恐ろしい話である。これでは、感染している五輪関係者がどんどん入国してくる可能性は否定できない。

感染研ムラの医系技官達は自分達の利権を守るために、PCR検査を保健所(彼らの天下り先)中心に限定し、大きく広げることをやらず、初動体制を間違えた上、時の政権も関心が薄く、放置してきたことが日本の感染対策の最大の失敗である。ここに来て、デルタ株が猛威を奮いつつあるが、ゲノム検査自体も素人の感染研が独り占めし、時間もかかるお粗末な検査体制となっている。日本には、ゲノム検査のプロがたくさんいるのに、未だに活用すらできていない。空港に最新鋭の機器を配備すれば、簡単にゲノム検査ができて、デルタ株かどうかすぐわかるのに、全くやろうとしていない。国民の命より、自分達の利権が優先しているのである。時の政権も無関心のようで、何ら前向きのコロな対策が何一つでてこない。

こんな状態で、オリンピックを迎え、海外から10万人近くの人が入ってくると考えるだけで、思ってもゾッとする。ザルの空港検疫を何とか強化しないととんでもないことになる。無観客と思いきや勝手に1万人まで観客を増やし、さらに開会式は2万人も入れるらしいので、呆れかえる。自分の政権維持のために、国民の命を犠牲にして、五輪を強行しようとする菅政権を何とかしないと日本は地獄にまっしぐらということになりかねない。戦時と同じ状況を呈しているので、暴走を食い止めるべくだれか救世主が現われてほしいものである。


一月万冊(6/20)の考察: https://youtu.be/-tCPmiFmnKA




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