10月30日、総選挙からまだ3日しか経っていないのに、自民党は、非公認で当選した裏金悪党議員の萩生田、西村、平澤氏及び離党していた世耕氏の4人に対し、自民党会派入りを要請し、了承を得た旨のとんでもニュースが流れた。あまりにも早い毒まんじゅうに手を出した形で、特に、世耕氏は、自民党公認の二階氏の三男と争った人物であり、森山幹事長も復党はありえないと言っていただけに、信じられない対応である。裏金問題を不問に付し、復党させたら、石破政権の支持率がますます下がることは明らかである。国民はそんな馬鹿ではないということをいまだにわかっていないのであろうか?
自公で過半数が取れず、石破氏は、何でもありとなっているものと思われる。とにかく、首相指名選挙で、勝利するために、非公認や無所属や右翼系の少数党を取り込むことに躍起になっているようである。また、今回議席を4倍に増やした国民民主党にすり寄ろうとしており、また、国民党の玉木氏は、野党が共闘すれば、自民党を下野させることが可能な状況にあるのに、あえて自公政権を維持し延命させる行動を取ろうとしていることは大変残念なことである。国民党は、是々非々といっても、裏金まみれの自公政権に組するようであれば、次の参議院選挙では、大幅に議席を減らすことになると思われる。それにしても、大幅に議席を伸ばした立民党の野田氏が野党共闘できず意気消沈している一方、小政党の国民党の玉木氏が意気揚々とテレビに出まくっているのは不思議な光景である。マスコミの取り上げ方にも疑問がある。
時事ドットコムニュース(10/30): https://www.jiji.com/jc/article?k=2024103000552&g=pol
一月万冊(10/30): https://www.youtube.com/watch?v=MXzmJJcsf-4