浪漫飛行への誘(いざな)い

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恐怖の大阪万博!~まじやばそう

2024年07月03日 07時57分13秒 | イベント

大阪万博まですでに300日を切り、パビリオンの建設遅れ、大屋根リングの壮大な無駄、地盤沈下問題、硫化水素による悪臭問題、交通渋滞、予算を超える莫大な経費、目玉の欠如、国民の無関心と問題だらけであるが、ここに来てメタンガス爆発問題という安全上の問題がマスメディアでも取り上げられるようになってきた。公開写真を操作する等万博協会による隠蔽工作の疑いもあり、TBS報道特集からもわかるように安全対策についての協会の無責任体質が露呈されている。

また、ここに来て、夢洲の万博会場隣接のコンテナヤードから猛毒を持つヒアリが550匹も見つかったという物騒なニュースが流れた。当然ながら、海外からコンテナーにまみれて入ってきたものだと思うが、万博ソングの「世界の国からこんにちは」なんて洒落にもならない恐ろしい話である。環境庁からも通達が出ており、今後ウォッチが必要となると思われるが、万博協会は無責任な呑気な対応に見える。夏場なので、熱中症や台風の影響も予想され、怖くて行くことすら躊躇する。安全対策はちゃんとできているのであろうか?

今、万博会場の工事見学ツアーが開始されたようであるが、参加者は、写真の撮影は1枚に限定という北朝鮮並みの対応であることにも驚く。写真に撮られるとやばいことでもあるのであろうか?小中高生を無料で招待するというプロジェクトもあるようであるが、動機が不純だし、子供たちの安全上の問題も看過できない。大阪維新も駄目だが、岸田政権も輪をかけてお粗末なので、万博の失敗は目に見えているようで怖い。予算のオーバー分は誰が面倒みるのであろうか?


TBS報道特集(6/30 約22分): https://www.youtube.com/watch?v=sCLboygYKcI






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大阪万博開催まであと1年~無事開幕を迎えられるか?

2024年04月15日 20時41分40秒 | イベント

 

13日、ついに大阪万博開催まであと1年となったが、全ての面で問題だらけで、無事開催の日を迎えられるか極めて疑問である。13日までに中止を決めれば、キャンセル料も比較的少なくで済んだが、岸田首相は、アメリカで国賓待遇を受けご満悦のようで決断できない男の本領発揮となった。自分が最高責任者であるが、その自覚は乏しく、状況判断が出来ていないのは極めて残念というか不幸である。自分が誘致したのではないから、責任はないとでも思っているのであろうか?現状では、来年の万博開催時に首相に留まっている確率は、極めて低いと思われるが、だから責任を取る必要はないとでも思っているのであろうか?

このままだと日本が大恥を書くのは目に見えているが、誰がどう責任を取るのであろうか?大阪維新は、万博は国の行事だとして、責任逃れをしようと必死だが、岸田首相はじめ国の方は当事者意識は希薄で、自分らに責任はないという姿勢が見え隠れする。それどころではないというのが本音であろう。ゴミ処理場を会場としてしまったことによる様々な弊害、パビリオンの大幅建設遅れ、上下水道の不備、アクセスのパンク、台風・地震・メタンガス爆発による被害の恐れ、莫大な建設・運営経費(税金の無駄遣い)、目玉となるイベント不在、反SDGsコンセプト等問題が多すぎる。カジノ誘致とのきな臭い関係も露骨である。万博に対する全国的な関心は低いが、関西地区でも多額の税金負担が増えるため、反対の声も少なくないようである。前売りチケットがあまり売れていないことがそれを証明している。

万博については、ネットを中心に批判が広がっているが、最近マスメデイアもその問題点をとりあげつつある。関西の御用メディアが「がん」となって、問題点をあまり取り上げず、ずるずるとここまで来てしまった感があるので、マスメディアの責任も大きい。1年後どうなっているのか、政府が胸を張るのか、恥をかくのかいずれにしても楽しみである。

 

 

 

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しながわ運河まつり2024

2024年04月14日 21時50分35秒 | イベント

 

「しながわ運河まつり」なるものが、東品川海上公園と天王洲公園で、ここ数年春と秋、年2回開催されているが、春は、桜が散った後の4月の第2週末あたりに開催されている。今年は、12~14日に開催されたが、例年だと桜は完全に散っているのに、開花が記録的に遅れ、まだかなり綺麗に咲き誇っていた。会場は区の桜の名所としても有名なので、2週末連続で人が集まる結果となった。

