浪漫飛行への誘(いざな)い

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岸田政権は、安倍・麻生政権と同じ

2021年09月30日 05時30分57秒 | 政治

自民党総裁選は、重鎮の工作により、河野氏の惨敗に終わったが、その背景からすると岸田政権は、実質、安倍・麻生政権といえるもので、二人の言いなりにならざるを得ないようである。総裁選の数字に基づいて、その背景について詳しく、一月万冊のネット番組において元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏が解説してくれている。河野氏へのネガティブ・キャンペーンも高市氏への押し上げキャンペーンもすべて多額のお金をつぎ込んで安倍氏が仕掛けたようである。河野氏を蹴落とすことを最優先にした作戦が安倍、麻生、甘利氏が中心になって裏工作され、それが見事成功したようである。まさに、3A(麻生・安倍・甘利)の復権・勝利を意味する。

岸田政権の役員人事が近く発表されると思うが、岸田総裁誕生の立役者の甘利氏が幹事長に就くものと思われる。法務大臣は、上川氏を留任させ、安倍氏の数々の悪事を葬り去る段取りのようである。麻生氏が財務大臣に居座る可能性も強いという。岸田政権は安倍、麻生政権と同じなので、旧態依然とした自民党の体質は全く変わらないとみられる。

コロナ対策についても、岸田総裁は、ほとんど何の知識も持たず、専門家や医系技官の言いなりになることは間違いないので、新しい対策は全く期待できず、第6波を控え、混乱することは必至のようである。総選挙を控えているので、国民は目覚めるべきである。

一月万冊の解説(9/29): https://youtu.be/-Hb7pEtqKsk


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岸田総裁決定により自民党の改革は後退

2021年09月29日 14時19分07秒 | 政治

29日に自民党総裁選が行われたが、予想通り、1回目では決まらず、河野・岸田両氏による決選投票の結果、安倍・麻生の権力支配闘争が功を奏し、岸田氏が総裁に選出され、総理になることが決定された。決選投票の結果をみると、1回目で岸田氏が1位になったことは予想外であった。河野氏がいかに議員のみならず自民党員からも人気が薄くなってきていることも明らかになった。高市氏も予想以上の善戦で自民党の右傾化も浮き彫りになってきた。高市氏は議員票でも第2位となったので、閣僚人事にも多大な影響があると思われる。岸田氏が新総裁となっても、党内の派閥抗争は旧態依然として、安倍・麻生両氏が権力を振るう構図が明確となった。自民党は、国民を無視して、権力闘争に明け暮れているのが実態である。これで、嘘、改ざん、隠蔽という安倍政権の復活を意味することになり、国民の意向とは関係なく、自民党独裁政治が継続することになった。無派閥の菅氏と違って、今度は派閥のトップが総裁、総理になるのであるから、民主政治の後退、派閥政治の復活といえる。

岸田政権は、安倍氏への忖度から、思うような政権運営はできず、短命内閣に終わることは確実である。岸田氏は、ゆっくりと流ちょうに語るが、中味がないというか何を言っているのかよくわからないことが多く、多くの国民の支持を得られるような人物ではないので、内閣支持率は最初から低迷のままだと思われる。岸田首相には、菅氏以上の政策を期待することは無理であり、次の総選挙で良識ある国民からの厳しい洗礼を受けることになると思われる。報道によると新首相に刺客を送り込む野党の作戦もあるようで、現役首相が落選ということも起こりうるかも知れない。

野党にとっては、国民的人気のある河野氏ではなく岸田首相になったことにより、政権交代の芽も出てきたような気がする。野党の頑張り次第であるが、野党の支持率も上がっていないので、何かを仕掛けない限り、勢力図はあまり変わらないような気もする。しかし、モリカケ、桜、河井問題も追及されることなく、今のまま葬られることはほぼ確定的になったが、国民はそれでよしというのであろうか?今、一番ホッといているのは、自分の悪事が追及される危険性がなくなった安倍氏であることに間違いないと思われる。自己防衛のために、血眼になって、裏工作を図った甲斐があったというものである。「お主、悪じゃのう」といったところで、情けない話である。







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白鷗大学WEBフォーラム2021~きたやまおさむと岡田晴恵さん

