パビリオン建設が間に合わない、軟弱地盤で建設コストが甚大、汚染物質の拡散が心配、下水道設備が不備、会場への足の確保が不十分、台風・地震対策が不十分、建築物は半年で全て撤去(SDGs上大問題)、会場建設費の1250億から2300億への上振れという壮大な税金の無駄遣い、ジャニーズメンバーの継続起用(世界中から大顰蹙)等々あらゆる面で問題山積で開催は無理であることがほぼ確実になってきている。それなのに、大阪府知事、大阪市長はコストを無視して、日本政府を巻き込み、暴走しようとしている。早く損切りしないと大やけどで大阪は沈没必至となるが、開催にストップをかけようとする常識人が誰もいないことは残念な限りである。
大阪維新の沈没は構わないが、我々への影響も無視できないので、税金の無駄遣いを許す優柔不断の岸田政権の責任は大きい。もともと万博誘致の動機も不純で、IRカジノとのパッケージという大阪維新が仕掛けたことは周知の事実である。今、地下鉄の延伸工事が真っ盛りであるが、万博終了後カジノがオープンするまでの6年間は利用者なんかほとんどいないはずである。税金の壮大な無駄遣いであり、大阪維新も無責任であるが、こんなプロジェクトを認めた日本政府も猛省すべきである。安倍長期独裁政権の負の遺産ともいえるが、岸田首相の能天気ぶりも万死に値する。
間に合わなければ、延期ということもありうるが、多額の税金の無駄遣いを考えれば、早期に白旗を上げ、恥を忍んで中止を宣言すべきである。中止は世界の笑いものになると思うが、お粗末な形での開催も世界の笑いものになることは目に見えている。期間中、地盤沈下でパビリオンが傾いたり、倒壊することも心配だが、台風で陸の孤島になったり、地震で大惨事を招くことがないように祈るばかりである。ここまで問題が山積すると事前回避のためにも、中止することが最善の選択肢となるであろう。
デモクラシータイムス(いよいよダメかも? 9/24):
https://youtu.be/mpNDQI7lETk?si=c6Jm10t8KWe8F8c0
ジャニー喜多川による性加害事件に伴い、人権意識のある企業スポンサーのジャニーズ離れが急速に進み、所属のタレントが凋落の憂き目にあるが、なんと櫻井翔だけは、元総務事務次官、元電通副社長である父親(櫻井俊氏)の強力な傘というか威光のもとに、安泰という嫌な話が聞こえてくる。長く郵政、電波、テレビ局を牛耳る立場にあり、その後も電通に天下り、櫻井ファミリーの実体が浮かび上がる。弟が電通勤務、妹が日本テレビ勤務というから、絵に書いたような上級国民ファミリーである。
現に、フランスの大手紙『ル・モンド』が、ジャニーズ事務所の性的虐待スキャンダルにより、櫻井翔のアンバサダー起用を非難したにもかかわらず、日本ラグビー協会は、アンバサダーの続投を決めたと報じており、人権感覚が欠如したラグビー協会の対応に呆れるばかりであるが、これは上級国民への忖度のなせる業であろうか?(東スポWEB 参照) 日本テレビ系の『news zero』のキャスターをつとめる櫻井翔を継続して起用するというテレビ局の対応も同じである。キャスターとしては失格であることは皆に見抜かれているようである。日テレでは、人権問題よりも櫻井ファミリーへの忖度の方が優先するということであろうか?まともな世界的企業はスポンサー契約を破棄したり、ジャニーズタレントのCMを中止したりしているが、当然のことであり、ジャニーズ事務所とずぶずぶの日テレはじめテレビ各局は共犯が認定されているにもかかわらず、謝罪も反省も対応も不十分であることは、民放連会長(フジテレビの副会長)の無責任発言からもよくわかる。民放だけでなくジャニーズタレントを重用してきたNHKとて同じ穴のムジナである。紅白からジャニタレの排除が発表されたが、当然のことである。
キムタクが不適切発言で炎上して、世間から強烈な批判を浴びているが、櫻井翔は、ファミリーに守られて安泰というから何かおかしい。良識があれば自ら番組を降りたり、CMを降りたりするところであるが、彼の人権意識の欠如ぶりも透けて見える。本質を理解していないテレビ局や電通の対応も非難されるべきである。10月2日の記者会見で社名の変更が発表されるようであるが、変更しても消せない過去を引きずるのは必至なので解体するしかないと思える。新会社を作ってそこで従来のようなプロモーションをやらせてはいけない。新会社は電通が仕掛け、櫻井俊氏が社長になるのではないかという嫌な噂が出るほどである。東京五輪で電通の悪辣ぶりの仮面がはがれたが、ジャニーズ事件に絡んでも、電通が広告代理店として暗躍しそうな気配である。政界、官僚、財界、大手メディアの癒着は、木原事件や大阪万博問題でうんざりであり、もう勘弁してほしいところである。
一月万冊(9/25): https://youtu.be/Ez7-CVYV1F4?si=sfGlQfw_M0i3Sopm