イベント内容としては、花火・周遊船・ステージ・飲食屋台・キッズアトラクション・体験・マリンスポーツ・グラウンド企画・eスポーツ・フリマ・音楽などである。我が家から徒歩10分位のところにあるが、魅力あるイベントは余りないので、13日夜のミニ打ち上げ花火を見るために、足を運んだ。、公園内の桜はまだ咲いていたこともあって、家族連れはじめ物凄い数の人出であったが、食べ物からゲーム系まで屋台の多さにびっくりした。メインステージで音楽のショー等があったが、いまいちであった。昼間から入れ替わり立ち替わり、歌や演奏や踊り等のショーがあったようである。ちょっと期待外れの感であった。

花火は、夜8時から5分間というミニ打ち上げ花火であったが、至近距離で見られるので、それなりに迫力はあった。しかし、時間が短いので、やはり15分位はやってくれないと満足いくという感じではなかった。14日もお祭りはあったが、また行こうという気になるほどの魅力は感じなかった。秋にもまた行われるようだが、花火の打ち上げ時間はもっと長くしてほしいものである。今回は、お花見も兼ねることができたということだけが、唯一のよかった点である。

 

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桜満開の池上本門寺「花まつり」と五重塔の特別開帳

2024年04月08日 05時15分26秒 | イベント

 

「花まつり」とは、4月8日のお釈迦さまの誕生日に行われるお祭りで、花御堂に安置された誕生仏に甘茶をそそぐことで仏を供養し、子供達の健康を祈る仏教行事で、正式には「灌仏会」と言われる。今年の4月8日は月曜の平日なので、池上本門寺は、「花まつり」のお祝いを、4月6~7日に「春まつり」と称して、各種イベントを行ったものである。今年は、桜の開花が大幅に遅れたため、満開の桜に囲まれた中での「花まつり」開催となった。開催に合わせ、境内にある五重塔が特別開帳されるということで、7日に、お花見がてら、池上本門寺に足を運んだ。

本堂の前には、誕生仏が安置されていて、甘茶を注がせてもらい仏を供養した後、甘茶の試飲もさせてもらった。天候にも恵まれたため、境内はお参りする人や桜の木の下で花見をする人でごった返していた。本門寺には何回も来ているが、年に一度の五重塔の特別開帳を見るのは初めてであった。五重塔に入ったところに黄金の仏像が安置されているとは知らなかった。周辺は桜が満開で、桜と五重塔のコラボは絶景であった。お花見がてら墓地を散策し、久しぶりにプロレスラー、力道山のお墓もお参りした。

今から2500年ほど前、カピラヴァストゥを都として栄えた釈迦一族のマーヤー夫人は、ある夜に白い一匹の象が右脇から胎内へ入る夢を見て、その後懐妊したが、お産のため実家へ戻る途中マーヤー夫人がルンビニという町で産気づいたため、アショーカの花が咲く木につかまり、シッダールタ王子(お釈迦さま)を出産したという。お釈迦さまは、マーヤー夫人の右脇から生まれたとされるが、その直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして「天上天下唯我独尊」と言ったという逸話は有名である、釈迦のこの言葉はよく誤解されている。決して「この世の中で一番俺様が偉い」といった意味ではなく、『この広い世の中で他の生き物と違って、唯一人間だけが考えることができ、尊い使命を持って生まれてきたと』いうのが真の意味である。

今から12年前の2012年3月にネパールに旅行した時、この「ルンビニ」という聖地を訪ねる機会を得た。カトマンズからバイラワまで小型機で飛び、そこからハイヤーでルンビニまで足を延ばした。ルンビニ園は、世界遺産にも指定されており、丹下健三氏の設計の基づき整備され、世界各国の寺院も建てられている。最大の見どころは、誕生シーンのレリーフ、アショカ王の石柱(紀元前3世紀にアショカ王が生誕の正確な位置を示すマーカーストーンを立てたもの)、マーヤー聖堂、プスカリニ池(夫人が沐浴したところ)で、池の傍には、当時を再現した菩提樹が植えられている。お釈迦さまの生誕地を訪ねたという経験から、「花まつり」には人一倍の関心があり、昨年は、芝大門の増上寺の「花まつり」イベントにも足を運んだ。仏教の世界は、奧が深く、お釈迦さまの教えや親鸞聖人の浄土真宗には深い興味を持って自分なりに勉強しているが、まだまだ悟りを得るまでには至っていないのが残念である。

