浪漫飛行への誘(いざな)い

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炎上する首里城にショック

2019年10月31日 17時17分59秒 | ニュース

 

朝一のニュースで未明に首里城正殿から火の手が上がり、正殿、北殿、南殿のすべてがほぼ全焼していく映像を目の当たりにして、ショックを受けた。世界遺産にも登録され、琉球王国の城として沖縄のシンボルにもなっていただけに残念というしかない。14年前に訪れたのが最後だったが、もうあの朱色できらびやかな建造物を見ることができないと思うと寂しい限りである。原因究明はこれからだと思うが、もっと初期の段階で消火できなかったことが悔やまれる。

 

火事はあっという間に建物を壊し、怖いものだと痛感しているので、自分のマンションでも細心の注意を払っている。一番怖いのは、コンロの火のつけっ放し。今までに、やかんや鍋を焦がしたことを何回も経験している。火を付けた後、自分の部屋にちょっと戻って、急に何か他のことをしてしまうと、火を使っていることをすっかり忘れてしまい、真っ青になる。今は、火を付けた時は、タイマーを部屋に持ち込むようにしている。今まで大事には至っていないが、火の元注意の警告文を玄関に常に貼っている。外出後、火の元が気になって戻った経験もあるし、火の元チェックは最重要事項である。年をとるとますますその危険度が増すので、注意を要する。

 

火災保険に入らなければといつも思っているが、まだ加入していない。自分の家財道具などはどうでもいいが、マンションなので、隣人や共用部分への影響を考えると火事だけは絶対気を付けなければならないと言い聞かせている。もう年なので、病気も心配であるが、自動車事故、自転車事故や火事などの突発的出来事も一瞬にして発生するので、輪をかけて心配である。この機会に再度肝に命じたところである。

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ソフトバンクがやばいという別情報 — 神王TV

2019年10月29日 22時03分47秒 | ビジネス

 

ソフトバンクが倒産の危機?というやばい情報を神王TVというニュースチャンネルもYouTubeで流しているのが目に留まり愕然としている。ニュースによるとソフトバンクがらみで下記の3つの超ヤバイ出来事が同時進行しているという。


①サウジアラムコのIPOが延期

②ウィーワークの株式公開が延期・撤回でピンチ

③トランプ大統領がアメリカで上場している中国企業を上場廃止させるなどと発言

   ----アリババなどの中国企業への締め付けを強化


ソフトバンクの連結純有利子負債が2019年3月末の決算で17兆円に達しているという。ソフトバンクがやばくなると日経平均株価も大暴落し、多額の資金援助しているみずほ銀行や三井住友銀行もやばくなるという。こういったことが事実で現実味があるとしたら恐ろしいことである。個人的には信じたくないが、誰かこのような情報を完全否定してほしいものである。興味があったら、神王TVを覗いてみてください。


神王TVニュース: https://youtu.be/wUIGWyJ4ipg

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地元卓球クラブの定期総会

2019年10月26日 13時22分28秒 | 卓球

 

属している地元卓球クラブの年一度の定期総会が25日に行われた。副会長を務めているが、活動報告、会計報告、次期活動計画、予算等の資料作りを一手に引き受けている。活動報告は、逐次作成しているので、資料作成の負担はほとんどない。総会の場では、活動の写真を3分ほどのスライドショーにしてクラブ歌ともいうべき「青い山脈」の懐かしい音楽を聴きながらテレビ画面で活動を振り返った。


会計報告は、会計担当が整理した内容をエクセルで文書化し、会計監査の捺印を得て添付している。次年度の活動計画と予算については、役員の間で策定したものを文書化している。たかが40人ちょっとのクラブなので、予算規模もたいしたことはないが、通常の練習会の他に、月1回の競技会、年1回の創立記念大会、合宿、トップ選手の出場する大会の見学、区の公式大会への参加から春のお花見、夏の暑気払い、忘年会と思った以上に行事も多い。次年度は、さらに他のクラブとの交流会や特別講習会も計画に盛り込んでいる。毎月やっている競技会では、励みとするため、成績をランキング化しているが、手作りで表彰状を作成し、その表彰も行った。


クラブは昨年創立20周年を迎えたが、メンバーの高齢化が進み、最高齢は89才、最年少は57才、平均年令は約75才である。高齢者福祉団体として、区の施設を無料で利用させてもらっているが、60代の比較的若いメンバーの加入が伸び悩んでいる。コーチできる人が少ないので、経験者のみ募集しているが、今どき、60代だとまだ働いていて、平日に参加できる人があまりいないのが残念である。総会の後、練習会まで若干の時間があったので、皆で、レッスンビデオの映像を鑑賞した。

活動報告: https://youtu.be/sdfVkOR3sms

 

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ソフトバンクが危ない?

