ブナ科 シリブカガシ
北限は京都の保津峡辺りらしいです。ここ椿洞ではどんぐりの木ばかり集めて植栽されている場所が有りそこの一本です。このドングリは2年で育ちあがります。まだ小さいのが沢山ついていますが育ち切らないでしょうね。どんぐりのお尻の部分が窪んでいるのでこの名前「尻深樫」シリブカガシとなりました。生食できるどんぐりの部類です。
シリブカガシ雄花
雄花が一斉に咲いていました。雌花には気が付かなかったけれど今度行ったら見てみよ~~ッと。栗の花と同じような臭いがします。蜜を求めてか花粉目当てなのかクロオオアリが何頭も取り付いていました。
クロオオアリ
多分蜜が目当てなのでしょうね?花穂の先を手で触ると振動が伝わるのか直ぐに手まで駆けつけてきて手のよじ登ります。しっかりとガードマン役をやっています。少しの振動でも駆けつけるのですから害虫がやってきたら直ぐに退治するのでしょうね・・・持ちつ持たれつのいい関係です。