今年も紅葉の季節を迎えた。今年は、遠出はせず、それもイチョウを中心に黄葉を楽しんだ。まずは、東京の紅葉人気ランキング第1位の神宮外苑いちょう並木を初めて歩いてみた。人気No.1だけあって、平日にもかかわらずすごい人出であったが、外国人観光客がものすごく多いことにビックリした。皆、見どころをよく知っているものだと感心する。
約300m続くいちょう並木はまさに黄金ロードと呼ぶにふさわしい。青山通り口から高い順に植えられたイチョウは遠近感が強調され、奥に立つ聖徳記念絵画館との景観美が実に見事で、まるで絵画のような美しい風景が眼前に広がる。さすが人気No.1。
次に、上野恩寵公園に足を運んだ。国立博物館での展覧会を見に行った折に、紅葉も楽しむことになった。もみじの紅葉はあまりなく、イチョウもまばらではあるが、西郷隆盛像の周辺は黄色に色づいて風情があった。
また、その足で紅葉の名所としてリストされていた目黒にある国立科学博物館附属自然教育園と東京都庭園美術館とにも足を運んでみたが、自然教育園はほぼ紅葉ゼロ、庭園美術館の日本庭園は、紅葉が始まりつつあったが、ピーク状態ではなかった。正確な見頃情報の必要性を感じた。
満開の桜や色づく紅葉を見るたびに、竹内まりやの「人生の扉」が口についてくる。まさに「この先いったい何度見ることになるだろう」と感慨にふけってしまう。そう思うと桜も紅葉も真剣に鑑賞するようになっている今日この頃である。「人生の扉」はまさに人生の応援歌で、My Fovorite Songsの一つである。
写真は、神宮外苑いちょう並木、
「人生の扉」 https://www.youtube.com/watch?v=LozxA_hC1RU