浪漫飛行への誘(いざな)い

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人生の楽園 ― 憧れの「方丈記」の世界

2016年10月29日 20時24分38秒 | 人生

 

好きなテレビ番組の一つに「人生の楽園」(テレビ朝日 土曜日18時~)がある。昔は、海外と国内の両方が取り上げられていたが、最近は国内だけになっているのがちょっと残念である。しかし、西田敏行と菊池桃子のナレーションもなかなか素敵なので、夕食時だが、つい見てしまう。

定年後の第二の人生の生き方を紹介するもので、まさに人それぞれであるが、田舎暮らしとか農業回帰とかが多いが、まさに自分世代の生き方の参考になるものがある。今日(10月29日)は、定年後にミニチュアのツリーハウスを制作している人を取り上げていたが、番組を見ていて、急に「方丈記」の世界が頭をよぎってきた。高校時代の授業でも「方丈記」の作品を読む機会があったが、その頃から漠然と「方丈記」の世界に憧れを持っていた。

「方丈記」は鎌倉時代の1212年に鴨長明によって書かれた随筆として有名であるが、「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」という言葉が印象的である。昔かじった程度なので、詳細なストーリーは覚えていないが、人生を川の流れに例えていたと思う。小さな川のほとりに「方丈」3メートル四方、五畳くらいの広さの庵を建てて、気ままな一人暮らしの隠居生活をしながら、書かれたものではないかと思うが、まさに人生の楽園である。

毎日、川の流れのせせらぎを聞きながら、方丈のコテージでののんびりとした隠遁生活に憧れる。コテージは木製のログハウスみたいなもので十分だが、電気、テレビ、パソコン他最低限の電化製品は欲しいところ。狭くて構わないが、何でも手が届く範囲にあり、心地よい川のせせらぎの音が聞こえることが条件となる。この年になって、このような隠遁生活に憧れるが、そんな場所はどこかにないものかと思いを巡らす今日この頃である。方丈記の作品をまた読んでみたい気がしてきたが、細かい文字を見るのもつらいので、テレビ(BS朝日)の「あらすじ名作劇場」で是非とも取り上げてほしいものである。

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IOCバッハ会長と小池都知事との会談のテレビ生中継

2016年10月18日 15時48分19秒 | ニュース
本日(10月18日)、バッハ会長と小池都知事との会談が行われるとのことでどうなるか楽しみにしていたが、その会談がテレビで生中継されていたことにビックリした。この段階での会談の中味は大変微妙なものなので、生中継されるなんて想像もしていなかった。これはまさに小池さんが透明化を推進しているからだと思うが、会談の内容は別として、生中継を実現させたことは完全に小池さんの勝ちである。

裏返せば、豊洲の問題もそうだが、今までは、いろいろなことが非公開、不透明に実施されてきたということであり、生中継は画期的なことである。裏で暗躍する森組織員会会長とは正反対の姿勢であり、小池さんに絶賛の拍手を送りたい。小池さんが都知事になって本当によかったし、もし自民党が推した増田さんがなっていたらと思うとぞっとする。

また、通訳の女性がIOC側と東京都側の両方の通訳を務めていたことにもビックリした。通常は、会談が行なわれる場合、別々の通訳が付くのではないかと思うが、一人で両者側の通訳をなんなく務めていたことに敬服する。長い会話の内容をメモに取り、正確に通訳するなんて、トップレベルの通訳しかできないことであり、それがテレビで生中継されるとなるとそのプレッシャーは想像を絶するものではないかと思う。現役の時に、日本の競技団体会長と国際の競技連盟会長との会談の通訳をやらされたことがあるが、悪戦苦闘の連続で、その大変さを身にしみて経験しているので、この通訳の素晴らしさにも拍手を送りたい。
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