12月中旬にベトナムのダナンへの旅行を予定しているが、「午後発ミーソン遺跡と夜のホイアン観光」という現地ツアーをネット上にあった現地の旅行会社を通じて二人で約34000円で購入した。もともとHISを通じて終日の同様なツアーを購入していたが、スケジュールがきついので、午後発に変更したもの。HISでは適当なツアーが探せず、11月12日にネット上にあった現地のオペレーターというかツアー会社に直接申し込み、支払いも行ったが、連絡の取れるメールアドレスは不明で、申し込み後のやりとりがLINEのみということで、違和感を感じていた。
指示に従って、LINEのお友達登録したが、LINE上、「このアカウントは未認証アカウントです。投資など金銭に関連するメッセージには十分注意してください」のウォーニングが表示されていて怪しさを直感した。代金はPayPalという聞き慣れないところを通じて支払うシステムとなっていて、これもまた違和感を感じた。ひょっとして詐欺にあった可能性もあると思ったので、LINE上で,22日にキャンセルを申し出たものの、既読は表示されるが、先方からは何の連絡もない。その後も、どうなっているか問い合わせても何の回答もなくさらに数日が過ぎた。連絡の取りようもないので、ほぼ諦めたものの、現地の総領事館にその会社について問い合わせをしてみたが、回答はなかった。
この旅行会社のウェブ上のサイトは物凄く立派で、詐欺サイトとは思えないので、実態を知りたいと思って調べてみたら、本社はホーチミンにあるようで、ダナン支店は閉鎖されているような記載もあったので、万事休すの感があった。高い授業料であったが、勉強させてもらったということで、ほぼ諦めていたところ、30日になって突然LINE上で、キャンセルを承る旨の書き込みがあった。連絡が遅れたお詫びの記述もあったが、なぜ何の連絡もくれなかったのか疑問も残る。お客様に不安感を与えたこと自体、サービス業としては失格ともいえる。
代金の返還はほぼ諦めていたが、10%近く手数料等で目減ったものの、約31000円が返金されることになったので、変な話、得した気分となった。約2週間ちょっと騙されたかなという嫌な思いであったが、今回の反省点として、名前も知られていないサイトを通じ安易に商品を買わないこと、今回は特に安かったわけではないが、安かった場合は特に要注意。メールでの連絡先を事前に確認すること、支払方法を確認すること等である。特に、海外の会社の場合は注意を要する。返金が確認できたので、HIS経由で同じツアーを再度申し込むことにした。