2021年09月28日 15時41分55秒 | 講演会

9月26日に白鷗大学のWEBフォーラムをネットで聴講した。白鷗大学の学長で我々世代の元フォーククルセダーズのメンバーであった北山修氏とコロナ問題でテレビでも有名になった岡田晴恵さんが出演することもあり、興味があったので、聴講を申し込んだものである。今回のテーマは、「コロナ禍拡大!緊迫する政治と外交」ということで、ジャーナリストの後藤謙次氏がゲストスピーカーとして政治、外交の話をしていたが、フォーラム全体の話の中で特に注意を惹いたことは、北山氏は精神科医ということもあって、「良(い)い加減に生きる」ことが必要ということであった。

彼は、「良い加減に生きる 歌いながら考える深層心理」という本も書いているが、コロナ禍でもどう生きていくかのヒントを語っていた。彼が作詞した歌には、「あの素晴らしい愛をもう一度」「戦争を知らない子供たち」のような有名な作品もあり、フォーク・クルセダーズの歌手としても我々世代にとっては大変親しみが深い。音楽には間違いなく癒し効果があり、今振り返るとフォークルの曲もまさにそうであった。サトーハチロー作詞、加藤和彦作曲の「悲しくてやりきれない」も大好きな曲の一つである。加藤和彦・はしだのりひこ氏ともすでに旅立ち、時代の流れを感じる。まさに悲しくてやりきれない想いである。

また、心理学用語かどうかよくわからないが、自罰性と他罰性という言葉が出てきて、興味を惹いた。問題が起こった時、自分自身を責めるタイプが自罰的で、他者を責めるタイプが他罰的というそうである。うつ病とも関係があると思われる。さすが、精神科医の北山氏のコメントであるとも感じた。白鷗大学については、よく知らないが、北山学長や岡田教授のメンツを見ているとそれなりにしっかりとした、それにバラエティに富んだ面白そうな大学のような気がする。コロナ禍はまだまだ続くと思われるで、我々も「良い加減に生きていく」生活の知恵が必要となるかも知れない。今後も、白鷗大学のフォーラムはウオッチしていきたい。

「あの素晴らしい愛をもう一度」: https://youtu.be/CAtHvMP0QFw

「悲しくてやりきれない」: https://youtu.be/iKAnjDyNGlM


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総裁選のシステムは何か変!

2021年09月27日 20時04分32秒 | 政治

自民党総裁選を29日に控えて、マスコミは総裁選の行方一色で不快感を覚えるほどの盛り上がりである。コロナ対策に集中すべき時に、政権与党もマスコミも人事の話一色というからお寒い話である。4人の立候補者のうち、誰が総裁になろうと派閥の論理による決まり方からの脱却は見られず、旧態依然とした自民党の体質が浮き彫りになっている。安倍前首相は、過去の人として静かに新しい人の指導を行うべき立場に立つべきなのに、先頭になって政権闘争をけしかけ、自分の影響力を強めようと醜態を晒しているのに、議員も自民党員もマスコミも安倍・麻生氏に対する相変わらずの忖度で、うんざりする。腐った自民党は腐るばかりである。

今の権力闘争では、1回目では誰も過半数が取れず、1位河野、2位岸田両氏による決選投票になりそうだが、高市氏が2位にあがる可能性もある。最終結果は、2,3位が結託して、何と逆転現象が起こり、河野氏が蹴落とされる可能性がある。基本的体質は全く変わっていない自民党は、国民の方に目が向いていないので、後は、我々国民は総選挙で審判を下すしかない。自民党の若手、改革派は何をやっているのであろうか?自民党の限界のような気もする。

大体、総裁選のシステム自体がどうみてもおかしい。1回目の決まらなければ、上位2人で同じやり方で決選投票をやればいいだけである。決戦投票では議員票が優先するというシステム自体に問題があることに自民党は気付いていないように見える。よく全国の自民党員はおとなしくしているなと感心する。最初の投票で1位だった人が派閥の論理というか古い体質の重鎮の戦略で蹴落とされるというのはどうみてもおかしい気がする。まあそれが自民党であるともいえる。

河野総裁が実現しなければ、野党には政権交代のチャンスの芽が出てきたような気もする。高市氏ならよりチャンスが広がるので、個人的には高市氏に総裁になってほしい。しかし、どちらが総裁になって総理の座につくと思われるが、派閥の重鎮に操られていることから、コロナ対策で失敗を重ねる可能性が大である。誰がなっても恐らく、菅氏に負けない位、短命内閣になると思われる。コロナで苦しむ国民も限界にきているので、来年の参議院選挙では、自民党が大敗するものと予想される。自民党の嘘、改ざん、隠蔽、強権体質が変わらない限り、いつかは破綻するものと思われる。安倍強権体制はもう勘弁である。野党の結束と頑張りに期待したい。



