平日の日課の一つが、アマゾンジャパンのオフィスでバナナ1本を無料でもらうことである。アメリカのシアトル本社で社員及び地域住民向けにバナナを無料配布していることに習い、日本でもこの品川オフィスだけが2~3年前から始めているサービスである。当初は、1日1回の配布であったが、今は、アマゾンのスタッフが増え、時差出勤も導入されているとのことで、1日2回、朝は8時頃から、午後は2時頃から配布されている。バナナスタンドと書かれたワゴンの車に大きめのバナナが置いてあり、一人1本無料でもらえる。人数が増えた分、用意された本数も増えて、毎日数百本くらいはあるようだが、朝の部は9時半頃にはなくなる。無料配布が知れわたってきたので、地元住民も多数押しかける。
平日は、朝9時からネット証券で株の値動きを確認後、自転車で3-4分のところにあるアマゾンでバナナをもらい、その足で近くのスーパーで朝の買い物をするのが生活パターンとなっている。最近バナナも高くなり、大きめのものは1本40円位するので、ありがたく感謝している。しっかりした地元の人は、一人1本なので、子供連れで来ている人もいる。当初は、こんなサービスはいつまで続くのかと思っていたが、もう2年以上続いているので、アマゾンの地元住民への貢献には頭が下がる思いである。
また、やはり自転車で3-4分のところにイオンがあり、時々、買い物に出かける。地下にスーパーとフードコート、1~3階に衣類、生活用品、電化製品、書籍、おもちゃ、100円ショップと何でも揃っている。20日と30日は、お客様感謝デーで5%割引、15日はGGデーで65才以上は5%割引、アプリ会員になっているので、月に1回は5%割引となる。
また、イオンの株を持っているので、株主優待制度で、購入額の3%(株数の多い人は、4~7%)が後日キャッシュバックされる。また、2階にイオンラウンジが設けられていて、月に5回ほど、1日30分利用できる。昔は、新聞雑誌もあり、飲み物も自由で、お茶菓子もあり、回数制限もなく、家族も利用できたが、今は、コロナ後は、厳格な運用に変わり、利用しにくくなっている。スマホでの予約が必要となり、本人のみ(一人のみ同伴可能)で、回数も時間も制限されるようになった。飲み物も1人一つと制限されたので、パックのジュースやペットボトルのお茶をもらい、10分程度休んだ後、持ち帰ることにしている。タダでもらえるものをもらわないと損した気分になるから情けない話である。
2023年1月に次いで、1年振りに居間にある幸福の木に花が咲き始めた。予想もしていなかったが、気がついたら、独特の臭いを発しはじめていた。前回は、鉢にある2本とも花が咲いたが、今回は1本のみであるものの、ここ数年は、2005年、2011年、2016年、2018年、2019年、2020年、2023年とかなり頻繁に開花している。ドラセナは幸福の木と呼ばれ、幸運の証とも思われていたが、どうも実際は違い、早く幸福が来てほしいほど厳しい状況にあるということを意味するようである。きちんと水遣りしたり、植物の環境を整えたりすることをやっていないツケかも知れない。日本の気候では滅多に咲かないとも言われており、花が咲くのは木が弱っているからとの説もあるが、毎年花を咲かせているので、我が家の場合はそうかもしれない。
2011年の時は、紅白歌合戦の観覧チケットが当ったが、どうも最近は芳しくない。2024年は、幸福の木が花を咲かせている一方、能登半島大地震、羽田空港衝突事故から始まり、不吉な予感もする。政府による被災地対応は明らかに不十分で、いまだに200人近くが行方不明であり、積極的対応は見えて来ない。いち早い台湾からの救援申し出も現地の受け入れ態勢が整っていないとして断っている。残念ながら岸田政権は全く機能していないように見える。皆が心配している震源地近くの志賀原発がどうなっているかの報道もほとんどない。上川外相がウクライナを訪問し、アメリカのポチとして、いろいろ支援を約束しているようだが、まず日本国民の救援、支援に力を入れるべきである。大阪万博への無駄遣いをやめて、能登半島地震の被災地への救済を優先すべきとの声が出ているがもっともな話である。幸福の木は、朝はしぼみ、夜になると何ともいえない強い香りとともに花が咲くが、耐えられないほどの香りというか臭いなので、満開を控え、誰もいない空き部屋に移したほどである。我が家の幸福の木は、今の自民党、岸田政権のお粗末さに警告を発しているような気がしてならない。
