hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

パナソニックの三洋切捨て!

2014-01-08 11:42:56 | 日記
 三洋が消えていきます。 自然淘汰は資本主義の必然ではあるが、永年勤めた人達には悔いも残ろう! パナソニックの都合なのであろう! 元来、松下電器から独立の形で創業された三洋電機ではあったが、最終的には子会社化されて切り捨てられた。

 日本の大企業もピークを過ぎて末期的な時代に入ったと言って過言ではないだろう! 世界で活躍出来るのは、自動車産業の一部と金融の一部以外は、いつ消えても可笑しくは無い。

 今後の日本は、ユダヤと同じ運命か? 形の上では、島国で侵略という形にはならないが、金融と資本の中でゾンビぼように生き残るユダヤ資本と同じ図式になるような!

 イスラエルほど小さい国ではないが、資源も食料も不足する1億2800万人の日本人が生き残るには、世界でゾンビになるしかない。 イギリスのように世界に縋り寄る多くの王室国家を有している訳でもなく、近隣諸国からも好かれない現状では、生き抜く道は限られる。

 その上に、今回のように内部でのエゴの剥き出しで足を引っ張り合うような保身である。 大企業の中でも大半が同じ傾向にある。 中枢だけが生き延びる為に、お荷物を切り捨てるという安易な対応が最善と考える。

 この傾向が拡大すれば、現在の格差の拡大が極限に達する。 行き着く先は、国内産業の崩壊である。 殆どの国民が蓄積した富を使い果たし、その日の暮らしの為に只管、働く日々が来ます。

 今回、三洋から離れる社員も半数以上が、この部類に入って今後を暮らすことでしょう! この度の三洋は氷山の一角で、今後も増加すると予測します。

国民の収入は増えるか?

2014-01-08 00:07:40 | 日記
 一部の好業績な企業の給料が増えるのは当然ですが現実には、ほんの一部です。 それも優先順位言えば、4番目か5番目だから稀にという状態である。

 アベノミクスと言われる現状で恩恵のある企業もあろうが、経営者に何処までの自覚があるのかが問われる賃上げと言う事になるのでしょう! ゼロ金利に慣れ切った金融機関と同じで、低賃金の旨みに浸った経営者が簡単に基本給をアップするとは考え辛い。

 私の予想では、基本給までUPする企業は僅かで、一時金のような部分の支払いを増やして御茶を濁す対応が殆どであろうと推測します。 それも限られた、恩恵の大きい大企業が中心で中小企業に至っては大企業からの、お零れが頂戴できない限り賃上げは難しい!

 本来は政府が、給料UPと同時に下請けや中小企業への対応にも配慮を促さないと、世間向けだけを考えて、微々たる賃金UPを見せかけるパフォーマンスに終始しそうです。 取り敢えず政府の要望に応えた振りをする。

 経営者の理念の問題です。 国を考え、国民を考え、会社を考え、従業員を考えられる経営者であるのかという問題です。 

 今後の日本が世界でどういう立ち位置に立つのか? 日本人が考える立ち位置の感覚と世界が見る日本の印象の間に、どれ位の差異があるのか?

 日本経済全体の将来に対して何を考え、何を必要とするのか? その為の優先順位が理解出来ているのか? 大所、高所から目を配れるのか? この1,2年が分かれ道になるだろう!!

 過去25年間に失った国民の年間収入130万円! ここ数年で、せめて2分の1位は回復させる必要がある。 収入減だけではない。 負担増の部分も大きい。

 全ては、バランスの問題である。 過ぎたるは及ばざるが如しとは、良く言ったものである。 過ぎた弱い者虐めや格差拡大は、全体の為にはならないと言う事を身に沁みて自覚すべきです。

 日本の現在の経営者連中に、その認識が在るようには思えません。 大変、危惧します!!