(佐藤章さんの話は大変詳しく面白く参考になる)
東スポWEB(9/15) : https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/276431
東スポWEB(9/18) : https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/276705
2017年の大幅な税制改正を受け、日本年金機構から年金受給者のデータ入力業務を受託していた「SAY企画」というが会社が無断で中国のデータ処理業者に再委託していたことが判明し、約500万人分のマイナンバーや所得情報などの個人情報が中国のネット上に大量流出したという。この事態を隠蔽するため、日本年金機構に理事長や厚労省の審議官らは、氏名とフリガナしか送っていないので個人情報の流出はないとして国会を欺き、国民を騙し続けてきたという。ところが、最近、SAY企画(すでに破産)の元社長が、手書きで記入されていた「摘要欄」情報もすべて送っていたことを告白し、年金機構や厚労省のウソの説明がバレて、マイナンバー情報が中国に大量流出していたことが明らかになったようである。この不祥事が明るみに出るとマイナンバーカードの普及に支障をきたすことになるので、全面的な隠蔽工作を図ったものである。いまだにウソをつき続けて白を切っているようである。
このような不祥事について、マスメディアはほとんど報道していなかったためか、現代ビジネスのスクープ記事(7/31)や週刊現代の記事で我々は初めて知ることになった。今、マイナンバーカードやマイナ保険証に関連して個人情報の流出が懸念されているが、このような不祥事を起こしているくらいだから、マイナカードにあらゆる情報を紐づけると個人情報の流出の危険性が増す恐れがあるので、マイナ保険証の義務化については、もっと議論を重ねるべきである。現政権は、このようなマイナスの情報は意図的に隠しているようで、信頼できない。欠陥だらけのマイナ保険証の全面導入は早期にやめさせるべきであろう。我々が知らない情報がいかに多いかに驚くばかりであるが、岸田政権のやることは全く信用できない。マスメディアは、政権にマイナスとなるようなこのような情報もきちんと報道すべきである。
現代ビジネス追及スクープ(7/31): https://gendai.media/articles/-/113680?page=2
郷原信郎の「日本の権力を斬る!」(8/5): https://youtu.be/hes0TTzV0iE?si=sbPZOTYiGZ8q3OLZ
(年金機構や厚労省のウソがいかにひどいかに驚くばかりである)
第19回アジア大会が中国の杭州で9月24日~10月8日の日程で始まり、23日に開会式が行われた。もともと2022年に開催予定であったものが、コロナ禍で1年遅れたようである。45の国と地域から約12000人の選手が参加し、40競技で熱戦が繰り広げられる。中国での開催は、2010年の広州以来3度目で、開会式には習近平国家主席が出席し、開会宣言を行ったようである。日本選手団は過去最多の1100人を超える選手・役員で編成されるが、中国に次ぐメダル数の獲得が期待される。
個人的には、第14回のバンコク大会(1998年)と第15回のプサン大会(2002年)の2回に陸上競技関係の役員として参加したことがあるので、どんな雰囲気かよくわかる。オリンピックのアジア版のような大会で4年に1回開催されているが、中国が常にダントツ1位の成績であるが、日本は、韓国と2位争いを展開するものと思われる。1998年から2014年までは3位、2018年は2位のメダル獲得数であった。地上波テレビでは、TBSが独占的に放送しているようであるが、卓球や陸上競技など好きな競技につぃては、テレビ放送を楽しむこととしたい。
開催地の杭州は、風光明媚な西湖で有名な都市で、1983年6月に中国民航との卓球友好試合で訪れたことがある。今から50年も前のことであるが、西湖周辺の観光スポット(三潭印月、湖心亭、六和塔、霊隠寺、飛来峰石窟、岳王廟等)を訪れたこともよく覚えている。杭州は龍井茶という緑茶が有名で何度も飲ませてもらったと記憶する。今回の参加選手も試合の合間に風光明媚な杭州西湖の文化的景観を楽しむことであろう。一度は行ってみたい世界遺産観光地である。次回2026年の20回大会は愛知・名古屋で開催されるようなので、楽しみでもある。
時事ドットコムニュース(9/23): https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092300410&g=spo