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音楽(歌謡曲)でめぐるアメリカの旅(50選)

2021年09月26日 09時18分53秒 | 音楽

歌謡曲でめぐるヨーロッパの旅とアジアの旅に次いで、アメリカの旅についても、50曲を選び、1曲1分で試聴できる約52分のユーチューブを作ってみた。アメリカをテーマにした歌謡曲もたくさんあるが、アメリカの場合、昭和30~40年代にアメリカの曲が日本に入ってきて、日本人歌手が歌うアメリカの曲やアメリカ人が英語で歌う曲が日本の音楽市場でヒットしていたこともあり、我々世代にとっては、懐かしい思い出の曲も少なくないので、この50選にも数曲を加えることにした。英語の曲が9曲、日本の歌手が歌うアメリカの曲が3曲含まれているので、タイトルは、音楽(歌謡曲)でめぐるアメリカの旅とした。

海外旅行には、160回位出かけているが、アメリカへの旅行は、あまり多くなく、行ったことがある都市は、ニューヨーク、ワシントン、ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、アナハイム、シアトル、シカゴ、アトランタ、マイアミ、アンカレッジ、ホノルル、リフエ(カウアイ島)、コナ・ヒロ(ハワイ島)、カフルイ(マウイ島)だけにとどまる。

アメリカの曲としては、日本人にとって馴染みのあるニューヨークや西海岸やハワイの楽曲が多い。個人的に好きな曲は、サーカスの「アメリカン・フィーリング」、八神純子の「パープルタウン」、高橋真梨子の「五番街のマリーへ」、テレサ・テンの「西海岸から」等である。アメリカに旅行したくなるような雰囲気のある曲もいろいろ入っているので、コロナ禍で旅行できない代わりに、音楽を通じて旅の雰囲気を味わってみてはどうでしょうか?

音楽(歌謡曲)でめぐるアメリカの旅: https://youtu.be/TVMRvOf-un0



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切手の効用

2021年09月25日 16時09分51秒 | 趣味

若い頃、切手ブームがあり、記念切手が出るたびに切手を買い求めていたことがある。昭和40年代がブームのピークだったと思うが、いろいろな切手コレクションが切手帳の中で眠っている。額面は、5円、10円、15円というような切手が多いが、交換手数料が1枚5円かかるので、よほどのプレミア切手でないかぎり、切手として使用するのが一番有効活用となる。高度成長に伴い、切手の値段も高くなった時期もあったと思うが、今となっては、買い取りといっても額面以下のものが多い。切手の値段は発行枚数にリンクするが、ブームもあって当時の切手は発行枚数が多いため、価値があがらないのが実情である。

最近は、終活の一環として、切手の整理を始めている。何枚もある切手は1枚だけ保存し、後は値段ごとにまとめて整理保管し、ユーパック又は海外へのEMS発送に使用している。払戻はもったいないので、切手として使用するのが一番得である。海外へのEMSはよく利用するが、その料金の一部を切手で支払うことにしている。直近では2000円分の切手を貼り、差額はクレジットカードで支払った。2000円だと切手も100枚以上あったと思うが、郵便局の人に荷物に切手を貼ってもらっている。記念切手ばかりなので、綺麗で見映えもよく、受け取る孫たちも喜んでいるようである。一回に多くの切手を使うと郵便局の人にも迷惑になるので、小出しで切手を利用している。

子供と孫の家族がタイにいるので、頼まれてEMSで物を送る機会が多い。日本の食品・お菓子やおもちゃのようなものが多く、内容品の値段はたいしたことないが、EMS料金もばかにならないので、切手は大変助かる。タイまで送ると通常は1週間程度かかると言われているが、直近では、4日で届いているので、航空貨物が少ないせいかもしれない。今までは日本の薬は送れないが、今後は送ることができるような話もあるので、情報をしっかり押さえる必要がありそうである。