2019年10月23日 08時08分23秒 | ビジネス

 

ネットのニュースを見ていたら、あのソフトバンクが倒産の恐れがあるというショッキングなニュースが駆け巡っていた。株主優待制度が廃止されたり、株価が低迷したり、嫌なイメージを持っていたので、嫌な予感もする。今のソフトバンクグループは、ファンド(投資)会社になっており、大規模な買収や売却を繰り返している。ソフトバンクは、1号として、ヴェンチャー企業に投資するビジョンファンドを運営しており、3兆348億円を投資している。次いで2号ファンドとして、デルタファンドを立ち上げようとしているが、1号ファンドに多額の投資をしたサウジアラビアのサルマン皇子(のこぎりで政敵を殺害したことで有名)が投資を見送り、外部投資も集まらない事態となっているらしい。


また、ソフトバンクはアメリカのウィーワーク(Wework)という会社に1兆円も投資しているが、それが紙くずになる可能性があるという。ウィーワークは、おしゃれなシェアオフィス経営をしているというが、実質、不動産投資会社となっている。年間2000億円の赤字を出しているが、価値あるように騙し、資金を集め、一時は時価総額5兆円にもなったという。社長のスキャンダルもあり、崩壊寸前のようである。株価を釣り上げて、無知な人々に株を押し付け、自分たちは高値で売り抜けるようなことを平気でやっているという。本日(10月23日)の最新デジタル毎日ニュースで、ソフトバンクがウィーワークを運営する米ウィーカンパニーに追加出資し、経営権を握ると報じている。


ソフトバンクは、スプリントを2.4兆円で、ARMを3.3兆円で買収したが、2社とも鳴かず飛ばずで、ペッパー(ロボット)事業でも数百億円の損失を出す等コケ続けているというから、ますます心配になってくる。今のソフトバンクは、かってのライブドアが、期待感だけでお金を集め株価バブルを起こし、中身がついていかず崩壊した時に似ているという。ウィーワークは、株価崩壊=企業崩壊とまさにライブドアと同じビジネスモデルになっているという。今のままだと来年には、金融危機が来る可能性が大で、株価が大幅に下落するとファンド会社は倒産する可能性が強いという。万一、ウィーワークが崩壊すると投資しているソフトバンクも倒産する可能性が高く、さらにソフトバンクを支援しているみずほ銀行も危ないという。


このような情報を100%信じるつもりはないが、火のないところに煙は立たずなので、株価の動向をしっかりウォッチしていく必要がありそうである。現在、ソフトバンクの株をまだ200株保有しているので、若干損したとしても早く手放したほうがいいかも知れない。この情報は、ピープルパワーTVというネットTVであるが、この他にも興味深い情報をいろいろ提供しているので、覗いてみると面白いかも。


ソフトバンク倒産?(YouTube): https://youtu.be/u_8WLeq5g1g

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最高の人生の見つけ方

2019年10月21日 20時53分48秒 | 人生

 

タイトルを見ただけでも自分のライフスタイルにピタリはまりそうな映画が公開されている。吉永小百合が出演しているだけでも嬉しいが、いつ同じ境遇になってもおかしくない年になるとこのような映画がずっしり心に入ってくる。まだ見ていないが、テレビ等で予告編を見ている限り、絶対見に行こうという気持ちが沸いてくる。


この映画は、余命6ヶ月の二人の男が棺おけに入る前にやっておきたいことを記した《棺おけリスト》を携えて、生涯最後の冒険旅行に出る『最高の人生の見つけ方』という感動のアメリカ映画(2007年)を原案に作られたという。


この機会に映画のように「死ぬまでにやりたいことリスト」を自分でも作って実行してみたい。いくつになっても、どんなことがあっても、自分自身の人生は幸せに変えられる。今までの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。そうすることで今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた二人には、ある奇跡が待っていた――。という。奇跡って何?


