マー君、ヤンキースへ！

　２４勝０敗という、輝かしい成績を背景に最高の条件でメジャーに行くマー君！　これまでに投げ過ぎたというが彼の持てる力から見れば、余裕ある経験でしかないと思う。

　ただ、メジャーでも間違いなく期待される通りの成績が一年目から残せるかどうかは不明である。　個人的には１５勝はして欲しい。　最低でも、それくらいの数字を残さないとメジャーでは厳しいブーイングの標的になる。

　メジャーでは１６０ｋの直球でも棒球なら簡単に打ち返す選手が沢山居る。　巧みに変化する直球が必要である。　それも１５０ｋ後半の球でないと通用しない。　日本のプロ野球と微妙に違う部分である。

　斉藤隆投手が結果を残せて、上原投手が抑えで成功！　ダルビッシュ君は、それなりの成績！　松阪君も期待ほどには勝てていない。　まだ若いから、１０年以上頑張れる。

　焦らず大リーグの選手の癖を掴みながら、無事に投げ続けて欲しいものだ。　大リーグで２０勝は、簡単では無い。　ダルビッシュ君は多分、俺の方が上だと思っている。　それほど簡単では無いぞと言いたいだろう。

　二人の違いは、勝ちへの拘りの大きさかも？　勝つことに拘るマー君と、三振を取ることに拘るダルビッシュ君というところか？　

　今年、一年が楽しみである。　野次馬は勝手に騒ぐであろうが体を壊しては何にもならない。　兎も角、７年の契約である。　真っ当に過ごせれば、マー君の残りの人生は付録のようなものになる。

　大きな期待は、プレッシャーでもあるが励みにもなる。　頑張れ、田中君！！

国連、シリア和平の効果は？

　ずっと、パフォーマンスに終わっている国連での和平会議！　何事にも形だけの茶番とも言える会議を繰り返し、今では期待する国も人も皆無の状態にある。

　代表的にはイスラエル、パレスティナの問題だが、殆ど無力といわれても仕方が無い状態である。　それは国連憲章という基本だけの謳い文句で、実行力も影響力も殆ど無いに等しい機関だからだ。

　本来は、世界を取り仕切るような世界の警察的な役割が期待されていた。　ところが、そこに在るのは各国のエゴのぶつかり合い。　確かに宗教や思想の違いがあって、統一されるような筋道を決めるのは難しいであろう！

　ところが、そういった方向に向う努力が一切見られず、常任理事国や有力国の都合の良い仕組ばかりに拘って、理想とする理念や思想が全く、育たない。

　その裏に在るものは、本音は国連に携わる者の利害優先である。　建前は国家を挙げながら、国連や国での立場を守る保身ばかり！　そこには権威と、それに伴う利権がある。

　根底から理想とするような機構に変えれば、自分達の利権を失うことになり兼ねない。　互いの国と要人のエゴばかり守ろうとするからである。　

　シリアの内戦も、バックにアメリカとロシアの思惑があって、本気で和解をする気は無い。　和解を得て名誉を得るのも、挫折して内戦が続くのも、どちらにも魅力が在るような現況だからである。

　だから全く本気度が感じられない。　世界中が皆、そう感じている国連である！　人類が求めていた国連の姿とは程遠い実情だ。　

　まず、何の効果も挙がらないであろうし、挙げるつもりも無いのだろう！！