 

            五重塔と満開の桜

 

           五重塔で御開帳された仏像

 

 

 

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大阪万博会場はメタンガス漏れで危険そのもの

2024年04月07日 06時03分47秒 | イベント

 

大阪万博協会は、3月29日、人工島「夢洲」の会場予定地で、工事中に出た火花がメタンガスに引火し、設備を破損する事故があったと発表した。協会によると、28日午前、会場予定地の北西にあるグリーンワールド(GW)工区のトイレ1階で、作業員が配管を溶接中、火花が配管内にたまったメタンガスに引火し、コンクリートの床や点検口を破損したが、けが人はなかった。GW工区の一部は廃棄物処分場になっており、地下にたまったメタンガスが床の配管設備の空気穴を通じてたまり、火花に引火したとみられる。現場は廃棄物処分場だった場所で、かねて危険が指摘されていたが、現実のものになった。

この場所には、パビリオン等は建設されず、廃棄物をコンクリートでふさぎ、駐車場やレストラン等に使用する計画らしいが、廃棄物から出たメタンガスが地上に漏れ出していることが現実に起こったことを考えると、万博期間中に周辺でこのような爆発事故が起こる可能性もあり、いかに危険であるかが明るみに出た感じである。廃棄物処分場を会場としているため、事故が発生する可能性は予測されていたが、会期中に発生する可能性も十分にあり、誰がどう責任を取るのであろうか? 地震、台風、ガス爆発等の危険性を考えるならば、危険を冒して、万博を見に行く選択肢は全くないといえる。日本政府及び大阪維新関係者は、どう考えているのであろうか?アクセス最悪、パビリオンも見どころなし、危険も満載、税金も無駄遣い、SDGs方針にも反する今回の万博は日本の恥となりうるので、早く中止を決断してほしいものである。

中止の決断ができるのは、岸田首相だけだが、キャパシティがなく、能登半島大地震対策も不十分、裏金問題も統一教会問題もうやむや、今は、国賓としてのアメリカ訪問しか頭になく、総裁・総理へのしがみつきという身の保全しか考えていないようなので、万博どころではない。裏金スキャンダルの最高責任者なのに何の責任も取らないし、万博が大失敗に終わっても全く責任を取らないことは目に見えているといえる。

 

東京新聞記事(4/2): https://www.tokyo-np.co.jp/article/318707

しんぶん赤旗記事(4/3): https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-04-03/2024040304_01_0.html

デモクラシータイムス(4/3 32分~43分): https://www.youtube.com/watch?v=5kmjfF3EISU

 

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洗足池で一足早いお花見

2024年04月01日 05時20分06秒 | イベント

 

31日、桜の名所でもある洗足池近くに居を構えた子供・孫家族のところに5世帯12人(大人9人、子供3人)が集まり、一足早いお花見をした。今年は開花予想が大外れで、ソメイヨシノの開花は1~2分咲きといったところであったが、日曜ということもあって、かなりの人出があった。ちょこっと咲く桜の木の下にシートを敷き、それぞれ持ち寄ったお弁当を食べながら、お花見気分を味わった。次男は、いまだタイに駐在中で参加できず残念であったが、こちらの家族が4人、次男家族が3人、奥さんの両親、弟さん家族が合わせて5人が集まるという滅多にない機会となった。

洗足池は、桜の名所としても有名で、皆で池の周りを散策し、勝海舟のお墓も訪ねた。ソメイヨシノはまだだが、いち早く満開となった桜も若干あったので、お花見の気分を味わうことができた。散策後は、池の畔にある子供・孫家族の家に戻り、孫の誕生日が4日後ということもあって、誕生日祝いを兼ね、皆でアイスの誕生日ケーキをいただいた。家の中から桜を見ることもできるが、気温がぐんぐん上がったため、見た目にも朝方より午後過ぎには驚くほど桜の開花が一気に進んでいた。帰りには、近くにある東京工業大学のキャンパスにも立寄り、早咲きの桜を鑑賞することができた。ここは、奥さんの弟さんが教鞭をとっていることもあり、案内してもらった。今週半ばから週末にかけては、一気にソメイヨシノの桜も満開となるので、どこに行くか決めてはないが、楽しみである。