また、主題歌がなんと「旅のつづき」という竹内まりやが歌う楽曲であることを知り、嬉しさ倍増である。映画のエンディングを飾るどこかハッピーでどこか切ない竹内まりやの真骨頂の作品になっているという。


Enjoy your life,

enjoy your time

Let’s take a journey to the brand new world

Enjoy your “now”,

enjoy your dream

We’ll always be together till the end


と英語の歌詞から始まるが、自分のライフスタイルとピタリ、「たとえ残された時間が限りあるものと知っても、最後の最後一秒までも私たち楽しむわ」と続くが、心に響く歌詞が並ぶ。早速ダウンロードして聴いてみると、軽やかなメロディーで、元気が出そうな歌である。My Favorite Songs の仲間入りが一つ増えた。


映画の予告編:  https://youtu.be/2dP-F6x0Y7s


「旅のつづき」:   http://romanflight.web.fc2.com/MyFavouriteSongs.html


           144番 「旅のつづき」 ファイルを開く

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相田みつをさんのご長男の講演会 

2019年10月20日 07時00分51秒 | 講演会

 

昨日(10/19)、書の詩人、いのちの詩人とも称される相田みつをさんのご長男であり、「相田みつを美術館館長」である相田一人さんの講演会が近くの図書館で開催されたので、聞きに行ってきた。「一生感動一生青春 ~ 父 相田みつをを語る」という演題でいろいろな話を聞くことができた。相田みつをさんは、まず詩人であり、次に書家であるとのことだが、貧しい家庭に育ち、苦労したようである。まず、詩を書き、それを書にするという作業手順であるが、書に重きを置いていたようで、書き損じが山のように発生するので、子供はそれをお風呂の薪に使っていたとのことである。子供から見た相田みつをさんの書家としての情熱ぶりや人生への考え方、エピソード等を実際の書や写真や映像を紹介しながら面白おかしく話をしていただいた。


演題にもあるように、相田みつをさんは、「一生感動、一生青春」「一生勉強、一生青春」という言葉が好きであったようである。禅宗の武井哲応老師を師匠と仰ぎ、仏教的な言葉も多く、「そのときどう動く」はそんな背景のようである。「どんなぐちでも気持ちよく聞いてくれる人 その人はあなたにとって大事な観音さまだ」と自分もその役をしているか振り返り、聞き役の大切さも語っていた。「にんげんだもの」という初めての本を出版したのは、60才の時だが、最初は売れず、67才で亡くなってから売れ出したようで、400万部を超えているとのこと。最近では、学校の教科書にもいろいろな言葉が取り上げられているようである。


後半では、最近、ある会社の内定者向けの講演で、xx年後に役に立つ(かも知れない)言葉を選んで紹介したが、今回その言葉を取り上げてくれた。
10年後: 「自分の番 いのちのバトン」 言葉は長いので画像参照。


9年後: 「花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 根はみえねんだなあ」「土の中の水道管 高いビルの下の下水 大事なものは表に出ない」 


8年後: 「あなたがそこにただいるだけで その場の空気があかるくなる あなたがそこにただいるだけで みんなのこころがやすらぐ そんなあなたにわたしもなりたい」


7年後: 「長い人生にはなあ どんなに避けようとしても どうしても通らなければならぬ道 - てものがあるんだな そんなときはその道を 黙って歩くことだな 愚痴や弱音を吐かないでな 黙って歩くんだよ ただ黙って - 涙なんか見せちゃダメだぜ!! そしてなあ その時なんだよ 人間としての いのちの根が ふかくなるのは・・・・・」


6年後: 「あなたにめぐり あえてほんとうに よかった ひとりでもいい こころから そういってくれる ひとがあれば」


5年後: 「愛する人との別れもつらいけど 会いたくない人に会うのも苦しみなんだよ 怨憎会苦というんだね」


4年後: 「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」 七転八倒「つまづいたり ころんだり するほうが 自然なんだな にんげんだもの」


3年後: 馴れ 「馴れるな 馴れるな 一生馴れるな 馴れると 感動がなくなってしまう 感動がなくなったら 人生おしまいだ 馴れるほどこわいものはない いつも初めて いつも初心 何回同じことをやっても今日が初めて 緊張で身体がふるえる 初心だからふるえるのが あたりまえなのだ」