写真は、1月8日現在の開花状況
お正月の三が日の生活パターンは毎年大体決まっている。元旦は、ニューイヤー駅伝の視聴、年賀状やりとり、2日は、箱根駅伝の沿道応援後、イトーヨーカドーで干支(辰)の置物プレゼントをゲット、3日は、やはりイトーヨーカドーでオリジナル根付プレゼントをゲット、箱根駅伝の復路の応援で基本的には家でゆっくりとテレビやユーチューブを視聴するというもの。箱根駅伝は、お正月の風物詩として定着しており、視聴率も他の駅伝の比ではない。今年は青学大が圧勝した感じで、あまり見どころはなかった印象である。今年は、2日に子供家族全員が我が家に集合し、8人全員でお正月を迎えた。次男がタイに駐在しているが、年末年始の一時帰国で全員集合が実現したものである。普段はふたりだけなので、8人も集まるとおせち料理やら妻への負担は想像を絶する。年末から風邪気味であったので、薬を飲みながら、何とか集まりの会は無事終わった。これから何度皆で集まれるかわからないが、今集まれたことに感謝したい。
今年のお正月も平穏に過ぎるかと思いきや今年は、元旦から能登半島地震のニュースで心を痛め、嫌なスタートと思っていっところ、2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁機が滑走路上で衝突するという前代未聞の事故が発生し、炎上する機体を見て愕然とした。鶴丸が炎上しているシーンはあまりにショックであった。乗員乗客379人の内、14人が軽い怪我を負っただけで、無事緊急脱出できたことを知って安堵したが、まかり間違えば大惨事になるところであったので、まだ幸運だったともいえる。機内には白い煙が立ち込め、機体は炎上して、真っ赤な炎が出ている中、整然と全員が緊急脱出できたことは奇跡的なことと英国のBBCは報道したようである。炎に包まれた中では、我先にと非常口に人が殺到してそこで事故が起こる可能性もあるのに、短時間でほぼ全員が脱出できたことは、冷静沈着なキャビンアテンダントの誘導のおかげだと思われる。緊急脱出の際、滑り降りてくる乗客を下で受け止める役は、CAではなく、一般の乗客であるから、その乗客のアシストも評価される。脱出シューターは予想以上に急こう配で、降りる時に尻もちをつき怪我するケースがよくあるので、大変スムーズな脱出劇であったような気がする。管制官と海保機のやりとりミスが原因の疑いが強いが、JALのみが記者会見して謝罪していたことに違和感を覚える。国交大臣や岸田首相は何をやっているのであろうか?年始の繁忙期を襲った今回の事故で羽田空港を中心に欠航やら遅延やらで飛行機の運航が乱れているのも忍びない。海保機の乗員5人が亡くなったことは痛ましいが、早く原因を究明してほしいものである。
ついに2023年も大晦日を迎えた。大晦日には近くの品川寺(ほんせんじ)で1867年のパリ万博にも出展されたことがある由緒ある梵鐘で除夜の鐘を突くことを恒例としている。この梵鐘は、1657年、徳川家綱(第四代将軍)により徳川家康、秀忠、家光の供養のために京都三条の鋳物士 大西五郎左衛門が鋳造し、寄進されたものである。鐘身には京都七条の大仏師 康斎が六観音像を浮き彫りにし、観音経一巻が陰刻されている。その梵鐘は万博出展後、行方不明となったが、その後ジュネーブで発見され、1930年にお寺に戻されたことから、「洋行帰りの梵鐘」と呼ばれている。紅白も面白くなさそうだし、早めにお寺に行き、年越しすぐに除夜の鐘を突くことにしたい。また、それに先立ち自分の納骨堂がある近くのお寺では、4時から除夜の鐘をつくことができたので、一足早く鐘をつき、辰年にちなんだ粗品をもらった。