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テレビ朝日開局65周年記念ドラマ「万博の太陽」を見た

2024年03月24日 22時54分31秒 | イベント

 

3月24日、テレビ朝日で開局65周年記念ドラマプレミアムとして「万博の太陽」が放映された。主演は、橋本環奈さんで、未来を切り拓いた昭和の万博ガール!伝説の超巨大プロジェクト「1970・大阪万博」を背景に、万博のコンパニオンとして働いたヒロインの青春と家族愛を描く物語である。

ドラマを見てまずビックリしたことは、主役の実家は東京の畳屋という設定で、なんとその畳屋は我が家の目の前にある畳屋が舞台であった。大分前に目の前でほぼ1日かけて、ロケをやっていたので、何のTV番組かなと思っていたが、なんとそれがこの「万博の太陽」であったとはまさに驚きであった。この畳屋さんは、1779年創業で建物も雰囲気があるので、いろいろなドラマのロケ地として使われている。

1970年、アジアで初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博 EXPO'70)は、“人類の進歩と調和”をテーマに当時史上最多の76カ国が参加し、入場者数は国民の6割に相当する約6422万人を記録! 空前絶後の熱気を生み、日本の高度経済成長を象徴する国民的イベントとなった。 今なお伝説として語り継がれるその一大祭典を、「世界中の人たちとつながりたい!」という思いを胸に万博で働くことを夢見たヒロインの青春と、その家族の物語を心温まるタッチで描き上げるヒューマン・ホームドラマが誕生したという。ドラマ自体は、昭和という時代背景の中で、明るい万博を題材にしている割には、深刻な家族ドラマであった。

ヒロインは、ほぼ同年代の女性で親しみ沸くのと個人的には1970年という年は、社会人になった年であるが、当時学園紛争に巻き込まれ卒業が遅れ、7月1日入社となったため、幸か不幸か、まるまる1週間も大阪万博を見に行くことができたからである。本来であれば、社会人1年生なので、そんな暇はあるはずもなく、大変ラッキーであった。大阪の十三というところにおばさんが住んでいたので、そこに1週間泊めてもらい、毎日開門と同時に会場に通っていた。アメリカ館、ソ連館、日本館はじめ116ものパビリオンがあったが、ほとんどすべてのパビリオンを訪問した。開門と同時に目的のパビリオンまで走ったり、各パビリオンで長時間並んだ記憶がある。正直言ってどのパビリオンに何があったかはほとんど覚えていないが、太陽の塔やアメリカ館の「月の石」はよく覚えており、入ったパビリオンで記念のスタンプを集めた記憶がある。チェックリストを持ってすべてを制覇しようという根性はこの時すでに培われていたようである。

70年万博経験者として、今回のテレビドラマは懐かしいだけでなく、臨場感もあり、一気に青春がフラッシュバックした。1970年といえば、国鉄がディスカバージャパンのキャンペーンを始め、航空界ではジャンボ飛行機が就航し、海外旅行も一気に増えた時期で、個人的にも社会人になった年なので、感慨深いものがある。会場の雰囲気、太陽の塔、コンパニオンのミニスカート、人間洗濯機、万博ソングどれも懐かしい。日本も成長期にあったまさに古き良き時代であった。

また、ここに来て来年に大阪での2回目の万博が予定されているが、大阪維新によるきな臭い招致が暴露され、IRカジノ誘致に伴う夢洲という地盤が軟弱なゴミ集積場を会場とする身勝手な決定で、建設費用が莫大なものに膨れ上がり、オープニングまでに建設が間に合わないという最悪の事態も予見されている。現状から判断すると反対運動も根強く、中止される可能性も少なくないが、何のビジョンもない岸田政権は危機意識に乏しい。個人的には、目玉もなく安全も担保されていないので、まず行くことはないと思う。地震や台風で甚大な被害が発生する恐れもある。このTVドラマは来年の大阪万博の景気付けもあって制作されたのではないかと思うと複雑な思いである。早く中止を決断してほしいものである。

また、テレ朝開局記念ドラマとしては、1989年の30周年記念ドラマであった「ドナウの旅人」が今でも印象深く残っている。これは、芥川賞作家である宮本輝氏の大作がテレビドラマ化されたものである。1985~1989年にドイツに駐在していた時、宮本輝氏と知り合う機会があり、愛読書にもなっていたからである。旅は、ドイツのフランクフルトからスタートし、ドナウ河に沿って旅するものだが、レストランや地名が実名で出てくるので、親近感が沸き、本を持って旅する楽しみもあった。テレ朝の開局○○周年記念ドラマは見応えのあるものが多く、いつも楽しみにしている。