今後も記念切手の値段があがることはあまり見込めないので、新しい切手よりも古い切手の処分の方を優先し、今ではほとんど購入していない。また、日本の記念切手とは別に、個人的趣味で使用済切手も含め世界の「航空切手」を収集してきたが、今はほとんどやっていない。現在、約800枚の航空切手を持っているが、集めていたらきりがない位いっぱいあるので、お金とのからみで追加の収集は何十年も前にやめている。航空切手といえば、一時は自分のHPで集めた切手を整理掲載しようとも思ったが、ネットには、「中級者による切手分類—航空機編」という素晴らしいサイトが公開されており、世界中の航空切手のほとんどが解説付きで整理掲載されているので、自分の切手の掲載は諦めた。中級者なんて謙遜もいいところで、まさに上級者レベルといえる。この人は、航空切手以外も沢山のジャンルの切手を整理掲載しているので、もう驚きしかないほど感心してしまう。切手に興味ある人は是非一度覗いてみることをお薦めする。

「中級者による切手分類—航空機編」: http://fwkf8336.sakura.ne.jp/aircraft/aircraftindex.htm

「中級者による切手分類」トップページ : http://kitte.la.coocan.jp/


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「品川地下鉄」実現に向けて動きだすか?

2021年09月24日 06時12分21秒 | 交通

「品川~白金高輪地下鉄」(品川地下鉄)の延伸計画が進んでいるという朝日新聞デジタルの記事が目に留まった。品川地下鉄は、品川と白金高輪の約2.5キロを結び、所用時間は約4分。羽田空港に近い品川駅と都心へのアクセスを充実させる狙いという。品川は、リニア新幹線の始発駅でもあるので、観光需要も見込めるという。品川駅周辺は今再開発計画が進んでいるので、周辺は飛躍的発展を遂げるポテンシャルがありそうである。

具体的ルートはAルートとBルートが検討されているようであるが、移動距離が短くなるAルートが有力なようである。着工してからも10年位はかかるので、早くても2030年代の前半いう遠い先の話である。延伸の計画も再開発の話も、品川界隈に住んでいる者からすると嬉しい情報である。品川界隈でマンションを購入した時も、りんかい線の延伸、埼京線とのドッキング、新幹線の品川発着の計画もすべて視野に入れていた。品川は、昔から交通の要所として機能しており、実際に住んでみて、都心に近く、神奈川、千葉、埼玉にも近く、新幹線で名古屋にも、飛行機で大阪、福岡、札幌、沖縄等全国の各都市へのアクセスも大変便利であることを実感している。成田空港にも、車だと1時間、成田エクスプレスでも1時間ちょっとなので、海外へのアクセスも便利といえる。

今住んでいるところは、交通の便がいいというだけでなく、江戸情緒が色濃く残る地域でもあるので、その微妙なバランスが気に入っている。周辺には神社仏閣も多く、旧東海道に面しているので、江戸時代の参勤交代の風景も容易に想像できるというものである。我々世代にとっては、リニア新幹線も品川地下鉄も直接関係ないかも知れないが、品川のポテンシャルが上がることは間違いないと期待される。




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歌謡曲でめぐるアジアの旅(50選)

2021年09月23日 15時02分43秒 | 音楽

アジアには、日本を入れて45の国と地域があるが、その内旅行で行ったことがあるのは、32ヵ国なので、まだ13ヵ国には足を踏み入れていない。アジアは世界でも最も紛争をかかえる国々が割拠していて、行きたくても行けないところも多い。とても行けそうにない北朝鮮、アフガニスタン、イラン、イラクの他に、イエメン、サウジアラビア、オマーン、カタール、タジキスタン、トルクメニスタン、パキスタン、東ティモール、ブータンの13ヵ国である。コロナ禍で海外旅行にも行けなくなっているので、これ以上は無理かもしれない。

そんな政治的にも問題の多い国がひしめくアジアであるが、そんなアジアの各国、各都市を歌った歌謡曲だけでも150曲以上(除く日本)あると思われる。一番多いのは、中国で香港を含めて100曲以上あり、満州、ハルピン等戦時中の歌も多い。都市別には、上海が一番多く、次は香港となっている。今般、アジア各地を歌った歌謡曲の中から50曲を選び、1曲1分として連続試聴できるユーチューブを作成してみた。知らない曲も多いかも知れないが、旅行に出られないご時世なので、歌謡曲でも聴いてアジアの旅の雰囲気を味わってみてください。

歌謡曲でめぐるアジアの旅(50選): https://youtu.be/fPFv2A5S7F8 (約52分)


