hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

尖閣諸島、日本の持論?

2012-09-05 07:12:40 | 日記
 日本が、俺のものだと騒ぐ裏付けとなる論拠は、旧帝国の侵略行為を一部正当化し、
この100数十年の自らの言動を押し通そうとしているに過ぎません。

 この間に、日本が成して来た侵略行為への反省は全くありません。 日本はチャンスがあれば、今も尚、領土を拡げる野心を捨てていないよいう意思表示です。

 この領土を拡げると言う野心は、どの国にも共通していますから悪いとは言いません。ですが、その本音を隠して正義を通しているかに見せる、似非行為に不満と不信を感じるのです。

 元々、琉球を滅ぼし侵略させてきた日本が得た領土です。 はっきりと、そう宣言すれば良いのです。 もし琉球という国家が現存していたら琉球の領土であった事に異論を挟む余地は無いでしょう!

 自分達に都合の良い言い回しで正義の旗を振り回す本音を見抜かれているから、足元を掻き乱されるのです。 侵略した満州を取り戻され、アイヌの地もロシアに支配されかつての日本の勢力を少しでも守りたいという本心は見え透けています。

 100数十年より以前の事を持ち出されれば、日本の主張は無理があります。 その上に戦後のアメリカを中心とした連合とのやりとりを盛んに主張しますが、だから世界全体が日本の主張する権利を認めていたことにはなりません。

 旧琉球民族は、沖縄を中心に台湾、中国、韓国に散らばっています。 自分達のエゴを押し通すばかりでなく、現在の日本にとって何処まで近隣諸国が受け入れてくれる権利であるかを見極めての説得が大切です。

 自分達が過去に為してきた侵略行為の一部を認めろと言っているに過ぎないことを認め、世界の国々は今も尚、その延長線上にあるという事を明確に表現してこの領土が日本と言う国の権利の範囲にあるという主張に切り替えて説得すべきです。

 詰まるところ、琉球民族の怨念が、この領土問題に見えない要素として影響しているような遺恨を感じるのです。