 

番組予告編: https://www.youtube.com/watch?v=tueSXPL83Qw

 

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お墓参りと傘寿のお祝い

2024年03月18日 07時31分08秒 | イベント

 

3月17日は、母の命日で、お墓参りに出かけた。もう61年も前のことであるが、その年の3月は雪が多く、かなり屋根に雪が積もっていたことを覚えている。まだ、若かったので、ショックは大きかったが、法事やお墓参りの時しか、生まれ育ったところに行く機会がないのが残念である。行くたびに、住んでいた家の界隈を散策したりするが、代替わりがあるものの当時の人達が居を構えているので、表札などを見ると懐かしくなる。家の前の道路で三角ベースの野球をやったり、近くの川に魚取りに出かけたりしたことも鮮明に覚えている。当時は子供の目線で見ていた景色が今見ると道路も、川も小さく見えるから不思議だ。

11時に最寄駅まで兄に車で迎えに来てもらって、お墓に向い、お墓参り後は、近くの「かごのや」という和食レストランで、姉の傘寿のお祝いの記念ランチをとった。レストランは卒業した中学の近くにあるが、最近、大谷翔平の奥さんの卒業した中学が同じ町にあることがわかり、一気に、中学時代がフラッシュバックした。当時は、野球部に所属していて、サッカーがまだ流行る前だったので、女生徒に人気があった。野球の練習を校舎の窓から眺める女生徒も少なくなかった。車の中から学校やグランドも見ることができた。高校は男子校であったので、中学時代が良き時代であったといえる。高校・大学時代まで、今は無き実家から通っていたが、姉に母親代わりをやってもらったので感謝している。姉も傘寿を迎え、兄姉皆病気をかかえながらも、元気に生活できていることに感謝している。昨年、3人で熱海旅行に出かけたが、動けるうちに、今度は日光のほうにでも出かけたいと思っている。

 

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大阪万博開催不能?

2024年02月28日 20時43分39秒 | イベント

 

大阪万博については、ここ数ヵ月問題が次から次へと噴出し、ネットメディアはおろかマスメディアも取り上げざるを得ないほど深刻な事態になりつつある。もともと万博は大阪維新が大阪にIRカジノを誘致したくて、当時の自民党、安倍・菅氏と密約してその露払いとして誘致に成功したもので、当初からその杜撰な計画が問題になっていた。やばいと察知した橋下氏や松井氏は見事逃げることに成功したが、残された吉村府知事、横山市長は、必死に責任を日本政府に押しつけようとしている。日建連会長が大屋根リングを先に作ったら資材搬入の邪魔になるのでパビリオン工事ができなくなると苦言を呈した。また、ボランティア2万人募集も4000人程度しか集まらないという。もはや万博開催不能といえる。

運営経費の大幅膨張、壮大な税金の無駄、パビリオンの建設遅れ、お粗末な地盤沈下対策、350憶円もかかる大屋根リングの追加建設、一つ2億円という高額なトイレ、上下水道の未設置、非効率な地下鉄延伸、入場券の売り上げ不振、杜撰な台風・地震への安全対策、能登半島地震復興への悪影響、杜撰なアクセス対策、反SDGs、反省エネ、ボランティアのやりがい搾取、テーマの中身のなさ等々。問題だらけの万博は本当に開催されるのであろうか?一月万冊のネットニュースでは、そのへんの状況を詳しく解説してくれている。

 

一月万冊(2/27): https://www.youtube.com/watch?v=ysQk9bJa1ZU&t=1292s

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2月14日はバレンタインデー~異文化考察

2024年02月15日 13時28分18秒 | イベント

 