世界的には、ロシアのウクライナ侵攻は相変わらずだし、イスラエルとパレスチナのハマスとの戦闘も収まる気配はない。新型コロナは、一段落した感があり、マスクを着用しない人も増えているが、発症件数はそんなに減っているという印象はない。逆に、インフルエンザにかかる人が増えており、感染症には相変わらず注意を要する。国内的には、安倍派の裏金問題が発覚し、政権中枢にいる幹部が軒並み巻き込まれており、政権を揺るがすところまで来ている。自民党にとっては、過去最悪の年末年始を迎えているものと思われる。本来であれば政権交代が起こるほどの大疑獄なのに、そのような動きにならないのも情けない話である。安倍一強時代の弊害がここに来て爆発している感があり、独裁的な安倍氏の悪政が浮き彫りになっている。2023年は総じてよくないニュースが多かった気がするが、安倍氏がトランプに約束してしまった防衛費倍増、物価の上昇、円安、株価下落、ジャニーズ問題、木原事件、大阪万博問題、自民党の裏金問題と挙げればきりがない。いいニュースはWBCでの日本の優勝、大谷選手の活躍くらいしか浮かばない。
個人的にも、不整脈を発症したり、コロナに感染したり、親族が亡くなったり、海外旅行にも一度も出られず、あまりいい年ではなかった気がする。しかし、無明の闇が近づいている中、何とか今年も大晦日を迎えることができたことに深く感謝したい。今年も除夜の鐘をしっかりたたき、108個の煩悩に悩まされることなく、新年に望みをかけたいところである。
大晦日といえば、毎年思い出されるのは、1999年(50回の節目)の紅白歌合戦の奇跡的ないい席での生観覧の実現、翌朝の明治神宮ㇸの初詣、羽田発札幌行の飛行機からニューミレニアムの初日の出等激動の年のことである。あれからもう24年経つのだから、Time flies.を痛感する。一生分の運は1999年に使い尽くしたが、これまでに貴重な経験をたくさん得たので、経験の配当を味わいながら、新しい年を迎えることとしたい。来年こそ久しぶりに海外にも飛び出してみたい。「今日がいちばん若い日」(ダ・カーポ)なので、「最高の人生の見つけ方」(吉永小百合・天海祐希)を実践し、「我が人生に悔いなし」(石原裕次郎)という思いを持ち続けたい。今年一年お世話になりました。来年は、ぼちぼち徒然なるままに日暮しの世界で行きたい。
23日次男の奧さんと孫たち二人がタイから帰国し、賑やかなクリスマス・年末を迎えている。普段は二人だけの静かで穏やかなひとときだが、今年は、一気に6人となった。次男は、年始に戻り、引き続きタイに駐在予定だが、家族揃って年末年始を日本で迎えることになった。帰国後の住まい、家具・電化製品・生活用具などの手配に加え、新しい仕事の段取り、子供の保育施設手配等することがあまりに多いので、当分多忙が続くと思われる。こちらも孫の面倒を見たり、食事の手配をしたり、多忙を極めることになる。自分達の経験からも帰国後はすることがいっぱいあるので、可能な限りお手伝いする予定である。ちょうど妻が仕事をやめたばかりで、タイミングはよかったが、のんびりどころか超多忙な年末年始となりそうである。この年末年始は、食事も洗濯も普段の3倍となるから、賑やかはいいが家の中はオモチャや荷物で足の踏み場もない状況になっている。
34年前にドイツから帰国した時を思い出すが、自分の場合は、持ち家のある東京ではなく、名古屋であったため、借上社宅に入居するということで、家探しをする必要がなかったのは幸いであった。家の広さも、ドイツ時代より10m2以上広くなったので、物の収容には特に苦労しなかった。次男の場合は、家族だけの先行帰国のため、東京に戻る保証もないまま、家探しはじめ大変だろうと思ったが、住む家と保育施設は、すでに帰国前に、リモートで手配したというから、すごい世の中になったものである。タイでは、広い家に住んでいたが、東京では、大幅に狭くなるので、窮屈さに慣れるまでは大変だろうと思われる。子供たちの環境の変化も大変だろうと想像される。新居は、我が家から30~40分のところにあり、近くに大きな池や公園があるので、いい環境にあり、保育園も近くのところに入園できたようである。