2年後: 肥料 「あのときの あの苦しみも あのときの あの悲しみも みんな肥料になったんだなあ じぶんがじぶんになるための」


1年後: 毬 「真正面から まともに当たりながら 毬は 相手にも自分にも 傷をつけない」


半年後: 「あたらしい門出をする者には 新しい道がひらける」 


3か月後: 「夢はでっかく 根はふかく」


今: 「いまここ じぶん その合計がじぶんの一生」 


最後に、一生役に立つ(かも知れない)言葉は、 「しあわせは いつも じぶんの こころが きめる」


22才位の内定者対象に対して紹介された言葉であるが、我々にとっても十分あてはまるので、ぞっとするほどである。最後に、相田一夫さんは、最も好きな言葉を一つ選べと言われれば、この「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」であると言い切った。自分自身も最も好きな言葉は、これだったので、意を強くした。相田みつをさんの言葉はトイレにも日替わりカレンダーで飾ってあるし、自分のHPのトップページにも日替わりで掲載している。久し振りに元気と勇気をもらった講演会であった。

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青春の影

2019年10月19日 11時03分15秒 | 音楽

 

自分史の編集の中で欠かせない楽曲が、チューリップ(財津和夫)の「青春の影」である。1974年に発売された曲であるが、自分が大学から社会人になろうとしている頃の雰囲気にピタリはまる。歌詞では、「君の心へ続く永い一本道はいつも僕を勇気づけた」とか「とてもとてもけわしく細い道だったけど」とか「自分の大きな夢を追うことが今迄の僕の仕事だったけど君を幸せにするそれこそがこれからの僕の生きるしるし」とか自分と重なる部分もあるが、一番ピタリと来るのは、せつない響きのあるメロディーである。歌声を聴いていると否が応でも青春当時にプレイバックする。何回聴いても思い出とともに涙が出てくるのはなぜであろうか?


青春の影:  https://youtu.be/XcX4TE8Z9r4

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マラソン・競歩が札幌開催という仰天ニュース 

2019年10月18日 07時35分40秒 | スポーツ

 

オリンピックのマラソン・競歩が暑い東京での開催をやめ、札幌で開催するという仰天ニュースが飛び込んで来た。このタイミングでの変更に、ほとんどの人がえっと思ったはずである。あれほど暑さの問題は議論されてきて、スタート時間の繰り上げ、遮熱性舗装等いろいろやってきたはずなのに、何で今頃、すべてご破算とはひどい話である。チケットも販売済みだし、東京の観光地を巡るマラソンというコンセプトは、すべて水の泡、閉会式の目玉も消えることになった。札幌とて、これからの準備を考えるとコース選定、警備対策、スタッフやボランティア確保等問題は山積みであろう。参加する選手への影響も多大であるという。


もともと8月のオリンピックという前提条件に無理がある。アメリカのスポーツイベントとの関連で、8月以外は認められないということ自体が大問題である。8月限定では、開催地も限定されてしまうし、東京も誘致したいばかりに、8月の東京は気候も温暖であるというような嘘を平気でつく羽目になっている。1964年の時のように10月であれば、何ら問題ないのに、8月に誘致したばかりにとんでもない騒動を巻き起こしている。そもそも暑い8月での誘致自体がおかしかったともいえる。世界陸上ドーハ大会のマラソンと競歩を見て、急遽このような結論になったと思われるが、ドーハにしたって、東京にしたって、本来、開催を認めてはいけないものを何らかの力が働いて認めることになったものと思われる。そういえば、やはり過酷なトライアスロンは東京開催で問題ないのかも疑問である。


東京オリンピックもここでケチがついた形となったが、こうなった以上、札幌で開催してよかったと評価されるような運営上の工夫をしてもらいたいものである。オリンピックというのは、国ではなく、都市に与えられるものであり、2020年もあくまで東京に与えられたものである。復興がらみで他の都市で一部の競技が開催されるのは、OKとしても、オリンピックの目玉の一つが他の都市で開催されるとなるとオリンピックのコンセプトがもはや破綻しているといえる。緊急避難的な措置ですまされる問題ではない。今後IOCは真剣に検討すべき重大事項である。


近年、冬季オリンピックの開催立候補都市が極端に減っていることもあり、オリンピックビジネスも曲がり角に来ている感がある。開催には、多額のお金もかかり、開催都市の財政を圧迫することが必至であることも事実である。東京だって、今回、どれだけお金を使うかを検証すれば、費用対効果はマイナスの可能性もある。しかし、東京オリンピックは、もうそこまで来てしまっているので、お金をかけても成功裏に終わるように頑張るしかない。因果応報、授業料は高くつくものだと認識する必要がある。

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入社当時の職場仲間の集まり

2019年10月17日 10時52分37秒 | 人生

 