14日はバレンタインデーであったが、ここ十数年は全く縁がない。現役時代は、まだ義理チョコなるものもあったが、独身時代もあまり記憶に残るチョコの印象はない。バレンタインは、チョコレート業界の販売戦略の陰謀と理解しているので、ひがむわけではないが、積極的な好印象はない。日本では、バレンタインデーは女性から男性にチョコを贈り、愛を告白するというイメージがあるが、昔住んだことがあるドイツではちょっと違っていた印象がある。ドイツでは、バレンタインデーは、真逆で男性から女性にプレゼントを贈るということであった気がする。ドイツはチョコレートを世界一消費するチョコレート大国であるが、バレンタインにチョコレートを贈る習慣はなく、ドイツの男性が贈るのは赤いバラに人気があるようである。バレンタインにバラを贈るといっても、愛の告白ではなく、奥さんや恋人に日頃の感謝を伝える日であるという。そのため、日本とドイツのバレンタインデーの考え方自体がもう全く別のもののようである。ドイツではバレンタインデーはカップルまたは夫婦のための日ということもあり、シングルの人は特になにもしないようである。15日朝のテレビを見ていたら、タイでのバレンタインの模様を紹介していたが、ドイツと同じで男性から女性にバラを贈る習慣のようである。

バレンタインに限らず、外国に住んでいると異文化というか日本とは大分異なる風習を経験することも多々ある。ドイツでは、自分の誕生日は、ケーキで人に祝ってもらう日ではなく、自分でケーキを焼き、人に振る舞う日である。フランクフルト駐在中、何回か自分の誕生日には妻にケーキを作ってもらい、職場に持っていってスタッフに振る舞ったことを覚えている。日本では考えられない習慣であるが、まさに「郷に入っては郷に従え」で、When in Germany, do as the Germans do. である。「サービス」についても、日本人とドイツ人の考え方に相当な違いがあることを何回も味わったことがある。ドイツ人の異文化やサービス観については、2018年5月31日のブログでも書いたことがある。参考までに、下記に繰り返し記してみると、

『自分の実体験に基づいてドイツ人はどんな人種なのかを考察してみた。まず、ドイツ人は正義の味方であるように見える。道路に車が違法駐車されているところを目撃したら、彼らは、警察に通報する。違法駐車で道がふさがれていたら、他の車の進行の邪魔になるので、正義の味方の思いで通報するのである。悪くいえば、密告が好きな人種である。また、何かあると口頭注意ではなく、すぐ手紙を書く。自分自身、何回か手紙をもらったことがある。マンション前の空き地で子供がボール遊びをしていたら、近所の誰からか知らないが、ボール遊びは通行人を傷つける恐れがあり、危ないからやめるようにという趣旨の手紙をもらった。また、会社で、数日間、自分のデスクの回りに日本から届いた数箱の荷物を置いていたら、組合の委員長でもあるスタッフから職場環境整理の観点から、荷物を片付けるように、会社宛てに手紙が届いたこともある。

ドイツ人も日本人も真面目であることは共通している。ラテン系であれば、時間には遅れるし、いい加減なところが目立つが、彼らは申し訳ないとか悪いとかは思っていない。それに比べると、ドイツ人は、いい加減なところはなく,日本人の同じく真面目であるといえる。しかし、そのメンタリティは全く異なる。ドイツ人は言われたことはきちんとやるが、言われないことはやらない。日本人は、言われたことは勿論ちゃんとやるが、言われなくても相手の気持ちを汲み取るマインドを持って行動するのである。特に、サービスに対する考え方は全く異なる。例えば、機内で持参したお弁当を食べている人に対し、日本人のCAなら黙ってお茶をサービスするが、ドイツ人CAは何もしない。それは、その人がお茶を欲しいと言ってこないので、何もしないのである。お茶が欲しいと言われれば、きちんとサービスする、それで100%合格なのである。以心伝心とか忖度とかはドイツ人は無縁である。日本人は、駄目でもそこを何とかというサービスを要求するが、ドイツ人には通用しない。

サービス向上月間とかいって、特定期間、より一層サービス向上に努めようとかいうキャンペーンは、日本人なら受け入れてもらえるが、ドイツ人には受け入れてもらえない。ドイツ人に言わせると、日々、ベストを尽くしてサービス向上に努めているから、特定期間だけキャンペーンをやるなんて理解できないという。普段、できていないというなら、上司はその都度注意すべきであるが、何も注意されていないという論理である。本社から送られたサービス向上キャンペーンのポスターを貼ろうとしたら、ドイツ人スタッフから拒否された。どうしても貼りたいなら、恥ずかしいので、お客様から見えないところに貼れと言われたものである。これは、ドイツ人が悪いということではなく、メンタリティの違いから来ていると思われる。しかし、サービスに関しては、日本を含めたアジア人のサービスマインドの方が欧米的なサービスよりはるかに個人的には優っていると考えている。』

 

 

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