hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

思考の柔軟性と偽り!

2014-01-14 09:02:29 | 日記
 最近、特に酷い例外とか特例とか言う拡大解釈で誤魔化したり偽る嘘が横行しています。 柔軟に考えると言う事と、誤魔化すと言うのは別です。 挙句の果てに脱法とかグレーとかと表現して違法ではないけど悪い事という扱い。

 法律や規則に例外や特例などは最大限、作ってはいけないのです。 こういう例外を作ることが柔軟に考える事だという勘違いです。 これは明らかに騙しであり誤魔化しです。

 社会の決め事は出来る限り明瞭でなければいけません。 巧みな言い回しで違法を脱法とかグレーと言い換えて誤魔化すと言う狡さです。

 賢いとズル賢いは違います。 これを、ごちゃ混ぜにして賢いように見せかけているのが現実です。 表現は色々です。 拡大解釈とか、例外とか、特例とか。

 ズル賢く誤魔化す事が賢明と思わせる悪巧みです。 社会のシステムにも波及しています。 訳の判らない集団を作って特殊法人とか非営利団体とかは、この典型です。

 世の中には、どうしても柔軟に対応しなければ出来ない事もあります。 盗っ人にも三分の理と言うような言い方も、この延長です。 

 法律には原則として合法、違法しか有ってはならないのです。 此処には、人間の持つ狡さと怠けという習性が、根底に在るのです。 この混乱が、現在の曖昧で不明瞭な日本社会を原因です。

 皆さんの心の中にも在るのでは? この誤魔化しが、駄目人間を創造するのです。この習性を賢さの証明であるかのように見せ掛ける。 日本語の複雑さから来ているのか? 作り出す日本人の本性か? 

 こういった問題は、ほとんど取り上げられることはありません。 しかし、この曖昧さを放置したままに成長や発展は有り得ません。

 グレーも脱法も不要です! 法律に特別扱いは要りません!


サントリーのビーム社買収!

2014-01-14 00:01:20 | 日記
 世界中で始まる買収! この活動は日本の企業だけではない。 される側も、する側も企業が特定の誰かの物ではなくなったから当然と言えば当然である。

 日本の企業の中にも海外資本が沢山入って来ている。 日本の金融資産がファンド化して世界を駆け巡る時代になる。 下々には縁の無い話である。 それにしても今回のサントリーは破格である。

 1兆6000億からの大きな買収である。 相手がアメリカの企業の場合は高額になる。 経済規模の違いもあって資本金も大きいから当たり前であろう。

 結果、どちらの比重が大きいかで、日本の占める比率が変わって来る。 昨今は、ジャブジャブの金融緩和で、過剰に資金が回っているから、設備投資よりも買収資金で回した方が手っ取り早い。

 特に日本では、国内の経済は拡大も成長も難しい。 上手く回して投資で利益を上げる方向に進む資本家が増えるに違いない。

 次なる買収は何処だろう? どんな業界にも有り得る巨大買収である。 一時は、IC業界が凄かったが、生産業にも広がって来たようである。

 それにしても1兆円を超える金額の買収は、そんなに度々あるとは思えない。 サントリーの企業資産がどれだけの額かは調べていないが、10兆円とすれば、その6分の1の投資である。

 どこまで成功するかは先にならないと不明です。 資本家の道楽で終わるケースも多いです。 勤労者や下々には遠い世界の話ですね!!