民放連の遠藤会長(フジテレビ副会長)が21日の定例会見で、人権侵害は重大であるという認識をメディアが、持てなかったのは事実で反省すると述べた一方、所属タレントの番組起用については「今後の対応を見ながら各社が判断すること」、出演CMの放送についても「各社が広告主の意向を尊重して対応すること」と話したことについて、一月万冊では、その無責任ぶりと無能ぶりを強烈に批判している。
遠藤会長は、作家の遠藤周作氏の息子らしいが、今回のジャニーズ事務所の性加害問題について、全く反省しているとは思えず、父親の顔に泥を塗るほどであると酷評している。所属タレントの番組起用は、スポンサー次第だし、出演CMの放送についてもスポンサー次第というのは、お金次第という印象であまりにも無責任といえる。テレビ局としてはどうなのかという指針を確立する必要がある。今回の事件において、大手メディアは共犯であり、被害拡大に加担してきたことを厳しく指摘されているのに、全く真摯に反省している姿勢が見られないのは極めて残念である。まず、マスメディアとして心から謝罪し、今後どういう体制で行くかを明示すべきであろう。ジャニーズタレントがキャスターを務める番組でジャニーズ問題をスルーしていることもメディアの無責任さを象徴している感がある。
個人的には、フジテレビは政権ベッタリで、本来のメディアとして公正に機能していると思えないので、ほとんど番組を見ていないが、トップがこのような考え方をしていることは、その体質を如実に表していると妙に納得した。ジャニーズ問題でも、木原事件でも、大手メディアの沈黙が顕著で、政権や警察とも癒着している感もあり、本来のジャーナリズムとして機能せず、我々に正しい情報が伝わってこないのは残念なことである。
一月万冊(9/23): https://youtu.be/mqt1nnlgrCQ?si=WbNp22J5Wqq1XLur
スポニチアネックス記事(9/22): https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/09/22/kiji/20230922s00041000033000c.html
9月28日号の週刊文春で、ジャニーズ問題でまたもや鋭い文春砲が炸裂している。先の記者会見でジュリー氏は、被害者への補償問題解決のため、代表取締役にとどまることを発表したが、どうもそれは表向きで、実際は、「事業承継税制」の特別措置で税優遇を受けるためだったことが暴露された。彼女は約860億円という相続税を一切払っておらず、この特別措置を申請しているため、5年間代表取締役を務めることと5年以降は株を継続して保有する必要があるというわけである。非上場の中小企業を対象とした税優遇制度であるが、ジャニーズ事務所はそれを悪用していると言われても仕方ないところである。ジャニーズ事務所の監査役は、元麻布税務署長のようであるので、大バトルがありそうである。この情報は、国税庁から週刊文春にタレコミがあったようで、とんでもない話である。まさに犯罪集団であるので、被害者を救済した後、速やかに解体させる必要がありそうである。
ジュリー氏は、先の記者会見の後、すぐにハワイに豪遊で出かけたようで、これまた誠意ある姿勢は全くみられない。ワイキキに190m2の5億円のコンドミニアムを持っているようである。多くの企業がジャニーズ事務所との契約を取りやめたり、スポンサーを降りたり、テレビの番組から降ろされたりしているが、人類史上最悪の虐待事件を犯したわけであるから、当然のことである。今なお検討中という人権に疎い企業があることのほうが驚きである。大手メディアも犯罪の片棒をかついでいたわけであるから、どう反省し、生まれ変わるかも見どころである。文春には、正義の味方として、今後とも頑張って情報を提供してもらいところである。
一月万冊の情報によると、ジャニーズの新会社に電通が絡んできて、天下り副社長である桜井俊氏(元嵐の桜井翔の父親)がトップに座るのではないかとの嫌な噂もあので、今後の展開を厳しい目で見ていく必要がある。10月2日にジャニーズ事務所が次の記者会見を行い、社名変更等次なる対策が発表されるようであるが、何が発表されるかが見ものである。
文春オンライン(9/28号): https://bunshun.jp/articles/-/65873
21日のテレビ番組で、アゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフで起きた軍事衝突を巡り、アルメニア系勢力はロシアの停戦案を受け入れ、アゼルバイジャンは軍事活動を停止したというニュースが流れていた。停戦合意はアゼルバイジャンと現地に平和維持軍を派遣しているロシア国防省がまとめたという。同地域は完全にアゼルバイジャンの支配するところとなり、アルメニア系分離主義勢力は解散し武装解除されることとなる。アルメニア系当局者によると、この軍事作戦による死者は少なくとも200人、負傷者は400人に上る。死者のうち10人は子ども含む民間人だという。