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政府のコロナ無策と追及しないマスコミの大罪

2021年09月22日 18時57分10秒 | 政治

厚労省の医系技官達や感染研ムラが自分達の利権を守るため、自分達の都合がいいようなコロナ対策しかやってこなかったことが指摘されている。菅政権のコロナ対策は、感染研ムラの専門家と称する人達からの間違った情報、アドバイスに基づき、実施されてきたもので、明らかに外国とは異なり、間違った道を通ってきたが、マスコミがそれを指摘していないのが現状である。PCR検査数が増えないのも、今問題になっている医療崩壊もそれが原因である。コロナ問題については、「一月万冊」というネット番組で、ジャーナリストの佐藤章氏(元朝日新聞記者)が核心をついたコメント・分析を常に提供してくれている。

今回は、朝日新聞の記事を取り上げ、朝日新聞のジャーナリズムの問題点を厳しく指摘している。安倍・菅政権のマスコミへの締め付けが異常なほど強いため、マスコミは本来の使命を放棄しているようである。マスコミの政権への忖度は尋常ではないともいえる。また、菅政権は感染研ムラから間違った情報しか与えられず、間違ったコロナ対策で失敗を重ねてきたもので、辞任に追い込んだ張本人は、感染研ムラの専門家とも言えるが、政権責任者として、そこにメスを入れることに失敗したことが辞任の最大の要因であると思われる。医療崩壊問題にしても、コロナ患者の受入れが極めて少ない国立病院や尾身さんが理事長を務めるジェイコー(JCHO)に対し、現行法でも、厚労大臣の指示で改善することが可能なのに積極的にやろうとしていない。最近、新規感染者数が減っているのも、わかっている専門家は、ワクチン効果よりも、ウイルスの季節的要因で減っているものと考えているようである。

今、自民党総裁選がマスコミジャックを起こしているが、誰が総裁になって、総理に就任しても、コロナ対策に抜本的なメスを入れないと同じ道を辿り、短命内閣に終わる可能性がある。新政権がどうなるかわからないが、真の専門家の意見を聴取し、真のコロナ対策に取り組む必要がある。それができるなら、政権交代があってもよいと考える。自民党の幹部連中は内部抗争なんぞやっている時ではないとなぜ気が付かないのであろうか?マスコミも同調しており、自民党への忖度ぶりは異常なほどである。自民党による電波ジャックは許してはならないが、マスコミもグルではどうにもならないともいえる。

一月万冊による考察・分析(9/21): https://youtu.be/ZW6qN2u7M3M


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新規感染者数はなぜ減っているか?

2021年09月21日 08時19分07秒 | 健康

我が家の夕食は、大体17時ちょっと前から始まる。最近の生活パターンは、16時45分に東京都の新規感染者数の発表があるので、テレビのニュース番組でその人数を確認してから夕食がスタートする。当然ながら夕食の話題となるが、土日祝日はニュース番組がなく、最近はニュース速報のテロップも流れないテレビ局も増えており、報道体制に疑問を感じる。数が増えている時は、関心が高いとみるのかほぼ必ずテロップも流れていたが、今は大分減ってきているためか取り上げ方も小さい印象がある。毎日のコロナ関連の数字だけで一喜一憂するわけではないが、継続的に報道してほしいものである。

ここに来て東京都の新規感染者数が前週より大幅に減り、一時5000人を超していたが、今や300人前後の数字となっている。緊急事態宣言が延長されているのになぜ減っているのか、専門家も含め、納得できる説明をしてくれる人がいない。ワクチン接種が進んでいるからという説明では、リバウンドで増えた場合は説明できない。人流が減ってきているからという説明も、規制緩和で決して減っているイメージはない。イベントが復活したり、酒類を提供するお店が再開したり、鉄道や飛行機を利用する人も増えている気がする。国民がリスク回避行動をとるようになってきているという説明は、一部当っていると思うが、政府の対策による効果でも何でもない。季節的要因で減ってきているという説明が一番当たっているような気がするが、拡散する真の要因が分からなければ、有効な対策なんて打てっこないといえる。

日本のコロナ対策は、間違った認識から間違った対策に終始してきたので、感染者数がどうして減ってきているかなど説明できないのも当然である。政権の中にいる専門家達は、コロナのエアロゾル感染を認めようとせず、濃厚接触者だけにPCR検査をして追いかけるという政策に終始している。居酒屋等のお店での感染より、家庭内感染のほうがはるかに多いのに、そこへの対策が後手後手で医療崩壊を起こしているのが実態である。首相が変わっても、アドバイスする専門家が変わらなければ、日本のコロナ対策がうまく行くはずがない。新首相は、感染研ムラにメスを入れ、まず専門家を総取り換えする勇気が必要となるかも知れない。



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