12月7日の木曜日にカレンダーの郵便物を品川区から練馬区に送ったが、着いたのは、11日の月曜日であった。郵便物は同じ都内でも翌日には届かないし、土日は配達中止となっているから、4日後の配達となったものと思われる。配達員のマンパワー不足かも知れないが、土曜配達が中止されたサービスダウンは痛い。同じ都内なら翌日配達は不可能ではない気もするが、今は実施されておらず、土日が間に入ると4日後になってしまうから、気をつける必要がある。
今までに、EMSを使ってタイに小包を送ったことがあるが、早い時は5日後くらいに届いたことがある。国際郵便は、土日も稼働しているので、下手する東京都内への郵便とタイへの国際郵便が届く期間があまり変わらないことが起こる。また、昨今宅配便が頻繁に使われているが、郵便物よりだいぶ早く先方に届くので、信頼性がある。また、アマゾンや楽天等のネットショッピングを使うことも多いが、特にヨドバシ・ドットコムは、夜に注文しても遅くとも翌々日には届くことが多く、大変便利である。宅配業界でも配達員が人出不足の問題をかかえているようであるが、最大のガンは再配達の問題であり、置き配制度の充実化がカギとなろう。
我が家の郵便物の到着は、夕方6時以降が日常化しており、夜7時を過ぎることも頻発する。昔は、5時頃までには配達されていたので、極めて不便を感じるし、郵便サービスの信頼性が揺らぎつつぁる。配達員の不足は、恒常的なのであろうか?賃金が低く、成り手が少ないのかも知れない。宅配業者との競合も激しく、郵便は、ゆうパックも含め苦戦していると思われる。最近出回っているゆうゆうメルカリ便やゆうパケットポストminiは、特に年寄り世代にはあまり知られておらず、もっとちゃんとPRすべきである。安く小物を送れるポストmini専用封筒が郵便局でずうっと在庫切れとなっているみたいで利用できないが、郵便局事業の怠慢と目に映る。
10月半ばに入って、やたら忙しくなっている。いろいろすることが重なっており、机の上は書類が散乱している。現役リタイヤ後は、暇な自由時間がいっぱいありそうな気がするが、現実はそうはいかない。忙しくて仕事などする暇がないともいえる。普段は毎日することはあってもそこそこ落ち着いて段取りできるが、いろいろ重なってくると、まさに”Too many things to do”で、ペースが乱れ、体調も崩れがちとなる。
今忙しい要因を挙げて見ると、いつもの業務として、家事業務(買物、洗い物、洗濯、風呂掃除、料理の一部等)、株の売買業務、ブログの作成(毎日)、HP(ホームページ)の更新、卓球クラブの練習(月、金)、テニスクラブの予約手配、練習(水)等々に加え、
付加的業務として、フランスからのゲストのケア・英語観光ガイド(2週間)、12月以降の国内、海外旅行計画、海外ロングステイ計画、区の健康ポイントプログラムへの参加、子供家族の帰国準備ヘルプ、様々な終活業務(含む自分史の完結)、卓球クラブの総会、大会、合宿の準備及び今後の運営体制の検討等々。
全くの健康体であれば、やることがいっぱいあっても対処可能かもしれないが、体にガタが来ている中なので、病院通いもあり、ますます忙しくなる。吉永小百合と天海祐希主演映画の「最高の人生の見つけ方」ではないが、「死ぬまでにやりたいことリスト」の作成に取り掛かっている。竹内まりやの主題歌「旅のつづき」も実践しようと計画している。ニュースネタでは、木原事件、ジャニーズ事件、大阪万博問題に強い関心があり、ネットからの情報収集も忙しい。同年代の谷村新司の急逝もショックだが、ダ・カーポの「今日がいちばん若い日!」を肝に銘じて、忙しい毎日を過ごしていきたいところである。
「旅のつづき」(最高の人生の見つけ方): https://youtu.be/CGxUsboDKzc?si=Quk-3sXLDxdl3xp0
「今日がいち ばん若い日!」: https://youtu.be/e2Fyr1bl59w?si=NvpDA5iMACFppZYh