オウム裁判の意味は？

　オウム裁判での裁判員裁判の意味は？　誰の為の裁判か？　裁判員裁判そのものの価値も不明だが、何か本末転倒の注目を集める為の演出ではないのか？

　何事も注目を集めれば、その行為そのものの価値が上がるという勘違いのように感じます。　いずれ裁判員裁判は必ず見直される時が来る。

　法曹界全体が病んでいる。　病んでいる本人は気付かない。　注目を集め、より一層お金を掛けさせれば、自分達の付加価値が上がると言う思い込みである。

　その背景には、人間の本能の怠けの習性が潜んでいる。　精神的にも負担を減らし仕事も減らして楽が出来るシステムを作り上げているに他ならない。

　司法と言う、神に代わって人を裁く事を職務とする法曹界である。　庶民を参加させると言う名目での正当化で一般市民に職務を委ねる。　それも一番判断が難しい刑法に限っての裁判員である。

　寧ろ、必要なら民事の方であろう！　刑事に限るところに彼らの本心が透けて見えるのだ。　法曹界が注目され、仕事は楽になって経費も収入も増えるシステム作りである。

　医療の中にも、防災にもボランティア的な分野を増やし、より安い報酬で人を使えてより大きな搾取が出来るシステムである。

　こういった仕組は、昔から沢山あるが現代は、特殊な法人や団体として膨大になりつつある。　昔は町内会や消防団！　今では非営利団体や任意団体。

　この得体の知れない化け物を官民、挙って賞賛すると言う御都合主義である。

　民主主義の社会としては、完全に腐敗の体質を増大している事に気付けない日本である。　再び、大戦のような衝撃的な事態にならない限り、この流れは変わらないであろう！