最近まで、ナゴルノ・カラバフという紛争地域があることは知らなかったが、ロシアがウクライナ侵攻でアルメニアへの武力支援の余裕がなくなったことが背景にあるようである。旧ソ連圏の東ヨーロッパには、ウクライナやベラルーシとか世界的に注目されている国々の他、アゼルバイジャンとかアルメニアといった国々もいろいろ紛争を抱えていることがよくわかる。このような紛争国の実態も知らず、呑気に旅行していたことを思うとゾッとする。
行ったことがない人が多いかもしれないが、アゼルバイジャンとアルメニア等いわゆるコーカサス3国に旅行したのは、2013年5月だったので、いまから10年前のことである。アゼルバイジャンの首都バクーに3泊、ジョージアの首都トビリシに3泊、アルメニアの首都エレバンに3泊し、世界遺産を含め、ほとんどの観光地に足を運ぶことができた。カスピ海に面する金満都市バクーはヨーロッパ音楽祭が開催されたり、旧市街に世界遺産の歴史的建造物もいろいろあるし、ジョージアもアルメニアも魅力ある建造物が多く、見どころ満載である。エレバンでは、ノアの箱舟の破片や今はトルコ領にあるアララト山(ノアの箱舟が漂着したところ)の雄姿を見ることもできたことやエチミアジンという古都でチャールス英皇太子(当時)を見かけたことが印象に残っている。どの国も観光資源が豊富なので、政治的に安定し、国際交流が促進されることを願っている。
アゼルバイジャン旅行アルバム: https://youtu.be/QRRmruke5v0?si=EHdEXxcZpu0JkUD2
アルメニア旅行アルバム: https://youtu.be/NeU4PQDoK1c?si=AyUR4U-f6g7o7ozF
9月21日、BS-TBSの昭和歌謡ベストテンは、「青春ソング特集」で、司会者にちなみ、関根勤世代(60歳~)と早見優世代(40~50歳代)別に5曲ずつ、計10曲を紹介していた。
個人的には、早見世代の曲は青春ソングではないので、あまりピンと来ないが、関根世代は、まさに青春時代の曲ばかりである。特に、好きな曲は、「青春の影」(チューリップ)で、白黒写真にピタリ来る今でも自分の青春時代のテーマソングとなっている。この歌を聴くだけで、一気に青春時代がプレイバックするから魔法のような不思議な魅力がある。三田明は、同学年で出身地も隣町であったので、当時から親しみを感じていた。やはり昭和歌謡は我々にとっては、忘れられない思い出の曲ばかりである。それにしても早見世代の曲を歌う歌手が皆還暦前後というから、そちらのほうが驚きで、時の流れを感じる今日この頃である。
ベストテンは下記の通りであった。
(関根世代)
・「美しい十代」 三田明
・「君だけを」 西郷輝彦
・「さらば恋人」 堺正章
・「青春の影」 チューリップ
・「夜空の星」 加山雄三
(早見世代)
・「センチメンタル・ジャーニー」 松本伊代
・「せんせい」 森昌子
・「まちぶせ」 石川ひとみ
・「卒業」 斉藤由貴
・「やさしい悪魔」 キャンディーズ
最近は、とんと英語とは縁がない生活を送っており、英語を話す機会もほとんどない。英字新聞を読むわけでもないし、英語ニュースや英会話のラジオ放送を聴くわけでもないし、外国人と話す機会もないが、日常生活には全く問題ない。そんな中、15年前カナダのビクトリアに遊学中、同じコンドミニアムで知り合ったメキシコ人の女性が数年前にフランス人と再婚して今コルシカ島に住んでいるが、新しいご主人を連れて東京に遊びに来ることになっているので、少しは英語に接しようと思い、20日、昔時々参加していた英会話サークルに久しぶりに顔を出してみた。コロナ禍でこのような英会話サークルは、数年の間休止せざるを得なかったが、今年に入って復活しつつあるようである。
毎回話すテ-マは異なるが、今回は、自転車のヘルメットや先生・生徒間の恋愛についてフリート-クが行われた。このサークルの参加者は日本人だけだが、英語でコミュケートを図り、英語力を磨こうとするものである。500円の参加費がかかるが、スピーキングの勉強には役に立つ。英語は使っていないとすぐに錆びつくので、話す機会を持つ必要性を痛感するが、だんだん疎遠になりつつある。このような英会話サークルはいろいろ全国展開しているものもある。定年後、カナダに留学していた頃は、英語の勉強もよくやっていたが、もうあれから15年も経つのだから、時代の流れを痛感する。英語の上達はいかに難しいかを実感しているが、それでも、当時知り合った人達との交流は今でも続いているから不思議な縁を感じる。たまにでも英語で話す機会を持つことは非日常の刺激があるので、ボケ防止に役立つかもしれない。NHKニュースを英語のサブチャンネルで聴くとか少し英語に接する機会を意識的に持とうかとも思っている。