入社して即、北海道の千歳に勤務し、4年間の独身生活を謳歌したが、当時の仲間で一杯やろうというお誘いがあり、12月初旬に飲み会を行うことになった。当時の主任格の大先輩を中心に、昭和42年から46年に新入社員として入社し、千歳に配属された者が8名集まる予定である。なにせ、会社に入るまで北海道に足を踏み入れたことがなかったので、不安な社会人生活のスタートであった。同じ配属同期は3人だが、自分の場合、学園紛争のあおりで卒業が遅れ、7月に一人で赴任することになったので、ますますである。慣れない土地、慣れない寮生活、慣れない仕事と三重苦の中でのスタートであったが、先輩や同僚の助けを借りて、何とか無事4年間を過ごすことができた。


1972年には、札幌で冬季オリンピックが開催されたので、忙しい毎日ではあったが、独身であったこともあり、自由気ままな生活をエンジョイすることができた。車を持っていたので、休みには遠出を行い、北は稚内、東は知床、南は函館まで、また、利尻、礼文、天売、焼尻、奥尻の5島にも足を運び、ほとんど各地を旅することができた。独身寮にテニスコートがあったこともあって、テニスを始め、空港で働く仲間とテニス交流したり、大会に出たり、合宿に参加したり、テニス生活も充実していた。唯一残念だったのが、北海道生活の象徴でもあるスキーとゴルフをやる余裕がなかったことである。


あれから、早いもので、もう50年近くが経とうとしている。まさに、Time flies.を実感するが、北海道には、楽しい思い出がたくさん残っている。当時、宴会でよく歌ったのが、「知床旅情」や地元ソングの「千歳ブルース」。オリンピックの頃に流行ったのが、石原裕次郎の「恋の町札幌」と札幌グランドホテルのコマーシャルにも使われた「ポプラと私」それにトワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」、懐かしい曲がいっぱいある。北海道を去ってからも、思い出に浸りながら北海道のご当地ソングを集め始め、今では500曲にもなっている。札幌だけでも70曲位あり、今でも時々懐かしく聴くことがある。


当時の仲間と一杯やるのは、数十年振りであるので、楽しみである。皆、それなりに年を取っているので、もはや生存確認の集まりでもあるが、話をしていると50年前のことが鮮明に甦ってくるのではないかと思う。


北海道のご当地ソング500曲:


http://romanflight.web.fc2.com/Hokkaido-song-series-rvsd.html     (1)(2)(3)(4)(5)

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10年ひと昔

2019年10月16日 08時16分19秒 | 人生

 

よく10年ひと昔と言われるが、気がついたら、定年からもう10年が過ぎ去っていた。定年になってすぐカナダのビクトリアに留学というか遊学して、半年を過ごしてから10年、ビクトリア大学で若者と机を並べて勉強したことが昨日のように思い出される。スクールメイトの一人にアパートを紹介し近所に住んでいた女性も近々結婚するとの挨拶があったが、当時のクラスメイトやスクールメイトはほとんどが結婚しており、時の流れを身にしみて感じる今日この頃である。


それにしても定年になって、思い切って大学に留学できたことは本当によかったと振り返っている。勉強もさることながら、留学生の若者やカナダ人の友達ができたことも収穫であった。クラスメイトは若い女性ばかりでハーレム生活を楽しんだ。住んでいたコンドミニアムに友人や知り合った人達が先客万来であったことも懐かしく思い出される。ゴルフやテニス三昧の他にカナダ内の旅行にも頻繁に出かけたので、往復航空券代に生活費(家賃や食費)や授業料や旅行費用を含めると全部で二人合わせて450万円近く使ったが、決して無駄な出費ではなかったと思う。仕事を続けていたら絶対にかなうことがなかった夢のロングステイであった。理想の生活パターンとしては、春と秋(桜と紅葉)は日本、夏の2ヵ月は、涼しいカナダかドイツ、冬の2ヵ月は、暖かいアジアかオーストラリアでのロングステイであり、年を考えると実現はむずかしいかも知れないが、岡村孝子の「夢をあきらめないで」精神で行きたい。


定年から10年経つと企業年金が大幅に減ることを失念していて、現在は、節約生活を余儀なくされているが、退職金や株の運用で何とか工夫して旅行費用を捻出しようとしている。今年は、海外旅行はゼロとなるが、来年は、JAL系の新LCCのバンコク初便搭乗を試み、子供家族が駐在しているタイへの旅行を計画している。何か目標がないと元気も出ないので、楽しみにしている。


写真は、クラスメイトに囲まれたハーレム


音楽は、「夢をあきらめないで」(岡村孝子) https://youtu.be/fW_NHt6kTqk

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